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軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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実に400件以上もの投稿が合ったようで盛況のうちに終わったようです。
楽しかったですね。
もちろん、全部は見てないですが、ざらっとみて目に付いたものや気に入ったものの感想などをしたいと思います。

●手書き
・八雲系 祭り

相変わらずせっちんさんは面白い。
てか、全部繋がるんかいww

・黄色の貴公子が幻想入り

幻想入り二次創作注意。これはワリオ。
絵の描き方が素朴で好みですね。

・永遠亭人気アゲアゲ作戦

話自体はあっさりしているけど、いつもどおりのドSのmakotojiさん。絵もいつもどおりのヘタレ絵。
秋姉妹めっさいい人ww

・くれよんっぽいマンガちょっとだけ

話自体は普通のやおい話。
でも、絵がの塗り方が素朴でいいです。今後に期待の人。

・東方えんがわ まったり日記

霊夢と魔理沙とチルノのまったりハートフル。
霊夢といえば多くの動画でクールでちょっと冷たい感じの印象が強いけど、たまにはこんなお母さんみたいな母性溢れる優しい霊夢もいいなあとか。

●ゲーム
・東方地霊殿Phantasmを実際に作ってみた

架空の東方キャラ(VIP発祥)河城みとり。
こういう風に企画が一人歩きして全体を巻き込むのがVIPの面白いところだと思う。
まあ、実際にあっても不思議がないほどに東方らしい出来。キャラも会話も弾幕も曲も。
つまり、私にはクリアできないわけで……

・東方臑茶魔を作ってみた

スネ夫幻想入り。
ていうか、あのBGMをZUN曲風に変えれる人がいるとは思いもよらなかったww
すげえwwwww
弾幕もちゃんとなってるし……発想に驚かされます。

●アレンジ
・稲穣る東風

「稲田姫様に叱られるから」のCLANNAD(東風 -piano-)風アレンジ。
まったりさわやかでいい曲です。
もちろん、曲だけじゃなく動画も。

・【オーケストラ風】童祭 ~ Innocent Treasures【大体オーケストラ】

童祭のオーケストラ風アレンジ。
もともとゆったりした曲なんでこういうのは非常にあったアレンジですね。
欲を言えばもうちょっとメリハリつけてほしかったかも。壮大さがいまひとつというか。

・cloudy melancholy

深夜のラジオのようなしっとりアレンジ。
「万年置き傘に御用心」は騒がしいので好きになった曲なのだけれど、たまにはこういうのもいいかもしれません。

・Garden of nether world

広有射怪鳥事~Till When?のテクノ風アレンジ。
広有射怪鳥事自体は私はあまり好みの曲ではない(それに東方妖々夢のほうが妖夢の曲として印象が強い)んですが、これなら聴けるなあ。

●MAD
・東方故郷想 ~ Dear my Faraway and Nearest Home

萃香視点から見た地霊殿(2番装備)。マッキーの「遠く遠く」の東方MAD。
まさかのパル萃。
パルスィも萃香も勇儀も好きで、勇パルがいまひとつ合わない私でもこの発想はなかった。
でも、これがまたいい。発想がなかったのが悔しいぐらい。
「パル萃は俺の故郷」

●演奏してみた
・【東方電気笛21】童祭 ~ Innocent Treasures

スク水ジャスティスの人。
神主のテーマながら、さすがに神主にスク水を着せる暴挙には出なかったようだww
歌詞がついてるのがいいですねぇ。そして「向こう側」を描いているのもいいです。
こういう過去作を振り返る感じのは大好きですね。総集編みたいなの。


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ワンピース、ドラゴンボール、烈火の炎、幽々白書、ダイの大冒険。
こういったバトルものの漫画には多くチートと呼べるキャラクターが出てきます。
他のキャラクターには真似できない特技を持っていたり、はたまた純粋に圧倒的な強さを誇ったり。
時としてこういったキャラクターを出しすぎると非難の対象ともなりますが、多くの読者(漫画に限ったことではなく、ゲームでも小説でも)は「俺Tueeeeeeeee!!!!!」は基本的に大好きです。
私も嫌いじゃありません。ですから、そういうものを批判するつもりは毛頭ありません。念のため言っておきますが。
問題はこういうチートキャラが活躍するのに必要なキャラクターがいるということ。
それはタイトルどおり「非チートキャラ」とでも呼べる存在です。
それは例えばドラゴンボールであったらヤジロベーであったり、ミスターサタンであったり、ワンピースであったらウソップであったりナミであったりです。
こういう非チートキャラが好きな人は私以外にも多いんじゃないですか?
私たちはそういった非チートキャラが「なんとかついていっている姿」に萌えるわけです。
だから、非チートキャラはチートキャラになってはいけない。あくまで非チートでなくてはいけない。
そこにあるのは一種の共感だと思います。
青少年Kさんと話していて一致したのが「ラストの戦いにぎりぎりついていけていないぐらい」あるいは「ラスボスとの戦いに主人公が乗り込んでいって「待たせたな」「遅いぜ」で後者のほう」っていう感じ。この辺が一番萌えるあるいは燃えるわけです。
また、この手のキャラはチートキャラにとっても大事です。
なぜか。チートキャラはこういった非チートキャラと比較することによってどれだけチートな存在であるかを示すからです。
例えば、DBで戦闘力という数値が出たときに亀仙人は100前後でした。
それ以前に亀仙人がどれだけチートキャラであるかはさんざ描写しているわけです。
その亀仙人と比較して悟空たちがいかにチートキャラであるかを示さなければいかないわけです。つまり、亀仙人が「非チートキャラ」の役割を果たしていたわけですね。
ダイの大冒険ではポップ……と言いたい所ですが、彼は立派にチートキャラです。
どちらかといえばあの漫画ではクロコダインやチウあたりですね。
チートキャラがチートを示し、後にそれ以上に主人公たちが成長することによって非チートになったという点ではクロコダインは亀仙人と同じです。
ネタ元
パラダイスとしての田舎か、異世界としての田舎かですね。
ネタ元から引用するに人間関係について絞って書きます。濃い人間関係というヤツですね。これはパラダイスとしての田舎においても異世界としての田舎においても大事なことだと思いますので。
特定の田舎であっても「よくある」田舎であっても、このことを書かれないエロゲはまずないと思うので。
よくも悪くも田舎は田舎であることを強調されている割に、田舎の最大の特徴が出ていないように思います。パラダイスとしての田舎にしても異世界としての田舎にしても。
エロゲによくあるユートピア的な田舎でよく言われるのが「人間関係がいい」というやつです。
親しい関係を築いて何かあったら助けるっていうやつですね。
逆に田舎をおぞましいものとして、異世界として書くエロゲでは因習とかですか。
田舎出身者としてはどっちも根は同じなんだと思います。おそらく、その先端しかみていないので違うように見えるだけで。
じゃあ、根は何かというと田舎には「個」が存在しない・あるいは存在が希薄なんです。
どういうことか、というと、例えば私なんかは帰省して近所の人に会ったとして、呼ばれ方が「○○のところの次男」なんです。
どういうことかというと、私の田舎において「個としての私」は存在せず「一家族という組織の次男としての私」であるわけです。
ある意味では私生活において会社組織のようなものが出来上がっているとも言えます。
ご近所付き合いとかも「個と個の交流」ではなく「組織と組織の交流」なわけです。
この辺りを発展させていくと「組織の和を乱さない」という目的で因習になったり人間関係の深さになったりするわけです。
根は同じで「個の存在がない」ことがリアルな田舎さに繋がるのだと思います。

ちなみに、この辺の描写が上手いとおもったのは「ひぐらし」と「とっぱら」。
両者とも主人公に対しての言葉に「○○の息子」という言葉が出てくるんです。
本人たちがどうあれ、周囲からは「前原さんちの御曹司」あるいは「五日市さんちの長男」という見方をされているという証であり個の存在という点において非常にリアルだと思いました。

四月に買った、嫌韓流4、ようやく読み終わりました……
疲れた……SAN値がガリガリ下がっていく感覚を味わいました。
これは酷い。
ネットの嫌韓系ページからそのまま抜き取った内容を本にしたようなもんです。
信頼性・信憑性は皆無。意図的に曲解しているところすらあります。
大きな突込みどころとしては
①日本人が韓国人に対して「恐怖心」を抱いているという主張
②在日韓国人の一割以上が暴力団の犯罪集団
③人権擁護法案に対する誤解
④在日韓国人の八割ほどが無職
⑤在日韓国人の様々な特権
⑥在日韓国人による日本乗っ取り計画
⑦朝鮮人の強姦遺伝子の受け継ぎ
⑧朝鮮人は遺伝子的に不細工
⑨韓国人が犯した戦争犯罪
⑩裁判記録
……箇条書きでちょこちょこっと挙げるだけだったはずなのにどうしてこんなに……
ホントは突っ込みどころについて細かく一つ一つ突っ込んでいこうとも思ったのですが、あまりの多さに投げました。あと、あまりの酷さに精神的に疲れるって言うのも……
「恐怖心」に関しては憶測……というか妄想の域を出ていませんし、のっとり計画も同様。
戦争犯罪については韓国人に限ったことではないですし……
強姦遺伝子や不細工については論外。社会ダーウィン論なんて前時代的でアレなもんをいまさら広めようとしてんのか。
裁判記録もひどい。というか、これでもって「在日韓国人の名誉のため」なんて厚顔無恥にも言ってのける神経を疑います。
在日特権についてはこちらを参照。
皆無とは言いませんが、どうこう言うほど大きいものではないでしょう。むしろ、ネット上でどうこう言われているもののほとんどがでたらめですね。
嘘を嘘と見抜けない人は……という言葉がありましたが、まさにそのとおりですね。この本は。悪いことは言わないからこの本を買おうとしている人は1050円違うことに使ったほうがいい。
これを買うぐらいなら実際に1050円どぶに投げたほうが読む時間を浪費されないだけましです。
もちろん、このページを信じるか、それとも嫌韓流を信じるかは貴方しだいですよ。
ただ、タイトルにもあるとおり、ヘイトスピーチは言論の自由ではありません。
その辺の分別は最低限社会人として身につけて欲しいものなんですがね……
アレかなぁ……60年代の社会主義カブレと似たようなものがあるのかなぁ……

追記
先日長崎新聞に、対馬で働いていると韓国人観光客で迷惑していることがないかという質問がよくくるという記事が載っていました。もちろん、答えは否。
にも関わらずネット上では「対馬韓国領化」などと物騒な記事をよく見かけます。
よくマスコミの批判に対して「自分のビジョンがあってそこにもっていく」というものがありますが、いわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる人々は、自分がそれをしていないのか考えて欲しいものです。
漫画家の臼井儀人氏が亡くなられたそうです。
惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りします。

「月明かりふんわり落ちてくる夜」を聞きながら……
最近買った同人系のものとかの紹介&感想

・The Grimoire of Marisa

とりあえず、藍までは読みました。
うん、試みとしては非常に面白いと思います。
普通の攻略本とか設定資料集とかムックとかではなく、「主人公による主人公のための攻略本」とは。
グリモワール(魔道書)というよりも、「魔理沙のちょこっとメモ&写真帳」とかのほうが内容としては合ってるかも。
1500円分の価値は十分に合ったと思います。
ただ、これ読んでて疲れますね。
まあ、一気に20も30も東方の弾幕を見せられるので当たり前なんですが。
例えていうなら、東方STGのボス弾幕をまとめて一気にプレイすようなもので。
さらにいうなら、これけっこうどっぷり漬かった人向けです。
私のように、ノーマルを調子のいいときに稀に成功する程度じゃ六割ぐらいしか楽しめませんね。
エクストラとかルナティックとかを割とあっさり攻略出来て、かつ東方の弾幕のほぼ全てを見ている人向けじゃないかと。
ファンブックとしてコア過ぎる気がします。少なくとも、初心者向け、ゲームを知らない人向けではないです。
とりあえず私は、数日掛けてじっくり読もうと思います。

・せめて3日は履き続けろ!(ちはぐら
輝もこの人の新作。
知らない人は、いいからこのへんの動画みとけ。

今回は輝夜がかわいい番。
この人の作品だけは全部買ってますね。
前作では出番がなかったけど、相変わらずてゐがいいですねw
うどんげは初出番。
どうでもいいかもしれませんが、ちはぐらさん九州の出身ですかね? 接頭語の「とても」としての意味での「ばり」は九州圏の言葉なので。

・私の霊夢が笑わない。(ぽんじゆうす?
「お嬢様のホームパーティー大作戦」も欲しかったけど残念ながら売り切れていたのでこちらだけ。
今回もコメディ。
この前、昔のこの人のらき☆すた同人誌が出てきたんで読んでみたんですが、さてはシノさん何も変わってないですね。
この人は、昔から頭の悪い人、ヘタレ、性格の悪い人を書くのが上手いなぁ。
過去作で言えばセイバーとかRHとかウキとか美汐とか。
今回は魔理沙、紫、レミリアあたりですかね。

全集 なかない君と嘆きの幻想
メインデッシュ。私は「うみねこ」はこれを100%楽しむためにやってる気がするなぁ。少なくとも三~四割ぐらいは確実に。
今回はDVD付き。過去作持ってる人でも買っておいた方がいいです。
新作ムービーの出来も素晴らしい。
「感動で泣く」ということを久しぶりにした気がします。見ているときに鳥肌がとまらない。

解釈が凄です。「安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ」は金蔵ではなく戦人が言った台詞だと解釈しています。
こんなん見たら、もうあの言葉はそうとしか見えない。金蔵(笑)ってなもんで。(まあ、実際編でもゲーム開始時点で既に死んでますしね
いいですよね。殺し愛。ベアトがガチでヒロインに見えます。(既にEp5をやった友人によると、あながち間違っていないようですが)
ジャケ裏もいいです。上手いこと一作目につなげたなぁと。こういうのがいいだけに、今回は壁紙がつかないのが残念だなぁ。
YouTubeの動画は貼ってますが、せっかくのDVDなので、プレイヤー+TVで見てください。高画質で感動しますから。
Ep5も手に入れたし楽しみです。

久しぶりのエロゲーレビュー。
今日はキャラメルBOXいちご味より「とっぱら ~ざしきわらしのはなし~」を。

これ、生まれて初めてビジュアルファンブックを買ってしまうほどはまりました。

●あらすじ
そこは自然豊かな田舎町――
賑やかだけど、ちょっぴり切ない
妖怪たちとの物語が始まる

明日から待ちに待ったゴールデンウィーク。
クラスはその話題で持ちきりだったが、圭治は浮かない顔。
三ヶ月前、両親が交通事故でなくなり、親戚とも友人とも疎遠になってしまった。
今では一人で過ごすことになれ、誰もいない自宅と学園を往復する毎日をただ送るばかり。
さらに圭治には


●評価
総評:100点

シナリオ:S
由比雅雪さん、南方かなかさん、なたけさんの三名がシナリオ。
由比さん以外はこれがデビュー作です。
プレイ時間は25時間ほどです。

キャラ:S
攻略キャラは美影、幸子、瀬織、千鶴美、佐久夜、藤花、イソラ、瑞穂に隠しキャラのミドリで合計9人。
ミドリはキャラクター全員をクリアすると美影ルートからの派生という形でルートが開放されます。
以下キャラ紹介

・五日市圭治
主人公。妖怪が見える“見鬼”である。ミドリと分かれたことが遠因で家族と死別したため、妖怪に対して不信感があるが本来の心根は優しい人物。少し神経質。

・美影(影女)(CV.佐本二厘)
ある日圭治の家に突然現れた影女。家事はなんでも得意で世話焼き。物腰は丁寧だが、強情になるときもある。

・幸子(疫病神)(CV.木村あやか)
ひっそり屋根裏で暮らしていた疫病神。圭治に見つかってから堂々と家の中を闊歩するようになった。天邪鬼な性格だが、根は悪くない。

・藤花(九尾の狐)(CV.青山ゆかり)
妲妃・玉藻の前と呼ばれていた大妖怪。退治されたことで男性恐怖症気味になっている。自らの今までの行いを反省し、良いことをしようとしている。

・瀬織(橋姫)(CV.深井晴花)
いわゆる「宇治の橋姫」とは異なり、神代から橋姫をしている。今は気ままに日々を過ごしてヒッピーのような生活をしている。怒るとすぐに手が出る。

・千鶴美(ツチノコ)(CV.金田まひる)
圭治が町を歩いているときに突然飛びついてきた謎の妖怪。何かの動物の化身だが化身するときに無理をしたため、記憶のほとんどを失っている。舌足らずでいつも腹をすかせている。

・白沢 佐久夜(白澤・件)(CV.まきいづみ)
雑貨屋白沢商店を経営する白澤。あらゆる知識を持つ白澤にしては物を知らない。子供には慕われている。

・イソラ(河童)(CV.水鏡)
圭治の幼馴染だが疎遠になっていた。性別がなく、意思しだいで男にも女にもなれる。

・瑞原穂波(人間)(CV.安玖深音)
郷土史研究部の部長だが、怪異好きで妖怪研究会と化している。無理やり圭治を郷土史研究部に入部支える。彼女自身は妖怪を見ることは出来ないが、感じることは出来る。

・ミドリ(座敷童)(CV.佐本二厘)
五日市家についていた座敷童。普通の人には見えないため、遊び相手は圭治だった。些細なことで圭治と喧嘩をし、家を出て行ってしまった。

・風野三郎
郷土史研究部の副部長。読書家で努力家だが、どこか飄々としている。

・五日市喜善
圭治の大叔父で現在の親権者。在野の民族研究者で著作も多い。圭治にも増してものぐさ。

・鈴(鈴彦姫・付喪神・磐長姫)(CV.まきいづみ)
藤花の眷属。人間に対して尊大で、花魁言葉で話す。


CG:A-
差分含めず83枚。
ボリュームに対して少なめですね。
絵自体はすごく好みの絵なんですが。

音楽:S
非常にすばらしい。
ゲーム自体の優しい感じがそのまま出ています。
近いところを挙げると「ゆのはな」が近いですかね。ほのぼのとして温かい。
OPの「あたしらしく!」だけ妙に浮いてますがこの曲もいいですね。
EDの「とっぴんぱらりのぷう」はCDも欲しくなりました。
お気に入りは「落花流水」「恋ひに酔ふ花」「限りある現在(いま)」「どこにでも差す光」あたりですが、ほんとこのゲームは嫌いな曲ないです。


システム:A+
特に不便はないと思います。
普通の行き先選択式のアドベンチャーゲームです。
スキップと既読スキップが分かれてるのが使いやすいかと。

理想度:S
①主人公 ○
②出会い ○
③テーマ ○
④パラレル ○
⑤整合性 △
⑥ヒロイン △
⑦脇役 ○
⑧ハッピーエンド ○

●難易度
難しくはないはずです。
ただ、一度幸子ルートに入ると美影ルートをもう一度やるには好感度の調節が必要ですね。

●攻略おススメ順
絶対ではないですが美影、幸子ルートは最後に回したほうがいいです。重要なネタバレなので。
また、全員攻略することで出るミドリルートは美影ルートからの派生なのでラストの順番は美影→幸子→ミドリのほうがいいかと思います。

●感想
久しぶりに大当たりを引いた……それが素直な感想です。
正直言って買った理由は
①声優 ②キャラメル ③妖怪もの ④体験版の出来のよさ
の4つなんですが、①が半分以上占めていました。佐本二厘、木村あやか、安玖深音、金田まひる。これで買うなって言う方が私には酷。
ですが、ここまでいい作品だとは思ってはいませんでした。
私がやったゲームの中では確実に5本の指に入りますね。
というより、自分がやった中ではこれに匹敵するのって言ったらAIRか家族計画ぐらいしか……(その二本とはベクトルが違うんですがね)

褒めたいところは色々あるんですが、まず第一にリアルな田舎が書けています。
私は町民3000人ぐらいのド田舎出身なんですが、エロゲーの田舎はデフォルメが過ぎます。
変な因習なんてないですし、子供たちは自然より室内でゲームするのが好きですし、手付かずのままの森になんて入ったら迷子になるから入りません。
とっぱらは田舎のリアルさが実によく書かれています。
例えば……町内に高校がひとつしかないとか、一番大きい建物がスーパーだとか、山道が舗装されてないとか、妙に寂れた商店街とか。
その辺のリアルさというものが実にありありと伝わってきます。ライターの中にガチで田舎出身者がいるんじゃないんですか? こういうリアルな不便さってのは多分想像じゃ書けないですよ。どうやら時代も携帯電話がなかったり、「孤高のグルメ」なる漫画が連載されていることから90年代中盤が予想されますし。実体験をもとに書かれてるかも。

第二に、飯がうまそうな点。
麻婆豆腐の夕食なんて思わず食べたくなりましたもん。
何度も言ってるように、私はご飯がおいしそうな作品に悪い作品はないと思ってます。
それは、ご飯がおいしそう、風呂が気持ちよさそうというのは生の生活感があるからです。
キャラクターが確かにそこに居る実感とでもいいましょうか。
そしてこの作品はご飯がおいしそう。それだけでも買った価値がありましたね。

第三に、日常の中に潜む不条理の存在を上手く描けていること。
「日常に潜む不条理」と言うと、なんていうか、ダークな退魔師とかエロゲなら沙耶の唄ちっくなものを思い浮かべる人も多いですが、私がいうのはそういうのではありません。
私が言う「日常に潜む不条理」はむしろ水木しげるの書く妖怪漫画に近い。
妖怪が当たり前のように存在して、そのことには誰も疑問を抱かず生活になじんでる。でも、彼らは確かに不可思議な存在である。
そういう「不条理・非常識」が好きなんです。
ドラえもんに置き換えると分かりやすいですかね。
ドラえもんは当然20世紀には存在しないはずのロボットなんですよね。
でも、彼の周囲の人物がタケコプターなどで空を飛んでも道行く人は無関心。
「モーセステッキ」の回なんて「こらぁ、池を勝手に割るな」などと不条理なことを言っていました。
ああいう不条理さこそ大好きなんです。
だからこそ、こういう「日常に潜む不条理」を書けているこの作品は大好きなんです。

総評としては、妖怪・日常が好きなら買っておけということです。
あ、東方とか期待してる人はやめたほうがいいですよ。
これはどっちかっていうと水木なんで。

私の中では100点ですが、万人にオススメはしません。
自分の感性がメジャー向きでないことを百も承知してますし、またご都合主義と思われるハッピーエンドや人によってはバッドエンドとみなすかもしれない微妙なエンドもあります。

キャラ別感想はまた後日にでも……



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自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。
好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。
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