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久しぶりのエロゲーレビュー。
今日はキャラメルBOXいちご味より「とっぱら ~ざしきわらしのはなし~」を。

これ、生まれて初めてビジュアルファンブックを買ってしまうほどはまりました。

●あらすじ
そこは自然豊かな田舎町――
賑やかだけど、ちょっぴり切ない
妖怪たちとの物語が始まる

明日から待ちに待ったゴールデンウィーク。
クラスはその話題で持ちきりだったが、圭治は浮かない顔。
三ヶ月前、両親が交通事故でなくなり、親戚とも友人とも疎遠になってしまった。
今では一人で過ごすことになれ、誰もいない自宅と学園を往復する毎日をただ送るばかり。
さらに圭治には


●評価
総評:100点

シナリオ:S
由比雅雪さん、南方かなかさん、なたけさんの三名がシナリオ。
由比さん以外はこれがデビュー作です。
プレイ時間は25時間ほどです。

キャラ:S
攻略キャラは美影、幸子、瀬織、千鶴美、佐久夜、藤花、イソラ、瑞穂に隠しキャラのミドリで合計9人。
ミドリはキャラクター全員をクリアすると美影ルートからの派生という形でルートが開放されます。
以下キャラ紹介

・五日市圭治
主人公。妖怪が見える“見鬼”である。ミドリと分かれたことが遠因で家族と死別したため、妖怪に対して不信感があるが本来の心根は優しい人物。少し神経質。

・美影(影女)(CV.佐本二厘)
ある日圭治の家に突然現れた影女。家事はなんでも得意で世話焼き。物腰は丁寧だが、強情になるときもある。

・幸子(疫病神)(CV.木村あやか)
ひっそり屋根裏で暮らしていた疫病神。圭治に見つかってから堂々と家の中を闊歩するようになった。天邪鬼な性格だが、根は悪くない。

・藤花(九尾の狐)(CV.青山ゆかり)
妲妃・玉藻の前と呼ばれていた大妖怪。退治されたことで男性恐怖症気味になっている。自らの今までの行いを反省し、良いことをしようとしている。

・瀬織(橋姫)(CV.深井晴花)
いわゆる「宇治の橋姫」とは異なり、神代から橋姫をしている。今は気ままに日々を過ごしてヒッピーのような生活をしている。怒るとすぐに手が出る。

・千鶴美(ツチノコ)(CV.金田まひる)
圭治が町を歩いているときに突然飛びついてきた謎の妖怪。何かの動物の化身だが化身するときに無理をしたため、記憶のほとんどを失っている。舌足らずでいつも腹をすかせている。

・白沢 佐久夜(白澤・件)(CV.まきいづみ)
雑貨屋白沢商店を経営する白澤。あらゆる知識を持つ白澤にしては物を知らない。子供には慕われている。

・イソラ(河童)(CV.水鏡)
圭治の幼馴染だが疎遠になっていた。性別がなく、意思しだいで男にも女にもなれる。

・瑞原穂波(人間)(CV.安玖深音)
郷土史研究部の部長だが、怪異好きで妖怪研究会と化している。無理やり圭治を郷土史研究部に入部支える。彼女自身は妖怪を見ることは出来ないが、感じることは出来る。

・ミドリ(座敷童)(CV.佐本二厘)
五日市家についていた座敷童。普通の人には見えないため、遊び相手は圭治だった。些細なことで圭治と喧嘩をし、家を出て行ってしまった。

・風野三郎
郷土史研究部の副部長。読書家で努力家だが、どこか飄々としている。

・五日市喜善
圭治の大叔父で現在の親権者。在野の民族研究者で著作も多い。圭治にも増してものぐさ。

・鈴(鈴彦姫・付喪神・磐長姫)(CV.まきいづみ)
藤花の眷属。人間に対して尊大で、花魁言葉で話す。


CG:A-
差分含めず83枚。
ボリュームに対して少なめですね。
絵自体はすごく好みの絵なんですが。

音楽:S
非常にすばらしい。
ゲーム自体の優しい感じがそのまま出ています。
近いところを挙げると「ゆのはな」が近いですかね。ほのぼのとして温かい。
OPの「あたしらしく!」だけ妙に浮いてますがこの曲もいいですね。
EDの「とっぴんぱらりのぷう」はCDも欲しくなりました。
お気に入りは「落花流水」「恋ひに酔ふ花」「限りある現在(いま)」「どこにでも差す光」あたりですが、ほんとこのゲームは嫌いな曲ないです。


システム:A+
特に不便はないと思います。
普通の行き先選択式のアドベンチャーゲームです。
スキップと既読スキップが分かれてるのが使いやすいかと。

理想度:S
①主人公 ○
②出会い ○
③テーマ ○
④パラレル ○
⑤整合性 △
⑥ヒロイン △
⑦脇役 ○
⑧ハッピーエンド ○

●難易度
難しくはないはずです。
ただ、一度幸子ルートに入ると美影ルートをもう一度やるには好感度の調節が必要ですね。

●攻略おススメ順
絶対ではないですが美影、幸子ルートは最後に回したほうがいいです。重要なネタバレなので。
また、全員攻略することで出るミドリルートは美影ルートからの派生なのでラストの順番は美影→幸子→ミドリのほうがいいかと思います。

●感想
久しぶりに大当たりを引いた……それが素直な感想です。
正直言って買った理由は
①声優 ②キャラメル ③妖怪もの ④体験版の出来のよさ
の4つなんですが、①が半分以上占めていました。佐本二厘、木村あやか、安玖深音、金田まひる。これで買うなって言う方が私には酷。
ですが、ここまでいい作品だとは思ってはいませんでした。
私がやったゲームの中では確実に5本の指に入りますね。
というより、自分がやった中ではこれに匹敵するのって言ったらAIRか家族計画ぐらいしか……(その二本とはベクトルが違うんですがね)

褒めたいところは色々あるんですが、まず第一にリアルな田舎が書けています。
私は町民3000人ぐらいのド田舎出身なんですが、エロゲーの田舎はデフォルメが過ぎます。
変な因習なんてないですし、子供たちは自然より室内でゲームするのが好きですし、手付かずのままの森になんて入ったら迷子になるから入りません。
とっぱらは田舎のリアルさが実によく書かれています。
例えば……町内に高校がひとつしかないとか、一番大きい建物がスーパーだとか、山道が舗装されてないとか、妙に寂れた商店街とか。
その辺のリアルさというものが実にありありと伝わってきます。ライターの中にガチで田舎出身者がいるんじゃないんですか? こういうリアルな不便さってのは多分想像じゃ書けないですよ。どうやら時代も携帯電話がなかったり、「孤高のグルメ」なる漫画が連載されていることから90年代中盤が予想されますし。実体験をもとに書かれてるかも。

第二に、飯がうまそうな点。
麻婆豆腐の夕食なんて思わず食べたくなりましたもん。
何度も言ってるように、私はご飯がおいしそうな作品に悪い作品はないと思ってます。
それは、ご飯がおいしそう、風呂が気持ちよさそうというのは生の生活感があるからです。
キャラクターが確かにそこに居る実感とでもいいましょうか。
そしてこの作品はご飯がおいしそう。それだけでも買った価値がありましたね。

第三に、日常の中に潜む不条理の存在を上手く描けていること。
「日常に潜む不条理」と言うと、なんていうか、ダークな退魔師とかエロゲなら沙耶の唄ちっくなものを思い浮かべる人も多いですが、私がいうのはそういうのではありません。
私が言う「日常に潜む不条理」はむしろ水木しげるの書く妖怪漫画に近い。
妖怪が当たり前のように存在して、そのことには誰も疑問を抱かず生活になじんでる。でも、彼らは確かに不可思議な存在である。
そういう「不条理・非常識」が好きなんです。
ドラえもんに置き換えると分かりやすいですかね。
ドラえもんは当然20世紀には存在しないはずのロボットなんですよね。
でも、彼の周囲の人物がタケコプターなどで空を飛んでも道行く人は無関心。
「モーセステッキ」の回なんて「こらぁ、池を勝手に割るな」などと不条理なことを言っていました。
ああいう不条理さこそ大好きなんです。
だからこそ、こういう「日常に潜む不条理」を書けているこの作品は大好きなんです。

総評としては、妖怪・日常が好きなら買っておけということです。
あ、東方とか期待してる人はやめたほうがいいですよ。
これはどっちかっていうと水木なんで。

私の中では100点ですが、万人にオススメはしません。
自分の感性がメジャー向きでないことを百も承知してますし、またご都合主義と思われるハッピーエンドや人によってはバッドエンドとみなすかもしれない微妙なエンドもあります。

キャラ別感想はまた後日にでも……

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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
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