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久しぶりのゲームレビュー。
今日はSTUDIOねこぱんち(ブランド消滅)のうそ×モテ  うそんこモテモテーションをば。


あらすじ
ある日出会った妖精モモにより、モテモテ体質を得たのはいいが引き換えにウソしかつけなくなてしまう主人公。
モテるにはモテるが、気になる相手には冷たくし苦手な相手を口説いてしまう、なんとも難儀な身の上に……
そんな彼が歩むのは、恋の茨道か燦然と輝くモテロードか?

(マニュアルより引用)

総評:87点

シナリオ:S
ライターさんは千籐まさとさん。他の代表作は戦国if、Ricotte ~アルペンブルの歌姫~。
これ以外に作品はなし。仕事してくださいよぉ。といってもないのかもしれませんが。
一発で好きになった人なので残念です。

キャラ:S
メインヒロインは美蘭、香奈、望の三名。
サブヒロインは千夏、きくこの二名。
隠しヒロインに環。計六名となっています。

CG:B
原画は北河トウタさん。
ふだんは漫画屋さんですね。ゲームの原画を担当したことは他にはないようです。
枚数は81枚。内容を考えれば適度です。
まあ、パッケージを見ればわかると思いますが、デビューしたてだったということもあり、ヘチョイ絵です。
が、それは立ち絵の話。一枚絵にはなかなかいい絵も多いです。

音楽:B-
可もなく不可もなく。悪い意味で同人っぽさが溢れる音楽でした。
安っぽい音楽はある意味内容にあっているんですがねw
あ、でもピアノ音楽はなかなかだったと思います。

システム:B
かつて、三大へっぽこメーカーと呼ばれるメーカーがありました。とにかくシステムが最悪で「どこのどいつだー! プログラマーはー!」と新作が出るたびにプレイヤーが暴れました。
すなわち、すたじおみりす、e-エ・レ・キテル、STUDIOねこぱんちの三つです。(ちなみにすたじおみりす以外はブランド消滅)
もう、いいたいことはわかるでしょう。その三つのうちのひとつの会社が作ったものです。
使いづれえ! 
必要最低限はそろっていますが、必要最低限しかそろっていません。(スキップあり、未読スキップ、クイックセーブ、クイックロード無し、ホイール非対応、選択時セーブ不可)
あと、ボイス関係のバグが多いですねー。パッチ当てた状態でも。
イベントシーンで声が出ないのは仕様なんですね……バグだと思って、何度も入れなおしましたよ……
セーブ数が少ないのも問題です。選択時セーブ不可なのに12個しかないとか鬼ですよ。
恐いでちゅねー。だって一個選択し間違っただけでバッド行きな上に、その場バッドじゃないから最後までわからない……
一応バグの修正パッチは出ていますがメーカーは消失しています。頑張って配布サイトから探してください。

理想度:B
①主人公 △
②出会い ×
③テーマ ○
④パラレル ×
⑤整合性 ○
⑥ヒロイン ×
⑦脇役 ×
⑧ハッピーエンド △

●難易度
高めです。選択時にセーブ出来ないのがここまでつらいとは;
ゲーム自体も厳しいですねー。複数のフラグたて行為が出来ないです。
あと、一部ヒロインでは行き先選択場面でそのヒロインじゃないヒロインを選ばなくちゃいけなかったり。
それから、シャバダバボタンでHシーンは回収できますが、目当てのキャラでシャバダバボタンを使うとバッド行きという罠が張ってあります。ご注意を。(サブヒロインを除く)
あと珍しいことに、このゲーム、難易度の選択が出来ます。
行き先選択場面のヒロインがどこにいるか示す絵をOffにすることが出来るのです。
ま、まったく意味のない機能ですがw

●攻略オススメ順 
メインヒロインとサブヒロインで空気がまったく違うのでその辺は考慮したほうがいいです。サブヒロインはシリアス展開なし。
サブから先にやることをお勧めします。
千夏→きくこ→美蘭→望→香奈→環。が私のお勧め。

●感想
皆さん、B級の作品って好きですか?
私は大好きです。
あのベタを踏襲しつつ、無理にオリジナリティを出そうとして失敗するところなんて最高です。
まぁ、私がこの作品に求めていたところはそれなんですよ。
マイナースキーですからね、私は。他人が4~50点ぐらいの評価を下すものの中から70点ぐらいの『そこそこいい作品』を選んだつもりでした。

裏を斯かれた!
それもいい意味で!
こりゃ、すごい作品ですよ。埋もれた名作ってのはこういう作品のことを言うんです。

まず、ベタを踏襲しつつそのベタを外してきます。
詳しくはヒロイン別感想でやりますが、凄いですね。
物語の核となるモモは(自称)花の妖精ですが、出てくるのはサバ缶からです。
主人公もいいキャラしています。普通のゲームみたいに性格がいいんじゃありません。
具体的に言うと……外見のび太、能力のび太、考え方空也って感じですかね。
まあ、はっきり言うとナンパで最低な人間ですw
いやー、ひっさびさにこんなリビドー溢れる主人公を見た気がするw
しかもリビドー溢れるわりにモテないという珍しいパターン。
ここでも王道外していますね。
サブヒロインルートだとその軽薄かつナンパな性格が災いして、あと腐れなくやろうとした相手との間に後腐れが出来てズルズルと人生の下り坂をずり落ちていきます。
というか、サブヒロインの二人したたか過ぎる……とくにきくこちゃんなんて、ハレグゥの暴走時マリィを思わせる無茶&したたかっぷりでしたよ。

ギャグ方面で嘘しかつけないという性質をうまく利用していますね。
てか、シャバダバボタンってww そのネーミングが最高すぎるw
思わず、「デューワ、ティー♪ ウー♪ シャバダバシャバダバー♪」と口ずさみそうになってしまいました。
もっとも、それがなくてもギャグは秀逸です。力強さを感じさせます。
話は非常にコミカルに進んでいきます。
以下、一部抜粋

「妖怪は絶対にいるんだって!」
…。ここは不思議クラブだったのか。どうりで変人がいる。
「天狗は絶対! ぜ~~~ったい!」
天狗は特別扱いなんだろうか…。
「そうよね! 里中!」
「いるとも、天狗は絶対いるよ…。みんなは信じてないのかい」

「俺の父親は、天狗だからね」
チビで卑屈な小人物だわい!
まぁ、ここまで的外れなこと言っちまえば冗談って取ってもらえるか
「そうなの!?」
お前だけは信じると思ったよ。
(中略)
「とにかく、天狗は本当にいるのっ! アタシ見たんだからっっ!!」
それは、鼻の長いおじさんだ!
「どこで見たんだっけ?」
「ん? 山」
「何してたって?」
「寝てたわよ」
寝てるだろうなぁ…流石の天狗も眠いときは眠い。
「どこで寝てたんだっけ?」
「木の上よ!」
! 天狗だ!?
やばいよ…コイツ本当に天狗見てるよ! ガセかと思ってたのに…!!
「……どうして、天狗だと思ったんだっけ…」
「鼻が長かったから」
しかも鼻なげえよ!?
「どれぐらいって言ってたかな…」
「…………これくらい」
と香奈が広げた指の感覚は…外人程度?
……おっさんだな……。
「い、今のウソ! 本当はこれぐらいよっ!!」
長ぇ!?
今度は手を広げ、1メートルぐらいの感覚を作る。それは天狗さんにも失礼なサイズだ!

……一事が万事こんな調子です。目茶目茶ハイテンション。とにかくコミカルにテンポよく笑わせてくれます。こういうギャグは間違いなく一流です。

でも、それだけで終わらないのがこの作品の凄いところ。
隠しヒロイン含めたメイン四人のルートはホントに凄いです。
環ルートで久しぶりにエロゲで泣いてしまった……
なにが凄いかというと『ウソ』の言葉というのをうまく使っているところ。
友人にこの話のあらすじ(前半部)を聞かせたところ、ベタになりそうと言っていました。
つまり「ウソ」によるすれ違い系ですね。
確かに、シリアスに入る部分でそうなるのは間違いないのですが、主人公が誤解を解くことがありません。
この「ウソ」が「心にないこと」ではなく「口に出そうと思っていないこと」だからです。
好きなのに好きといえない。思いは言葉にしないと伝わらない。下手をすると嫌われるので前に進めない。
一方「口に出そうと思っていない」ことなので「ウソ」ではあっても「本音」である場合が多い。
そういう意味で、ヒロインと距離を作ってしまうのが自分のせいだと気づいたり、ヒロインのために頑張ろうとしたりします。
切なさが心に染みます。
以下ヒロイン別感想

・渡来美蘭
おっとり系帰国子女アイドル。
でも元いたところは米の国でもイギリスでもなくイタリア。
心根はイタリア系らしく熱い。えちシーンもまた情熱的。
外国との差異をうまく利用していますね。イタリアの早口言葉とかジャンケンの方法とか始めて知りましたよ。
「自分にふさわしくない」というか、モテ力のためにモノにしたヒロインなのでそのことを気に病み(偽りの自分を好きと思わせて、それで人生狂わせていいのか)悩む主人公という感じです。

・御堂香奈
お嬢様。でもヴァカ。それも掛け算から怪しいレベルのヴァカ。
多くのギャルゲの例に漏れず主人公の成績は良くないのですが、主人公より成績悪くて補習を受けてる(主人公は受けてない)ほどにヴァカ。
しかも体力ヴァカです。主人公が貧弱ということも相まって力強い。
おまけにヤタラ庶民的。香奈の家で出された料理があのフランス料理みたいな丸い蓋で覆いかぶさったしょうが焼きとか。九時上がりで残業を嫌がるメイドさんとか。
お嬢様キャラの例に漏れずツンデレなのですが、この馬鹿さ加減でツンバカを思い出した。
でも心根は素直な娘なのでシリアス展開では主人公的に最低のことをした主人公が自分にふさわしくない、もっといい男がいると思って別れさせようとウソをいったり。
嘘しかいえないってことは弁解できないってことなんですよね。本音しか言えないよりもキツイです。

・越智望
幼馴染。普通ならメインヒロインの役どころながら「死ぬほど地味」という珍しい特徴のある娘。そのほか「お笑い好き」という特徴も。
朝起こしに来るなんてことはありません。というか、死ぬほど地味という特性があるので朝起こしにきても起きないでしょう。
おまけに、主人公がふざけるとプンスカ可愛く怒るのではなく、「お笑いを無礼るな!」と言わんばかりにマジギレしてきます。
「新しく家に囲いをつけた人に、通りすがりの隣の家の人が言ったのは?」
「アイム、チャック=ニコ●ソン」
ノウッ!
「どんな隣近所なの!」

とか、最高すぎw
勘のいい娘なので、シリアス展開ではその辺が効いてくる。解決方法も最高でした。

・五代きくこ
地雷系ヒロイン。シリアス展開なし。ひたすらギャグ展開。
てか、恐い子w 一歩間違えれば、てか、間違えなくてもストーカーだし。
「……」のついていない台詞が皆無という暗さながら、どこかしたたかさを感じさせる娘でした。
初エッチ後の展開は一見の価値あり。てか、父ちゃんww

・片桐千夏
もとはメインヒロインだったらしいです。
ひところで言うなら虎バサミ、あるいはアリ地獄みたいなヒロイン。
きくこもですが、それなりにはハッピーエンドですよ。バッドエンドじゃないです。
ただ、主人公この先逃げられなさそうですがw

・花屋敷環
隠しヒロイン。人外系。猫耳。
学校の制服の立ち絵あるけど、この娘だけスカートはいてないのはどーゆーこっちゃ。
モテモテ体質は影響しないというけど、ウソが主人公を好きになったきっかけという、このゲームを象徴するヒロインといえるかもしれません。
おいしいものは最後にとっておく、という人にはこの娘を最後にやることをお勧めします。
前のご主人様とのオモイデとか、主人公に置手紙だけ置いて黙って去っていくシーンとか、ホントに泣きそうになりました。
あと、一番えちぃヒロインかも。

全体でいえることは、シリアス展開は「嘘で始まった恋を本当の気持ちを伝えて続けさせる」という展開を重視しているということ。
メインの四人は光っていました。

●最後に
見た目はヘチョイがやる価値は大きい作品です。
ぜひともお勧めします。見た目にだまされないで!(普通とは逆の意味で)

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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

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