軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
特にエロゲーとかにおいて。
どうやら、私は「肌で感じ取れる」ゲームが好きな模様。 だから、文章が上手いとかはスキだけどそれが最重要ではないし、キャラクタも最重要ではない。 強いて言うなら「目に見えないもの」が大事ですね。 「目に見えないもの」というのは「文脈」とか「文間」とかそういうものではありません。 それはある意味文章によって隠れているだけで見えるものです。 それよりも「雰囲気」とか「空気」とかに属するもの。 (ちなみに私はこの二つを別物として捉えていますよ。空気=雰囲気+世界観+テンション+レモン汁みたいな感じ)(レモン汁に関しては『作為』とか『小細工』とか人によって解釈が違いますけどとにかく『説明できない』なんかです) 英語でいうなら「Dont think. And feel」といいったところですか。 PULLTOPのファンなのはあのブランドはFeelが上手いため。逆に型月なんかをやろうと思わないのは奈須の文章がThinkに傾いているため。 Thinkは文章の並びとか言葉選びとかなんである意味鍛えれば誰にでも出来るんですが、Feelに関してはホントに才能。出来ないのはぜってー出来ない。 だから右っ側のバナーというのは基本的には肌で感じ取った雰囲気を元に貼ってますよ。 ちなみに、キャラの好みとしては「弱くて強い人」あるいは「強くて弱い人」が好きな模様。 「るいは智を呼ぶ」が体験版の時点で肌に合わなかったのはそれが理由。 文章が回りくどい=FeelするものではなくThinkするもの、というのもあるんでしょうが、アレに出てくる登場人物っていうのは隙がないぐらい強い人だったので。 ここでいう強い、弱いって言うのは能力に依存しませんよ。いわば心根の問題で。 あの登場人物たちは絶望なんて言葉を絶対に口に出さないような人物が多い印象でした。 特に智、るい、花鶏の三人は。ネタバレ感想見てみたら、花鶏なんてそもそも弱くちゃ駄目なキャラクタだったしね。呪い的に。 あの中ではこよりが一番好きかも。 プレッシャーに耐えかねて逃げてしまうぐらいの弱さを持っていた子だったので。 智に関しては正直期待はずれだった。 あ、いや、女装主人公の癖にボイスなしだったっていうのは関係なく。いや、それはそれで残念なんだけど! 「前向きに卑劣なやつ」と聞いていたので、皇国の守護者の新城直衛さんみたいな人かと思っていたんです。 いや、とんでもなかったですね。 新城さんはコンプレックス=弱さが強さに変換しているのにたいして、智は最初から強い人です。呪いというコンプレックスを克服しようとすらしているほど。 ダークさは嫌いじゃないんだけど、私が求めているダークではなかった。 いわばるい智はアメリカンコーヒー。苦いけれどさらさらしている。 私が求めるのは泥水。薄い濃いに関係なくドロドロして足元を捕らわれるようなもの。 いうなれば感情的なダークさ。ダークさというよりもネガティブさといったほうがしっくりくるのかも。 そういう意味なら、前向きに卑劣なヤツよりも後ろ向きに熱血してるヤツのが私は好きなのかな。 だから、私はワンピースのウソップとか大好きです。これが「弱くて強い人」の典型。 弱さを強さに変換する人は成長が見られるんですよねー。それもわかりやすく。新城さんにしろウソップにしろ。 (もっともその方向性がウソップは割りとまっすぐなのに対して新城さんはねじれねじれて捻転起こしてますがw) んだから、ヘタレと言われているエロゲ主人公陣も私は嫌いにはなれません。 彼らは典型的な「強いけど弱い人」たちなので。 つまりは弱点を持ってる人間が好きというか。 弱点がないとリアリティーがない、というと安っぽく聞こえますが冷めちゃうんですよね。なーんか。 「なんで、そんなに強いの? 馬鹿なの?」って思っちゃう。 弱くない人間なんていません。 それに、人間生きてるうちには下を向くものです。それは必要なことです。 立ち位置を見るためにも、場所を確認するためにも落ち込むことは必要なことだとおもいます だれもがだれも上を向いて歩けるわけじゃないです。 ヤンデレがすきなのも同様の理由なのかもしれない。 彼女たちは弱さというか脆さゆえに美しさがある。 儚いものは美しいという。だからこそ脆さ・儚さ・弱さのある彼女たちに私は惹かれるのかもしれません。 あと、キャラクター、雰囲気以外でいうと『泥臭い』作品が好きなのかも。 最近の作品は洗練してて、完成度が上がってるんですが、それによって垢抜けて泥臭くなくなってるんですよね。 「悪いところがない」ものではなく「~がいい」作品を求めているので。 そういう作品は得てして何かに力を入れすぎてそこが野暮ったくなっているものです。だからこそイイ。 スマートさが欲しいんではなくスマートさを打ち破るパゥワを求めているんですよね。 そういう意味で私は最近絶賛されているゲームはあんまりやる気がしないのです。(「るい智」とか「殻の少女」とか「キラ☆キラ」とか。あと最近でもないけどニトロとかあかべぇとか型月とか。特にあかべぇと型月は雰囲気にも魅力を感じないので) ……私の好みを語るはずだったのに半分以上はるい智の感想になってしまったなー。 カテゴリは「ゲーム」にしておくか。 PR |
カレンダー
リンク
フリーエリア
カテゴリー
最新記事
(01/26)
(10/14)
(06/05)
(04/26)
(03/04)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
三毛招き:( =゚ー゚=)
性別:
非公開
職業:
しがない学生
趣味:
ゲーム・読書
自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
|