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軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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konata.jpg「お久しぶり(CV.広橋諒)」
kagami.jpg「いや、そのネタ前もやったし
「ホントに久しぶりだねー」
konata.jpg「無駄に更新頻度増やして長いの書けなかったり、実家に帰ったり、パソの調子が悪かったりしたからね」

konata.jpg「さて、第二次世界大戦にいたるまでに戦闘艦艇という意味の軍艦ではそれまでに比べて明らかに異常な艦が発達してたんだ」
「空母?」
konata.jpg「うん、もちろんそれもだね。でも、もう一種類あるよ」
「それはなに?」
konata.jpg「普通の船が水上を行くのに対して、海に潜り静かに……」
田村ひより「あぁ、潜水艦っすね」
konata.jpg「…………いや、いいけどね。というわけで今日は潜水艦の発達史についてやるよ」

konata.jpg「潜水艦の歴史ってのは意外と古くてね、17世紀にオランダ人のファン・ドレベルが作った手漕ぎ木製のものが水面下すれすれを航行したのが最初」
kagami.jpg「17世紀というと大体400年ぐらい前ね」
konata.jpg「軍用のものといえば1771年にアメリカの学生ブッシュネルが設計、1776年に建造された一人乗りの潜水艇タートル号だね。この潜水艇は今とは似ても似てかぬかたちだったんだ」
0844102.jpgfaq39d09b.jpg
「丸いね」
「これでどうやって攻撃するの?」
konata.jpg「錐があるでしょ。これで艦の底に穴を開けて、防水式時限爆弾を艦底に錐ごとねじ込むっていう攻撃方法だったんだ。独立戦争で英艦「セルベラス」に被害を当てるなどの活躍をしてるよ」
miyuki.jpg「あと有名なのといえば南北戦争の南軍のハンレー号ですね。この艦は敵艦を撃沈した初めての潜水艦となりました」
「このハンレー号は映画にもなっている」
konata.jpg「この時期の潜水艦といえば外装水雷だね。第三回で説明したよね」
「うん、舳先に爆弾を取り付けて体当たりするんだよね」
konata.jpg「そう。で、初期の潜水艇はもちろん人力だったんだけど、これに内燃機関を付ける試みが始まるんだ」
miyuki.jpg「そして、1900年にアメリカで世界初の内燃機関搭載潜水艇『ホランド』が竣工されます」
konata.jpg「このホランドは画期的でね、近代潜水艦の祖となったんだ」
「へえ……」
miyuki.jpg「ちなみに、日露戦争の際に沈んだ戦艦の代替として日本もホランド艇を購入しています」
「潜水艦史としては有名な六号潜水艇の悲劇なんかも起こったけど、それはまた別の機会に」
miyuki.jpg「その後第一次世界大戦にも投入された潜水艦は徐々に技術的進歩をしていきました。大戦後期の潜水艦には排水量が1000tを越すものもあったほどです」
kagami.jpg「潜水艦に対する対策は?」
konata.jpg「そっちのほうも進歩してるよ。ただ、潜水艦ほどは発達しなかったみたいだね」
miyuki.jpg「潜水艦に対抗する兵器としては爆雷があります。これはドラム缶の形をした水雷で水上艦から投下されると重力にしたがって沈降していき、ある一定深度に達すると水圧や時間によって爆発して潜水艦にダメージを与えます」
konata.jpg「初期はソナー……水中の音を拾って潜水艦の位置を探知する装置の精度が低くて余り戦果は上げられなかったんだ」
「ちなみに、数少ない戦果の中には戦艦ドレッドノートが体当たりをして沈めたという風変わりなものもある」
konata.jpg「一次大戦では対戦があまり上手くいっていなかったこともあって潜水艦を大量運用していたドイツなんかはイギリスを餓死寸前まで追い込んだりもしたんだ」
「どうやって?」
konata.jpg「通称破壊戦、っていってね。軍艦を狙わないで商船を狙うんだ。イギリスみたいな島国は自給自足が出来なくって輸入に頼るから特に効果が出やすいね」
「大変そうだね……」
kagami.jpg「てか、エグいわね」
「潜水艦は出来た当初はアンフェアで悪魔的な兵器と呼ばれてた」
konata.jpg「潜水艦が発展していく過程では珍兵器とでも呼べるものが出来たんだ。たとえばイギリスのM級潜水艦だね」
「どんな潜水艦だったの?」
konata.jpg「M級潜水艦は海中戦艦あるいは潜水砲艦とでも呼べるもので千五百トンたらずの船体に当時の戦艦に匹敵する大砲を積んだ兵器だったんだ」
「構想自体は兵器が建造される前からあった。SF作家のHGウェルズや推理作家のコナンドイルなども同様の小説を書いている」
「強そうだけど、どうして珍兵器なの?」
konata.jpg「潜水艦の一番の利点っていうのはその隠密性、秘匿性にあるんだ。つまり的に発見されずらいってこと。大砲ていうのはその構造上水中では撃てないから水上に浮上するしかないんだけどそれだと潜水艦の一番の利点である隠密性が生かせない」
「つまり、兵器と兵器に搭載した兵器がムジュンしてるってこと?」
「そのとおり」
konata.jpg「それにね、潜水艦から大砲を撃つのって難しいんだよ。水上艦艇と違ってマトモな射撃装置がないから命中精度が水上艦艇に比べて格段に落ちるし、被害を受ければ潜れなくなるから無防御にも等しいんだ。大砲がいくらおおきくてもそれは一緒。小口径の砲を積んだ駆逐艦にさえ負けるだろうね」
kagami.jpg「構想と現実は食い違うもなのね……」
「その後第二次世界大戦になるにつれ、潜水艦も対潜兵器も技術が上がっていく。いかにその例を挙げる」

①シュノーケル
konata.jpg「潜水艦とはいっても、当時の技術では可潜艦、潜るのが可能ってほどのものだったんだ。実際当時の潜水艦は水中速力より水上速力のほうが大きかったんだよ。水上に出てる時間のほうが長いからね」
「どうして?」
konata.jpg「よく考えてみてよ。人間が潜水していたとして何分持つ?」
kagami.jpg「一分かそこら……まぁ、息が続く人がいても10分持たないわね」
konata.jpg「潜水艦ってのは潜りっぱなしなんだよ。つまり、空気の補充が出来ない。人間が息する分ももちろんなんだけど、エンジンだって新鮮な空気を必要とするんだよ」
kagami.jpg「エンジンって内燃機関って意味だしね」
konata.jpg「だから、潜水艦はエンジンの変わりに水中では電池を使うんだ」
「でも電池はエンジンよりも効率が悪い」
「なるほど……」
konata.jpg「その問題を解決したのがシュノーケルなんだ。シュノーケルは水上から空気を取り入れて潜水艦の中の空気を換気する装置なんだけど、これによって水中でもエンジンが使える、つまり高速発揮が可能になったんだ」
miyuki.jpg「それだけではありません。水上に出る必要がないということはすなわち敵に見つかる可能性も低くなります。実際ドイツ軍のU1199などは31日間潜行し続けたりしました」
konata.jpg「でも、敵に見つからない代わりに敵を見つけることも困難になったんだ。これは当時の敵の発見率は非常に少なかったことを意味している」

②爆雷投射機
konata.jpg「それまで爆雷は落とすだけの兵器だったんだけど、爆雷投射機は少量の火薬を用いてある程度遠くに爆雷を投下することが出来るようになったんだ」
「離れたところにいる潜水艦を攻撃できるようになったんだね」
konata.jpg「そうだね。それに加えて、第二次世界大戦の中盤には前方に爆雷を投射できるヘッジホッグや対潜臼砲などが発明されたんだ」
miyuki.jpg「これによって、より広い範囲の潜水艦を狩ることが出来るようになりました」
「爆雷はやがてより高性能な対潜ロケットやホーミング魚雷に変わっていった」

③ヴァルター機関
「これは、1940年代にドイツで出来た機関で、燃料に過酸化水素を用いるもの」
「過酸化水素?」
konata.jpg「過酸化水素は分解するときに熱と酸素が発生するんだ。これを利用して機関をまわすというものさ」
kagami.jpg「過酸化水素って危険物じゃないの? 狭い艦内で扱って大丈夫なの?」
konata.jpg「大丈夫じゃなかったからこのシステムはすぐに廃れちゃったんだ。それ以外にも燃料が高価だったり、排気が大変だったり問題点が多かったしね。」
kagami.jpg「ふーん……」
konata.jpg「でも、水中での高速性能が出せるってのは大きかったんだ」

④原子力潜水艦
konata.jpg「これが出来たのは戦後だね。原子炉ならシュノーケルもなしで機関をまわすことが出来る。つまりずっと潜ったばかりでいられる」
「これによって潜水艦は真の意味で潜水艦になったといえる」
konata.jpg「なにしろ、燃料の核燃料棒の交換は数年~十数年に一度でいい上に、燃やさないから酸素も必要ない。通常潜水艦だと電池を充電するために浮上しなくちゃいけないけどそれすらない」
「凄いんだね……」
konata.jpg「また、それまでだと潜水時の速力よりも浮上時の速力のほうが長いから大事にされてたんだけど、原子力潜水艦は潜水時の速力が優先されるようになったんだ。ロシアのアルファ型原潜だと最高速力は40ノットを超えるといわれているよ」
kagami.jpg「洒落にならない兵器じゃない」
konata.jpg「欠点もあるんだよ。原子力潜水艦ってのは静粛性に通常潜水艦に比べて劣るんだ。これは特にソナーの発達した現代としてはキツイよ」
kagami.jpg「戦略原潜とかいうのはどんなものなの?」
konata.jpg「戦略原潜ってのは核ミサイルが関わってくるんだ。普通は核ミサイルは敵の発射位置がわかってれば対処のしようがあるんだけど、潜水艦から発射することによってどこから撃ったのか判らなくなるんだ。つまり、対処が難しくなる。それには発見されずらい潜水艦、とくに航続距離が長い原子力潜水艦が一番ってわけだよ」
「なるほど……」

konata.jpg「潜水艦について面白いのは非常に制約が大きくて弱点も多いのに現在では主力の一端になってるという事実だね」
田村ひより「それは空母もじゃないんスか?」
konata.jpg「空母は弱点ってのは潜水艦に比べると少ないんだよ。空母は運用する際に空母単体で運用することってのは無いからね。それに対して潜水艦はほぼ単一運用なんだ」
「単一運用だから長所が大いに発揮できる代わりに短所もそのまま出るってこと?」
konata.jpg「そ。なんにせよ、面白い兵器だよ」

 

なお、今回以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
モアイ部さま
軍事板常見問題さま
U.S.Warshipsさま

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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

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