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軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」一巻を読みました。
感想としては……劣化乃木坂春香って印象は拭えなかったかなぁ。
自分がそっちのほうが好きってのもあるから、一概に劣化とは言えないけど、少なくとも似たような印象は抱きました。
アニメ版のほうでもエロゲ描写のほうで色々賛否両論のようですね……自分は否定派です。
しかし、それにしても昔「苺ましまろ」がアニメ化する際に伸ねえが女子高生から女子大生になった経緯を鑑みると、なんというか緩くなったなぁとは思いますね。

さて、本題。
近頃気づいたのですが、ライトノベルの流行しているもののテーマがどんどん卑近なものになっていってるように思えます。
例をあげると、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「迷い猫オーバーラン」「とらドラ」「生徒会の一存」「ベン・トー」等など……
異世界でもなければ不思議な力を持った主人公でもない、“普通”の主人公とヒロインが繰り広げる、普通の日常といいますか。
つまり『ライトノベル』というよりは『青春小説』に近い形になっています。
実際、有川浩、桜庭一樹などはライトノベルから転向し未だに売れてますし。

ただ、これは昨日今日始まったことではなくある意味では、ライトノベルが興ったころからの必然の流れではないのかと思います。
80年代後半~90年代序盤、つまりライトノベルの黎明期、一世を風靡していたのはグループSENを中心とする、ハイファンタジーと言われるジャンルでした。
エルフがいて、ドワーフがいて、魔女がいる……そんな世界観。
やがて、「スレイヤーズ」「スクラップド・プリンセス」等により、ハイファンタジーは読みやすく世界観がちゃらんぽらんなファンタジーになりました。
ライトノベルという言葉が出てきたのもこの頃でしょうか。
00年代になるとハイファンタジーはほぼ絶滅状態になります。ハイファンタジーが軸の「ソードワールド」でも「魔法戦士リウイ」や「へっぽこ冒険者」など比較的ライトなものが主流になります。
この流れは00年代まで続きますが、このあたりから盛んになってきたのが現代ファンタジーとでも言いましょうか。
つまり、舞台は現代日本ながらやってることはファンタジーというある種矛盾した設定。
「僕の血を吸わないで」「ブギーポップ」「塩の街」「灼眼のシャナ」「涼宮ハルヒ」等はこれですね。
そして、00年代後半……ここからはいよいよファンタジーの要素すら抜けてきます。
「とらドラ」「文学少女」「生徒会の一存」そして「俺の妹(ry」……
図にすると
異世界ハイファンタジー(90年代~)⇒異世界ライトファンタジー(90年代中盤~)⇒現代ファンタジー(00年代初期~)⇒現代小説(00年代後半~)【←今ココ!】
ライトノベルはどんどん身近に、中高生読者が共感しやすい方向に行ってるのかもしれません。

ただ、「狼と香辛料」や「ゼロの使い魔」「とある魔術の禁書目録」の例もありますし、流行り廃りこそあれ異世界ライトファンタジーや現代ファンタジーがハイファンタジーのようにほぼ完全に絶滅するということはないと思います。
ライトノベルがまだジュブナイルだったころ、つまり80年代前半に流行していたのは氷室冴子、久美沙織などの青春小説に近いものでしたし。
今後どういうものが流行るのかはちょっと予想がつきませんね。
ファンタジーに回帰するのか、それともさらに卑近な方向に行くのか……

……しかし、少数ながら一定数あるのがSF。それも「少し不思議」のほう。
(スペオペじゃないですよ、これはいまや絶滅危惧種ですし)
なんというか、流されねーなーと思いますね。

10/31追記・弁解のようなもの
アクセス数が普段の10倍弱という異常な事態に心臓がびっくりした。
チキンなんです。
ぜーたくかもしれないけど、コメント欄にコメントしてほしかったり。
グループSNEがハイファンタジー? っていう意見に関しては、私自身がハイファンタジーとヒロイックファンタジーを混同していました。
ヒロイックファンタジーという意味で、ハイファンタジーという単語を使いました。誤解を与えたようで申し訳ありません。
俺妹が乃木坂の劣化というのは、自分が好きなのが乃木坂で、かつ乃木坂のほうが先発という意味です。客観的な上下という意味はありません。
いまさら? という意見に関しては……自分もいまさらだと思うなぁ。だからこんな反響があったのが驚いたわけで。
あと、読者がほしいのがなんだったかという観点は抜けていました。
美少女が一番の要であり、その素材をどう料理するかっていう視点のが大事だったってのはそのとおりですね。

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コメント
無題
>「スレイヤーズ」「スクラップド・プリンセス」等により、ハイファンタジーは読みやすく世界観がちゃらんぽらんなファンタジーになりました。
発表時期に10年近くの開きがある2作品を並べるのはちょっと乱暴かな、と思います。

>ライトノベルがまだジュブナイルだったころ、つまり80年代前半に流行していたのは氷室冴子、久美沙織などの青春小説に近いものでしたし。
それまでほぼ少年向けレーベルに絞ったお話をされていたのに何故急に少女小説の話を?
【2010/11/27 04:55】 NAME[gfriend] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
>発表時期に10年近くの開きがある2作品を並べるのはちょっと乱暴かな、と思います。
調べてみると、スレイヤーズ90年で、スクラップドプリインセス99年でしたね。
なんとなく、二~三年ぐらいしか離れてないような気がしてました。

>それまでほぼ少年向けレーベルに絞ったお話をされていたのに何故急に少女小説の話を?
それ以前だとジュブナイル(ライトノベル)レーベルはコバルト、講談社X、ソノラマぐらいしかないからです。
ソノラマはSFからの派生だと思うので、となるとこれかねと。
【2010/11/27 06:57】


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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
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