軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 久しぶりのゲームレビュー。 総評:87点 シナリオ:S キャラ:S CG:B 音楽:B- システム:B 理想度:B ●攻略オススメ順 ●感想 裏を斯かれた! まず、ベタを踏襲しつつそのベタを外してきます。 ギャグ方面で嘘しかつけないという性質をうまく利用していますね。 「妖怪は絶対にいるんだって!」 ……一事が万事こんな調子です。目茶目茶ハイテンション。とにかくコミカルにテンポよく笑わせてくれます。こういうギャグは間違いなく一流です。 でも、それだけで終わらないのがこの作品の凄いところ。 ●最後に PR
特にエロゲーとかにおいて。
どうやら、私は「肌で感じ取れる」ゲームが好きな模様。 だから、文章が上手いとかはスキだけどそれが最重要ではないし、キャラクタも最重要ではない。 強いて言うなら「目に見えないもの」が大事ですね。 「目に見えないもの」というのは「文脈」とか「文間」とかそういうものではありません。 それはある意味文章によって隠れているだけで見えるものです。 それよりも「雰囲気」とか「空気」とかに属するもの。 (ちなみに私はこの二つを別物として捉えていますよ。空気=雰囲気+世界観+テンション+レモン汁みたいな感じ)(レモン汁に関しては『作為』とか『小細工』とか人によって解釈が違いますけどとにかく『説明できない』なんかです) 英語でいうなら「Dont think. And feel」といいったところですか。 PULLTOPのファンなのはあのブランドはFeelが上手いため。逆に型月なんかをやろうと思わないのは奈須の文章がThinkに傾いているため。 Thinkは文章の並びとか言葉選びとかなんである意味鍛えれば誰にでも出来るんですが、Feelに関してはホントに才能。出来ないのはぜってー出来ない。 だから右っ側のバナーというのは基本的には肌で感じ取った雰囲気を元に貼ってますよ。 ちなみに、キャラの好みとしては「弱くて強い人」あるいは「強くて弱い人」が好きな模様。 「るいは智を呼ぶ」が体験版の時点で肌に合わなかったのはそれが理由。 文章が回りくどい=FeelするものではなくThinkするもの、というのもあるんでしょうが、アレに出てくる登場人物っていうのは隙がないぐらい強い人だったので。 ここでいう強い、弱いって言うのは能力に依存しませんよ。いわば心根の問題で。 あの登場人物たちは絶望なんて言葉を絶対に口に出さないような人物が多い印象でした。 特に智、るい、花鶏の三人は。ネタバレ感想見てみたら、花鶏なんてそもそも弱くちゃ駄目なキャラクタだったしね。呪い的に。 あの中ではこよりが一番好きかも。 プレッシャーに耐えかねて逃げてしまうぐらいの弱さを持っていた子だったので。 智に関しては正直期待はずれだった。 あ、いや、女装主人公の癖にボイスなしだったっていうのは関係なく。いや、それはそれで残念なんだけど! 「前向きに卑劣なやつ」と聞いていたので、皇国の守護者の新城直衛さんみたいな人かと思っていたんです。 いや、とんでもなかったですね。 新城さんはコンプレックス=弱さが強さに変換しているのにたいして、智は最初から強い人です。呪いというコンプレックスを克服しようとすらしているほど。 ダークさは嫌いじゃないんだけど、私が求めているダークではなかった。 いわばるい智はアメリカンコーヒー。苦いけれどさらさらしている。 私が求めるのは泥水。薄い濃いに関係なくドロドロして足元を捕らわれるようなもの。 いうなれば感情的なダークさ。ダークさというよりもネガティブさといったほうがしっくりくるのかも。 そういう意味なら、前向きに卑劣なヤツよりも後ろ向きに熱血してるヤツのが私は好きなのかな。 だから、私はワンピースのウソップとか大好きです。これが「弱くて強い人」の典型。 弱さを強さに変換する人は成長が見られるんですよねー。それもわかりやすく。新城さんにしろウソップにしろ。 (もっともその方向性がウソップは割りとまっすぐなのに対して新城さんはねじれねじれて捻転起こしてますがw) んだから、ヘタレと言われているエロゲ主人公陣も私は嫌いにはなれません。 彼らは典型的な「強いけど弱い人」たちなので。 つまりは弱点を持ってる人間が好きというか。 弱点がないとリアリティーがない、というと安っぽく聞こえますが冷めちゃうんですよね。なーんか。 「なんで、そんなに強いの? 馬鹿なの?」って思っちゃう。 弱くない人間なんていません。 それに、人間生きてるうちには下を向くものです。それは必要なことです。 立ち位置を見るためにも、場所を確認するためにも落ち込むことは必要なことだとおもいます だれもがだれも上を向いて歩けるわけじゃないです。 ヤンデレがすきなのも同様の理由なのかもしれない。 彼女たちは弱さというか脆さゆえに美しさがある。 儚いものは美しいという。だからこそ脆さ・儚さ・弱さのある彼女たちに私は惹かれるのかもしれません。 あと、キャラクター、雰囲気以外でいうと『泥臭い』作品が好きなのかも。 最近の作品は洗練してて、完成度が上がってるんですが、それによって垢抜けて泥臭くなくなってるんですよね。 「悪いところがない」ものではなく「~がいい」作品を求めているので。 そういう作品は得てして何かに力を入れすぎてそこが野暮ったくなっているものです。だからこそイイ。 スマートさが欲しいんではなくスマートさを打ち破るパゥワを求めているんですよね。 そういう意味で私は最近絶賛されているゲームはあんまりやる気がしないのです。(「るい智」とか「殻の少女」とか「キラ☆キラ」とか。あと最近でもないけどニトロとかあかべぇとか型月とか。特にあかべぇと型月は雰囲気にも魅力を感じないので) ……私の好みを語るはずだったのに半分以上はるい智の感想になってしまったなー。 カテゴリは「ゲーム」にしておくか。 久しぶりのゲームレビューですね。 初夏のある日、家に幼い頃に姉代わりだった従姉弟の鉄乙女(くろがね おとめ)が引っ越してくる。 乙女は、自分達の長期出張にかこつけてなまけている息子の性根を叩き直して欲しいとレオの両親に頼まれ、家にやってきたのだった。 乙女と2人きりで暮らす生活にとまどう主人公。 さらに乙女は、生徒会の仕事を主人公に そこは主人公が想いを寄せる生徒会長・霧夜エリカが取り仕切る 平凡だった日々が騒がしい毎日へと代わっていく……。 キャラ:S ・鉄乙女(CV.青山ゆかり) 以下サブキャラ CG:A- 音楽:B+ システム:A+ 理想度:C ●難易度 ●攻略オススメ順 ●注意点 ●感想 ・乙女さん ・カニ ・なごみ ・姫(エリカ) ・よっぴー ・祈 ・幼馴染 ●最後に
アナスタシアの低価格シリーズ第一弾。『魔法が世界を救います』
アナスタシア名義としてはデビュー作ですね。 ●あらすじ それは魔法が生きている世界。 世界を守る戦いの末、魔法使いの力を失った主人公『クロイツ』。 彼は師の遺言に従い、師の娘たちを守ろうと決意する。 しかし、なぜかその娘『フローラ』の魔法の師匠となるはめに。 はたして、クロイツはワガママなフローラを一人前に育てられるのか? ……このお話は、魔法が世界(みんな)を救う物語。 (オフィシャルサイトより引用) 総評:57点 シナリオ:C+ キャラ:B+ CG:A- 音楽:B+ ●感想
「夏空カナタ」の体験版をプレイ後に思ったことが「茅羽耶&沙々羅は他のルートで果たして出てくるのか?」ということ。
不思議なことに由比子に関してはまったく思わなかったのです。 どこかは忘れましたが、「幼馴染とエロゲは相性がいい」と言っていたブログがありました。 実際、はつゆきさんのところを見ても、幼馴染キャラにランクインしているのは全員エロゲのキャラです。 じゃあ、相性がいいのかを考えてみると、まず第一に「フラグの総決算」が挙げられるかと思います。 つまり、幼馴染キャラは主人公が(物語中で)フラグを立てる必要が無い=作り手が楽なのです。 (このあたりは散々言ったのでここでは話しませんが) では、ほかに理由は? それが私が今回思い当たった理由です。 幼馴染キャラは他のキャラと関わりやすいという利点があるのです。 主人公を通す形で他のヒロインとも関われる、つまり「ヒロイン」ではなく「サブキャラ」として他のルートに関われるわけですね。 誰を選ぼうと必ず関わる幼馴染キャラ。幼馴染キャラの人気はこんなところかもしれません。 もちろん、こういったキャラは幼馴染である必要はありません。 例えば姉・妹キャラでも構いませんし、特殊な例ならば「きると」におけるエナさんのような大家さんという位置もあるでしょう。 ただし、ヒロインの横のつながりを持たせる意味の幼馴染が登場するということは、その物語が「小物語」の集合であり、「大物語」ではないことも示しているのではないかと思います。 例えば「家族計画」「遥かに仰ぎ、麗しの」「ゆのはな」「夏少女」「この青空に約束を」というゲームは(こんにゃく以外)幼馴染というものが登場しません。 しかし、それぞれ「擬似家族」「級友」「ご近所」「幼馴染」「寮生」といった具合に主人公を通すことなくヒロインで横の繋がりが持てているのです。 これにより、ヒロインはどのルートでもサブキャラとして自然に入ることが可能になります。キャラの無駄が少なくなるわけですね。 そして、その結果「小物語の集合としての大物語」が可能になるのではないかと思うのです。 同じキャラクターで位置が違うだけですから似通った話になるのは当然です。ただし、それに対する表現が違うだけで。 違う表現を重ね合わせた一つのテーマ。それが「小物語の集合としての大物語」ということです。 こういったものが無いと、単なる「小物語の集合」で終わってしまうのではないかなーと思います。 ゲームの理想に書いた「パラレルの統合」というのは「小物語の集合としての大物語」を端的に示すものなのかもしれません。 自分の周りで同じよう人を見たことがある=『リアルなキャラクター』に潜む罠 -偏読日記@はてな 今回レビューするのは戯画の「この青空に約束を」 本州から少し南にある離島。 CG:A 音楽:S システム:S ●感想(ネタバレは一応反転) まず、最初に。
で、手を抜いてると思った最大の理由は『約束の日』シナリオ。 「こんにゃく」は恐らく学園青春ドラマをエロゲーにしたものだと思います。 そして、各々の個別ルートでそれぞれのヒロインに再会していますよね。 そこが力を抜いていると思ったところなんですがね。 私はこの人と同じで、島本和彦の漫画が大好きです。特に「吼えろペン」が大好きです。 まるで貶しているようですが、責めているのです。良かった点がつぼにはまったから。 ちなみに、約束の日と関係なく残念だったのはサブキャラが活躍できなかったところ。 |
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しがない学生
趣味:
ゲーム・読書
自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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