軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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「夏空カナタ」の体験版をプレイ後に思ったことが「茅羽耶&沙々羅は他のルートで果たして出てくるのか?」ということ。
不思議なことに由比子に関してはまったく思わなかったのです。 どこかは忘れましたが、「幼馴染とエロゲは相性がいい」と言っていたブログがありました。 実際、はつゆきさんのところを見ても、幼馴染キャラにランクインしているのは全員エロゲのキャラです。 じゃあ、相性がいいのかを考えてみると、まず第一に「フラグの総決算」が挙げられるかと思います。 つまり、幼馴染キャラは主人公が(物語中で)フラグを立てる必要が無い=作り手が楽なのです。 (このあたりは散々言ったのでここでは話しませんが) では、ほかに理由は? それが私が今回思い当たった理由です。 幼馴染キャラは他のキャラと関わりやすいという利点があるのです。 主人公を通す形で他のヒロインとも関われる、つまり「ヒロイン」ではなく「サブキャラ」として他のルートに関われるわけですね。 誰を選ぼうと必ず関わる幼馴染キャラ。幼馴染キャラの人気はこんなところかもしれません。 もちろん、こういったキャラは幼馴染である必要はありません。 例えば姉・妹キャラでも構いませんし、特殊な例ならば「きると」におけるエナさんのような大家さんという位置もあるでしょう。 ただし、ヒロインの横のつながりを持たせる意味の幼馴染が登場するということは、その物語が「小物語」の集合であり、「大物語」ではないことも示しているのではないかと思います。 例えば「家族計画」「遥かに仰ぎ、麗しの」「ゆのはな」「夏少女」「この青空に約束を」というゲームは(こんにゃく以外)幼馴染というものが登場しません。 しかし、それぞれ「擬似家族」「級友」「ご近所」「幼馴染」「寮生」といった具合に主人公を通すことなくヒロインで横の繋がりが持てているのです。 これにより、ヒロインはどのルートでもサブキャラとして自然に入ることが可能になります。キャラの無駄が少なくなるわけですね。 そして、その結果「小物語の集合としての大物語」が可能になるのではないかと思うのです。 同じキャラクターで位置が違うだけですから似通った話になるのは当然です。ただし、それに対する表現が違うだけで。 違う表現を重ね合わせた一つのテーマ。それが「小物語の集合としての大物語」ということです。 こういったものが無いと、単なる「小物語の集合」で終わってしまうのではないかなーと思います。 ゲームの理想に書いた「パラレルの統合」というのは「小物語の集合としての大物語」を端的に示すものなのかもしれません。 PR |
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ゲーム・読書
自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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