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軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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「選択ミス=即死 コレぞ究極のヤンデレゲー」  -アキバブログ

 
メロンブックス秋葉原店に、『同人ゲームサークルとしてTYPE-MOONと並び称された(ウィキペディア)』というサークルいつものところの同人ADVゲーム闘心伝すばるが並んでいて、POPが付いていた。
大阪・日本橋のメロンのPOPでは『選択肢をミスると“即死” ToHeart2ブラックパロディADV』だったみたいだけど、秋葉原のメロンブックスでは『選択ミス=即死でおなじみ サークルいつものところ新作 コレぞ究極のヤンデレゲーだ!』だった。



「いつものところ」のゲームはヤンデレじゃないだろ。

別のブログ様のところでも言及されてるけど、ヤンデレの定義に「主人公に危害を加える」というのはないと思います。
主人公に危害を加えるというのは飽くまで症状です。
主人公に危害を加えるというのがヤンデレだというのは、インフルエンザにかかって病院にいった時に、「頭痛ですね」と言われるぐらい奇妙な解釈です。
「頭痛」というのは飽くまで症状の一つであって、それがあるからインフルエンザだとは限らないし、インフルエンザだから頭痛になるというのもこれまた当てはまりませんよね。
それと同じく、主人公に危害を加えるからヤンデレではなく、ヤンデレだから主人公に危害を加えるとも限らないわけです。


とはいえ、懐かしくなって久しぶりにKanosoを引っ張り出してみようかなとか思ったり。
あれは私はバイオレンスだと思っていますよ。
少なくともヤンデレではないと思うなぁ。
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kagami.jpg「で、これはなんな訳?」
konata.jpg「いや~、最近、「萌えよ! ○○学校」シリーズが出てるじゃない?」
minami.jpg戦車学校陸自学校空戦学校……」
konata.jpg「そうそう」
tukasa.jpgいかろすぅー
kagami.jpg「いや、そのネタはもういいから」
konata.jpg「で、それに触発された作者が世界史コンテンツ形式でやってみようと思ったわけ」
minami.jpg「安直……」
yutaka.jpg「まあまあ、みなみちゃん」
konata.jpg「とりあえず今日は戦艦が戦艦になるまでを辿るよ」


konata.jpg「まず、作者が何度も言ってるけど軍艦と戦艦を混同しちゃ駄目だよ」
tukasa.jpg「間違いなの?」
kagami.jpg「古代はともかく近代においては確実に間違いよ。バスは大型車だけど大型車はバスじゃないでしょ。それと同じ」
yutaka.jpg「軍艦という大きなカテゴライズの中に戦艦という小さなカテゴライズがあるわけかー」
minami.jpg「ホントは色々規定はあるけど、軍隊で使う船が軍艦だと思ってもらえれば間違いないと思う」
konata.jpg「軍艦の中でも直接戦闘に関わる艦を戦闘艦といったりもするよ。といっても、基本的には戦闘艦しかあつかわないけどね」


konata.jpg「軍用船の祖としてはガレー船だね」
tukasa.jpg「ガレー船?」
kagami.jpg「両舷の櫂で進む船のことよ。といっても帆船と同じように帆がついてるのもあるけど」
konata.jpg「初期の軍船は火砲が発達していないせいで、白兵戦……相手の船に乗りこんで戦う、って方法だったんだよ。この方法なら船舷が低くて喫水が浅いガレー船の方が有利、ってこと」
tukasa.jpg「帆船は?」
konata.jpg「帆船が軍艦として発展したのは16世紀だね。ガレー船から、帆船との性質も持つガレアス船を経てより大きなガレオン船になる。ここではキャラックやキャラベルは省くよ。ガレオン船が廃れたのは火砲が発展したことが大きいんだよ」
tukasa.jpg「どーして?」
konata.jpg「漕ぎ手のぶん大砲やその砲手を増やした方がいいでしょ」
tukasa.jpg「あ、そっか」
konata.jpg「そしてガレオン船は戦列艦に発展する」
yutaka.jpg「戦列艦? 戦艦じゃなくて?」
konata.jpg「戦列艦は戦艦の祖先といっていいね。ワンピースとかでみたことない? 両舷に大砲がずらっとならんでるアレが戦列艦。この時代、最も優れた戦術っていうのは単縦陣だったんだよ」
kagami.jpg「単縦陣っていうのは軍艦が一列に並んで航行することよね」
    ▽
    ▽
    ▽     ↓  進行方向
    ▽
    ▽
konata.jpg「かがみんの言うとおり上の図のようなのが単縦陣。こうすることで、両舷に向けて砲の火力を最大限に発揮することが出来るってわけ。射線上に味方の艦がいないからね。戦列艦は最終的には排水量三千トン超で大砲を100門以上積んだ艦になるんだけど、これとは別の道を歩んだ艦もある。それがフリゲートといわれる艦だよ。戦列艦が戦艦の租なら、フリゲートは巡洋艦の租だね。大砲の数は20~50門と戦列艦より少ない」
tukasa.jpg「どうしてわざわざ弱い船を作ったの?」
konata.jpg「能力が限定されてても数が欲しかったからだよ。一番の理由は植民地だね」
kagami.jpg「遠くにもいける、航続力の長くて安価で沢山用意できる警備艦が欲しかったわけね」
konata.jpg「戦闘においてはフリゲートは哨戒・連絡・通商破壊などの役割につく」
minami.jpg「つまり主力の補助」
kagami.jpg「この辺は後の巡洋艦にも繋がるわね」
konata.jpg「で、この戦列艦なんだけど重大な欠点があるのよ。防御の面で脆弱すぎること。大砲ってのはつまりは爆発物をあつかうわけだから、あまり並べすぎると一発で轟沈、なんて可能性もあるわけ。ちなみにこの時代まで艦はあまり沈まない。攻撃力が弱かったから防御能力が弱くても問題がなかったわけだ」
kagami.jpg「火砲が強力になることによって防御能力を上回ってその結果防御上の問題点が明らかになったわけね」
konata.jpg「で、戦艦、というより装甲艦は船舷に装甲防御をほどこすことによって誕生したわけ。世界初の装甲艦は1859年に建造されたフランスのグロアールだよ」
LaGloirePhotograph.jpg←フランス海軍グロアール
konata.jpg「ただし、この時点でも防御面の欠点はあった。砲がズラっと並んでいることにはかわりないわけだからね。防御しなくちゃいけない範囲が広くなって、個々の砲に対して防御を充分に行えない。この欠点を改良したのが中央砲郭艦といわれるもの。軍艦の中央に搭載砲を集中させる形式」
yutaka.jpg「ちゅーおーほーかくかん?」
\  /
  ○
/  \
konata.jpg「軍艦の中央に上のような砲郭(ケースメート)……装甲で覆った大砲の部屋を配置するんだよ。個々の砲はノの字のように回転させることが出来るから従来の砲よりも広い斜角がとれて、大砲を沢山積んだ艦よりも攻撃能力の面において寧ろ有効に働くね」
kagami.jpg「中央砲郭艦として有名なのはなによ?」
konata.jpg「日本海軍で初めて戦艦になった初代扶桑は中央砲郭艦だよ。ただ、他の列強の排水量の半分以下しか持ってなかったし、戦艦になったのは寧ろ政治的な意味合いが大きいけどね」
tukasa.jpg「そういえば、日本はそれまで戦列艦を持たなかったの?」
konata.jpg「持ってなかったね。これは大名が500石以上の船を作れなかったから。ちなみに500石は水のトン数に直すと約90tだよ」
kagami.jpg「立ち遅れてるわね」
konata.jpg「もっとも、これは大名に限ったことだから、商人たちは許された。実際、1500石ぐらいの船は作られてるよ。といっても、軍艦とは違って商船には適当な大きさってものがあるから余り発展はしなかったけどね。日本においては近代と近世以前の船は分けて考えた方がいいかもしれないね」
yutaka.jpg「それから中央砲郭艦の時代になるの?」
konata.jpg「ところがどっこい、中央砲郭艦の時代は長くは続かなかった。南北戦争が発生することによって装甲艦はついに戦艦へと進化する」
kagami.jpg「1861~1865年の間に起きたアメリカの内戦ね」
konata.jpg「そう。途中経過については違う人がやってるから省くけど、この戦争で活躍したUSSモニターなんかは旋回砲塔だったんだよ。旋回砲塔ってのは、砲郭における砲があくまで砲が動くのに対して、砲塔そのものが回転して動くもの」
USSMonitor1862_2_ws.jpg←USS モニター
tukasa.jpg「随分船舷がひくいねー」
kagami.jpg「というか、不恰好ね」
konata.jpg「進化する途中の艦だからね。その辺は仕方ないよ」
minami.jpg「ちなみに、モニターはその後モニター艦の語源になっている」
konata.jpg「みなみちゃん、よく知ってるね。でも今はモニター艦についての説明は省くよ。とにかく、この戦争で旋回砲塔が有効なことがわかった。これを吟味して1892年に誕生したのがイギリス海軍の戦艦『ロイヤル・ソブリン』だね。これが近代戦艦の嚆矢となったわけ」
fcae9721.jpg←HMS ロイヤル・ソブリン級八番艦 フッド
kagami.jpg「数百年を経てやっと近代的な戦艦が誕生したわけね」
konata.jpg「今日はここまでにしとくよ。次回は弩級戦艦の誕生をピックアップするよ」



なお、今回以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
モアイ部さま


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Nitro+より月光のカルネヴァーレをレビュー。



●あらすじ
美女は野獣に恋をした
けれども彼女は恋を知らない
野獣は美女に恋をした?
けれども鉤爪は傷つけるだけ
彼女にできるのは――奇跡を謳うこと―
彼にできるのは――鉤爪を振るうこと―

ベルモント――
時の流れに取り残され、錬金術の影響が色濃く残るその歴史都市は、
自動機械人形(オートマタ)が観光客を迎える、世界一の人形生産地だ。

瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダ)。
骨董品の自動機械人形(オートマタ)は、人間と見紛うほどの外見だが、自由な心を持たない。
人の似姿として作られた彼女たちは、主人(パードレ)の命令に従 うがまま、
踊り、笑い、演じ、抱かれるしかなかった。

過去を捨て、ベルモントへやって来たロメオ。
彼はゴミ捨て場で偶然、記憶喪失の壊れた自動機械人形(オートマタ)を拾う。

「私の名前は――忘れちゃいました」 

ロメオは、アンナと名付けたその人形と共に、新たな生活を始めた。
だが、平穏な日々は長続きはしない。

かつて属していた組織「オルマ・ロッサ」が、ロメオの匂いを嗅ぎつける。
ロメオはようやく見つけた日常を守るため、一度捨てた自分の過去に、
再び立ち向かわなければならない――。

ふたりは踊る
逃げ惑うように―
傷つけ合うように―
運命の下
その糸が切れるまで
(オフィシャルサイト、及びデモムービーより引用)

●評価
総評:80点

シナリオ:A
ライターさんは下倉バイオさん。ちなみにこれがデビュー作。
ニトロプラスの新作、スマガを製作中らしいです。
プレイ時間は25時間弱です。

キャラ:S
攻略キャラはアンナ、ノエル、ルナリア、レベッカの四人です。
以下キャラクター紹介

・ロメオ(CV:キョン香山 道伸)
主人公。ぶっきらぼうでヘビースモーカー、なおかつ方向音痴なタクシードライバー。その正体は人狼。
かつては犯罪組織オルマ・ロッサに属していた。

・アンナ(CV:雅 姫乃)
ロメオがゴミ捨て場で拾った記憶喪失の自動人形(オートマタ)。音痴で物覚えが悪い。
自動人形では調律できないはずのオルゴールを作製しようとジェルマーノの工房で見習いをしている。

・ノエル(CV:成瀬 未亜)
麻薬売買組織の一員として暮らす孤児。ベルモントの地理に詳しい。

・レベッカ(CV:奥田 香織)
オルマ・ロッサ幹部で射撃の名手。かつてロメオに命を救われた。現在はシルヴィオの愛人。
甘いものに目がない。

・ルナリア(CV:紅野 ミア)
人形曲馬団チルチェンセスで花形を務める自動人形。軽業が得意。手先を生かして人形劇も行う。
主人であるダヴィデを嫌っている。

・ジェルマーノ(CV:牛柳 亀三)
ベルモント随一の機械職人。頑固で口が悪いが、弟子のアンナには弱い。

・パオロ(CV:秋山 樹)
ベルモントに赴任してきた麻薬捜査官。気さくでおどけてはいるが妥協を許さない。
ポケットにはいつも酒瓶を忍ばせている。

・ダヴィデ(CV:アナゴ比留間 京之介)
人形曲馬団チルチェンセスの団長。ルナリアを心から愛している。
面妖な顔と物言いで登場人物たちを驚かせる。

・ピウス(CV:皇 帝)
教煌庁対魔特殊部隊、鳥兜(ルパーリヤ)の総監。
人狼を憎んでいる。

・コルナリーナ(CV:海原 エレナ)
鳥兜の自動人形。
貴婦人のようななりで上品に振舞うが、性格は悪い。

・イリス(CV:榊 るな)
鳥兜の自動人形。
子供のようななりで、言動も子供そのもの。ただし、善悪の認識がずれている。

・ペルラ(CV:新内 紀里)
鳥兜の自動人形。
感情表現に乏しく、時間厳守を行動理念とし、少しでも予定が狂うと不機嫌になる。
アンナに対しては、好意を抱いている。

・ヴァレンティーノ(CV:祭 大!)
オルマ・ロッサの頭領(カーポ)でロメオの親変わり。
その偉大さに組織内だけでなく多くの著名人からも尊敬を集める。

・シルヴィオ(CV:松上 九郎左衛門)
オルマ・ロッサの副頭領(ヴィーチェカーポ)でヴァレンティーノの実子。
かつてはロメオの親友であったが、組織から抜けたロメオを憎んでいる。
偉大すぎる父には複雑な感情を抱いている。

・グリエルモ(CV:一条 和矢)
オルマ・ロッサの相談役(コンシリエーレ)。
かつてはロメオの師であり、兄と慕われていた。
冷静沈着で自らや他者よりも組織の利を優先して動く。

・カルメロ(CV:保村 真)
シルヴィオの弟分で、ロメオにつきまとう。
麻薬中毒者で喧嘩っ早い。頭はあまり良くない。


CG:B+
原画は大崎シンヤさん。
枚数は差分なしで153枚。
戦闘シーンにほとんど割かれて、通常のイベントCGが少ないです。
てか、ロメオのナニがデカ過ぎるw
40センチ弱はありますよ、あれww

音楽:A-
全体的にダークさとメルヘンな感じが混ざったいい感じので作品にもあってます。
が、戦闘シーンが多いせいか、CGと同じく妙に少なく感じたり……
あと、その戦闘シーンでの音楽が合ってない気がします。
具体的にはロック調の「月下に捧ぐ」とアコギっぽい「Granfia」ですね。前者は世界観に、後者は戦闘シーンにそぐわない感じがしました。
好きなのは「Belmont」「La Bella e la Bestia」「Entrare」と、曲目にはないですけど「嘆きの人形」の鐘バージョンですかね。
OPの「嘆きの人形」、EDの「Memento Vivera」「幻灯」も素晴らしいです。

システム:A+
基本的にはショートカットキーも相まって、使いやすいです。
デザインを重視したバックログが少し見づらいですかね。それぐらいです。

理想度:B
①主人公 ○
②出会い △
③テーマ △
④パラレル ×
⑤整合性 ○
⑥ヒロイン △
⑦脇役 ○
⑦ハッピーエンド △

●難易度
さほど難しくはないですがバッドエンドに派生する選択肢が多いです。
アンナを一度は攻略しないとルナリアを攻略できず、ノエルを一度は攻略しないとレベッカを攻略できません。
それぞれ二つのルートがあります。


●注意点
バッドっぽい終わり方が多いです。
特に、レベッカバッドエンドなんかはかなり後味悪いです。
両方誰が見てもハッピーエンドなアンナを最後に回したほうがいいかな、と思います。

●感想(ネタバレは一応反転)
なんとゆーか。
いいところは予想通り、悪いところは予想外れ、といった感じのゲームでした。
悪いところから挙げましょう。
まず、戦闘シーンです。
長い、というよりタルいです。
CGにおいても、音楽においても、シナリオにおいても、長すぎる戦闘に引きずられて総合的なバランスが悪くなっています。
沢山の戦闘よりも、一度の名勝負を見たかった。
そういう意味ではノエルルートのシルヴィオ戦なんて良かったですね。
いい点は独特の世界観ですね。
閉鎖都市巴里とか、ローゼンメイデンなんかが好きな人なら楽しめると思います。
クセになりますね。ダークな雰囲気に人形、人狼という、ファンタジーというよりも寧ろメルヘンな道具。
ダークメルヘン、とでもいうのでしょうか。
ゴチックな雰囲気・世界観が素晴らしいです。
それから、脇役がカッコいいです。
シルヴィオやヴァレンティーノ、ジェルマーノあたりですね。
そういう意味ではピウスが残念すぎますね。
ルナリアルート以外では大言壮語の三下そのものです。
あと声優が豪華すぎるw これだけでも買う価値があるかもしれないです。
参考動画

以下、ヒロイン別感想

アンナ
一番優遇されてる娘ですね。両方のルートでハッピーエンドですし。
なんだかんだ言って私はハッピーエンドが一番いいんだなぁ、と感じました。
他のヒロインのルートでも出張ってますし、まさしくメインヒロインですね。
ノエルルートの記憶喪失を補うメモ紙のシーンなんかは涙腺緩みました。

ノエル
グッドエンドのふりふり衣装にグッときました。
でも、ルートとしてはバッドエンド(いとうかなこED)の方が好きです。

ルナリア
グッドエンドでもバッドエンドでもすっきりしない終わり方ですね。
グッドだとルナリアは記憶失うし、バッドだとロメオはオルマ・ロッサと完全に決別するし……
私はグッドエンド(ワタナベカズヒロED)のが好きです。

レベッカ
ヤンデレ属性持ち。その手の属性好きの私としては堪らないです。
人によってはウザく感じるかもしれませんね。他のルート、例えばノエルルートなんかの方がいいキャラをしていたと思います。
バッドエンドが本当にバッドエンドな人。
もっとも、物語としてはありだと思います。
成長したノエルやレベッカとロメオの子供なんかで未来を感じさせる終りかたではあります。
(もっとも、その未来にロメオが居ない、という意味においてやはりバッドなのですが)
というかバッドエンドで遊びすぎですw
成長したノエルはともかく、ツンデレルナリアとかツンデレジェルマーノとか、空飛ぶ団長とか、大地の目覚めとか、分身する変態とか、巨大化する変態とかww
個人的に好きなのはノエルバッドエンド、アンナ狼エンドですね。
ノエルのバッドエンドは「究極のハッピーエンドはヒロインと主人公が結ばれた瞬間に二人とも死ぬこと」とかいうのを思い出しました。


●最後に
こういうのは嫌いではないです。ファンタジーというよりメルヘン、いや、メルヒェン(CV:ダヴィデ)に近いものですね。
オカルト・ゴチックは浪漫ですね。
錬金術とか書きたくなったかも。
見せ方が上手いのは間違いないです。やって損はないかと。

主人公が主人公である必要がある
これが一番大事ですかね。
エロゲ・ギャルゲにおいて、主人公が主人公である必要がないものは多いです。
古くは「Kanon」や「ToHeart」からこの傾向はありますね。
つまり、主人公が単なる狂言回しであるパターン。
つまり、ゲームにおける話が「主人公」の話ではなくて「ヒロイン」の話の集合体なのです。
これでは、舞台とキャラクターを除けば同じゲームにする意味はあまりないと思います。(もっとも、その二つも確かに重要なのですが)
「AIR」や「遥かに仰ぎ、麗しの」、「家族計画」なんかの『主人公の話』であるほうがいいですね。
注意してほしいのが、この場合、主人公の性格やカッコよさにはよらないということ。
ヘタレでも構わないということです。例えば、「君が望む永遠」のような。(もっとも、私はアニメ版しか観てませんが)
もちろん、ヘタレでないほうが望ましいですがね。

主人公とヒロインが『出会う』
これはフラグの総決算がない、ということです。
もちろん、そういうのも嫌いではないです。
ですが、理想としては外れると思います。
やはり物語をスタート地点から、つまりヒロインと出会ってからを書いてほしいです。

物語のテーマに沿っている
テーマの一貫性というのはやはり欲しいです。
理想的なのは「家族計画」や「こいびとどうしですることぜんぶ」。
コンセプトのあるゲームならば、そのコンセプトに沿って作ってもらいたいです。

パラレルの統合
これはPULLTOPあたりが上手いですかね。
端的に言えば、「どのヒロインからでも」辿れるエピローグが欲しい、ということです。
もちろん、エピローグではなく、ルートでも構いませんが。
どのヒロインからでも辿れる、というわけではないですが、例えば「CLANNAD」や(恋愛ADVではないですが)「ひぐらしのなく頃に」なんかもパラレルの統合が上手いですね。
つまりは、物語の幕引きを務める誰もが納得の行く終りが欲しいのです。

物語の整合性がとれている
例えば違うヒロインのルートで初恋の相手や性交渉の初めての相手がずれていたり……
こっちのヒロインのルートとあっちのヒロインのルートに矛盾がない、というのはポイント高いですよね。
これは④のパラレルの統合にも繋がるかもしれません

ヒロインが一人。ルートが複数
これは、ホントに理想でしかないです。
一部の特殊なゲームを除けばこれが難しいのは重々承知しています。
ですが、出来れば一人がいいなぁ、というのが本音。
幾ら出会いがあっても、同じ人物が同じような毎日を過ごして、違う人物に恋をする、というのはやはり不自然な気もするので。
いや、それが悪い、というわけではないですが、理想としてはやはり同じヒロインのほうがいいです。
ルートが複数、というのはそうでないとゲームである意味がないから。
ルートが一つならばアニメや小説でもいいです。同じ作品内での違う結末というのがゲームであることの最も大きな意味だと思うので。

魅力的な脇役(6/13 追記)
脇役が魅力的な作品に駄作はないと思っています。
それほど脇役は大事です。
勘違いして欲しくないんですが、魅力的ではあっても飽くまで脇役です。主役が脇役の影に隠れるようではダメですよ。
ただ、主役を食っちまうほどの勢いは欲しいです。
つまり、主役を食うほどの脇役を押しのけるようなメインも欲しいのです。

ハッピーエンド
なんだかんだいっても、私はハッピーエンド至上主義者です。
泣くにしても、悲しくて泣くのではなく、「あぁ、良かった」といって、安堵で泣きたいです。


理想は飽くまで理想です。理想から外れていてもいいものはいい。理想に近くても悪い物は悪い。
ただ、理想を持っておくのは、自らの嗜好を確認するうえで大事なのかも、と思ったりもします。
男はヤンデレに非ず? - ForExample...
ヤンデレがサド性と同一であるという見方は私は納得できませんが、陵辱系エロゲーにおける主人公がある種のヤンデレであるという見方は納得が出来ます。
そして、陵辱系エロゲーにおける主人公の多くがサド性が強いというのも。
School Daysはそれまでにも土壌があったヤンデレというものを一ジャンルに昇華したという点で功なのでしょうが、ヤンデレがグロ=流血であると思わせたのは間違いなく罪だと思いますね。
ヤンデレは状況変化における萌えであると私は思っています。本来は主人公が死ぬというところだけでは不十分なはずなのです。
……リンク先の記事はヤンデレに対する見方というよりはヤンデレユーザーに対する見方なんですよね。
私の場合はヤンデレをサドとして受けとるかマゾとして受けとるかと言われると……どちらでも無いですねぇ。
こいびとどうしですることぜんぶのレビューでも少しだけ言及したかもしれませんが、私は「状況」を楽しむ人間なんですよね。
ヤンデレというジャンルはまさしく状況変化の過程であって、だから好きなんだと思います。(そしてそれ故に例えば主人公が刺されるシーンだけだと不満)
ヤンデレがサドがマゾかというのはどっちかというとキャラ性にあたるので私の持論からは外れる、ということですかね。
ヤンデレがここまで流行している事態は状況を好むヤンデレラーとしては憂慮すべきなのかもしれませんねぇ……。
School DaysのDVDは最終巻だけが売り上げが多いらしいですし。
つまりヤンデレラーの多くがサド・マゾというキャラ性でヤンデレを楽しんでいるわけで、状況というのがこれからどうなるのかっていうのが……不安だったりします。

「ハッピーエンドで救われる人」と「アンハッピーエンドを直視できる人」 - 編読日記@はてな
巡回先でこんな記事をみかけたのでちょいと考えてみます。
私のばあいはなるだけハッピーエンドになってほしいですね。あんまりアンハッピーエンドは見たくないです。
最終的にはハッピーエンドになってほしい。しかし、バッドエンドでも作り方が上手かったり、納得できる終りかたならばそれはそれで構いません。
作り方の問題であるから安易なハッピーエンドは嫌い……と言いたい所ですが、私の場合は正直、安易なハッピーエンドでも、それはそれで受け入れると思います。
「安易なハッピーエンドにする必要がある」「人気が無くてもアンハッピーエンドにする必要がある」……
う~ん、つまりは必要性の問題ではないのかなーと思いました。
(そのうちレビューしたいと思いますが)例えば、ゆのはなにおけるゆのはルートなんかはかなり安易なハッピーエンド……それこそ、それまでの流れを無視したかのような終り方でしたが、私はアレには納得します。
アレをハッピーエンドでなければ、ゲーム中のある言葉が嘘になるのではないかと思うからです。
ハッピーエンドだったとして安易か否かは作り方にもよるのでしょうが、受け手の覚悟(これはアンハッピーエンドでも)と作り手の意思にも依存するのかもしれませんね。

それに加えて私の場合はハッピーエンドの範囲が広いようです。
リンク先のコメント欄ではAIRが例として挙げられていますが、私はAIRはアンハッピーエンドだと思わないです。
寧ろ、アレこそがあの物語では最良のハッピーエンドだったのではないかと思います。
何を持ってしてハッピーエンド、バッドエンドとするかもそもそも微妙ですねぇ……
最終兵器彼女も私はハッピーエンドだと思いますし。
未来へ志向するものが必ずしもハッピーエンドで、そうでないものがアンハッピーエンドではないのだと思いますよ。
たとえ、主人公たちに未来が無くてもハッピーエンドたりうると思います。

ハッピーエンドかアンハッピーエンドかというのは、作り手が何をどう作りたいか、読者・視聴者・プレイヤーが何を求めているか……そういうのが全て絡んでどうなのか判断すべきかもしれません。
少なくとも私はハッピーエンドかアンハッピーエンドかで比較はしませんね。
無論、ハッピーエンドの方が好きなのですが。

ロシアの場合はイギリスとほぼ同じです。
地名、軍人名、政治家(国王や貴族なども含む)、無形名詞などがあります。
ロシアの場合、特徴的なのは「改名」と「名前が長い」ことですね。
前者に関しては共産主義という政治体制が関わっています。
つまり、ロシア帝国からソビエト共和国連邦になる時には「帝国主義的な名前を排除する」という目的と、「共産党の権威を高める」という目的の為に、多くの艦が改名しています。
そして、ソ連が現ロシア共和国になったときにもソ連との関わりを断つという目的のために帝政ロシア時代の艦名をつけられたものもあります。
例えば、1914年に進水した弩級戦艦「インペラトリッツァ・マリーヤ(マリヤ女帝)」は1918年に「デモクラティーヤ(民主制)」と改名されましたし、同型の「インペラートル・アレクサンドル3世(皇帝アレクサンドル三世)」は1917年に「ヴォルヤ(意思)」と改名され、1919年に「ゲネラル・アレクセイエフ(アレクセイエフ将軍)」と改名されました。
つまり、君主制時代の女帝や皇帝は駄目になったのです。
ソ連は地名まで変えた国なので、お国柄と言えるのかも知れません。
ソ連の名前には他国ではあまりつけないであろう特徴的な名前が多いです。それは共産主義という特殊な政治体制から来た物です。
例えば「コミンテルン(共産主義インターナショナル)」とか「コムソモレッツ(共産青年同盟員)」、なかには「オクチャーブリスカヤ・レヴォリューツィヤ(十月革命)」なんていう無茶な名前もあります。
さて、最後に「長い名前」ですが……ロシアの艦船は由来を略さずにそのまま使うばかりか、それに称号までつけます。(普段に呼ぶときは略すのかもしれませんが少なくとも正式名称は)
さっきの「オクチャーブリスカヤ・レヴォリューツィヤ」なんてまだ甘いほうで、「アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・ゴルシュコーフ」とか「アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・クズネツォーフ」とか「ゲネラル・アドミラル・グラーフ・アプラクシン」とか……
他の国だと「人名」の、それも「姓のみ」で終わったりするのも多いのに、ロシアの場合は「フルネーム+将軍」とか「フルネーム+皇帝」とか「フルネーム+称号+提督」とかつけるのでとても長い名前になるのです。


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好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。
好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。
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