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核戦争の最大の懸念は放射能ではなく紅茶不足、50年代の英公文書



【5月5日 AFP】もし核戦争が起きたら政府は何について最も憂慮するべきか――答え、紅茶不足。こんな内容の英政府の公文書が4日、公開された。
 英国立公文書館(National Archives)で保管され、このたび機密指定解除された1954-56年の英有事対策会議の議事録には、英国が原子爆弾や水素爆弾の攻撃を受けた場合の懸念について、放射能汚染ではなく、英国人の主飲料である紅茶が不足する「非常に深刻な事態」に陥ると記されていた。


さすがはイギリス人ww
一番の心配が「紅茶」とはさすがは紳士の国ですね。なんともはや、イギリスらしい。
ちなみに都市伝説ですが「朝鮮戦争時、イギリス軍の砲撃が突然やんだので何事かと思って連絡を取ったら「お茶の時間なので一時休止する」とのことだった」とか「レーションに必ず紅茶が入っている」(もっとも最近はコーヒーが入ってるのもあるらしい)とか紅茶ネタに関しては事欠きませんね。
アヘン戦争も紅茶が原因で起こった戦争とも言えますし。
「紅茶が飲めないぐらいなら国が滅んだ方がマシだ」というのが本音だったりしてw
紅茶といえばイギリス、イギリスといえば紅茶ですなあw

 

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「夏空カナタ」の体験版をプレイ後に思ったことが「茅羽耶&沙々羅は他のルートで果たして出てくるのか?」ということ。
不思議なことに由比子に関してはまったく思わなかったのです。

どこかは忘れましたが、「幼馴染とエロゲは相性がいい」と言っていたブログがありました。
実際、はつゆきさんのところを見ても、幼馴染キャラにランクインしているのは全員エロゲのキャラです。
じゃあ、相性がいいのかを考えてみると、まず第一に「フラグの総決算」が挙げられるかと思います。
つまり、幼馴染キャラは主人公が(物語中で)フラグを立てる必要が無い=作り手が楽なのです。
(このあたりは散々言ったのでここでは話しませんが)
では、ほかに理由は?
それが私が今回思い当たった理由です。
幼馴染キャラは他のキャラと関わりやすいという利点があるのです。
主人公を通す形で他のヒロインとも関われる、つまり「ヒロイン」ではなく「サブキャラ」として他のルートに関われるわけですね。
誰を選ぼうと必ず関わる幼馴染キャラ。幼馴染キャラの人気はこんなところかもしれません。
もちろん、こういったキャラは幼馴染である必要はありません。
例えば姉・妹キャラでも構いませんし、特殊な例ならば「きると」におけるエナさんのような大家さんという位置もあるでしょう。

ただし、ヒロインの横のつながりを持たせる意味の幼馴染が登場するということは、その物語が「小物語」の集合であり、「大物語」ではないことも示しているのではないかと思います。
例えば「家族計画」「遥かに仰ぎ、麗しの」「ゆのはな」「夏少女」「この青空に約束を」というゲームは(こんにゃく以外)幼馴染というものが登場しません。
しかし、それぞれ「擬似家族」「級友」「ご近所」「幼馴染」「寮生」といった具合に主人公を通すことなくヒロインで横の繋がりが持てているのです。
これにより、ヒロインはどのルートでもサブキャラとして自然に入ることが可能になります。キャラの無駄が少なくなるわけですね。
そして、その結果「小物語の集合としての大物語」が可能になるのではないかと思うのです。
同じキャラクターで位置が違うだけですから似通った話になるのは当然です。ただし、それに対する表現が違うだけで。
違う表現を重ね合わせた一つのテーマ。それが「小物語の集合としての大物語」ということです。
こういったものが無いと、単なる「小物語の集合」で終わってしまうのではないかなーと思います。

ゲームの理想に書いた「パラレルの統合」というのは「小物語の集合としての大物語」を端的に示すものなのかもしれません。

miyuki.jpg「第七回ですよ~」
kagami.jpg「これも随分長くなってきたねー」
konata.jpg「前々回、第一次世界大戦後、各国の海軍の軍拡で経済負担が大きくなっていたのは話したよね。ワシントン条約は『さすがにこれはマズイ』と思った列強が手打ちをするための条約だったんだよ」
「軍拡をやめなければ資金繰りが厳しい。でも軍拡をやめれば他の国がその隙に軍備を増強するかもしれない」
「八方詰まりだね」
konata.jpg「そんな状況に対してアメリカが提案したのがこの条約だったってわけ」
「つまり軍縮条約というよりは、軍拡防止条約だったわけだね」
konata.jpg「『このあたりでお互いに手打ちにしましょうや』ってわけだよ」
kagami.jpg「ぶっちゃけるな」
konata.jpg「んで、その条件(軍艦に関して)はこちら。はい、ドン」

・主力艦の保有比率を米英日仏伊で5:5:3:1.75:1.75とする
・戦艦の合計排水量は50万t(米英)、30万t(日)、17万5千t(仏伊)
・空母の合計排水量は13万5千t(米英)、8万1千t(日)、6万t(仏伊)
・戦艦の基準排水量は一隻あたり3万5000tまで。主砲は16インチ(40.6cm)まで。
・空母の基準排水量は一隻あたり1~2万7千t(ただし2隻だけ3万3千tまで可)。備砲は8インチ(20.3cm)まで。
・巡洋艦以下に関しては制限なし。ただし、排水量は1万t以下、備砲は5~8インチ。
・条約開催までに完成していない艦は、未完成艦として廃艦になる
・艦齢20年以上に達した艦は条約の制限範囲内で代艦建造可能。
・ただし、条約締結後10年間は戦艦の新造を行わない。

「ほうほう」
kagami.jpg「それなりに厳しいわね」
konata.jpg「ちなみに日本に関してはこの条約に関しては一悶着あってね。それが戦艦『陸奥』に関する問題」
「ふむふむ」
「『陸奥』は八八艦隊計画の第一陣『長門』型戦艦の二番艦」

nagatogata.png
戦艦『長門』(竣工時)
基準排水量:32720t
常備排水量:33800t
満載排水量:38500t
全長:215.8m
全幅:28.96m
吃水:9.08m
出力:80000馬力
速力:26.5ノット
航続力:5500浬/15ノット
兵装:41cm連装砲4基、14cm単装砲20基、7,6cm単装高角砲4基、53cm水上魚雷発射管4門、同水中魚雷発射管4門

konata.jpg「これは『未完成艦は廃艦』ってのが問題だったんだ。その未完成艦に英米は陸奥が含まれると主張したんだけど、日本は完成していると主張したんだ」
「書類上は完成していたし、海軍にも引き渡されていた。でも突貫工事で一部が未完成のまま海軍籍に入った」
konata.jpg「米英が反対した最大の理由は陸奥の竣工によって海軍の軍事パワーが圧倒的に日本有利に傾くからなんだよ。当時16インチ砲を保有しているのは日本の長門、アメリカのコロラドとメリーランドの三隻しかなかったからね」
kagami.jpg「もし日本と戦争になった場合に不利が否めないってことね」
konata.jpg「アメリカは太平洋大西洋両方に面している。パワーバランスで考えれば16インチ砲搭載戦艦を両方に分散すれば、日米戦となったときに日本が二隻もっている16インチ砲搭載戦艦によって確固撃破されかねない。逆に太平洋に集中させれば大西洋の守りが不安になる」
「ワシントン条約には台頭してきた日本を封じ込める意図もあった。陸奥の保有を認めれば台無しになりかねない」
konata.jpg「で、最終的には陸奥の保有を認める代わりに米英に16インチ砲搭載戦艦を2隻ずつ保有出来ることになった。これによって完成したのが前々回触れた『ビッグセブン』……つまり、日本の長門』『陸奥』、アメリカの『コロラド』『メリーランド』『ワシントン』『ウェストバージニア』、イギリスの『ネルソン』『ロドネイ』の七隻の戦艦だったってわけさ」
「ちなみに、これによって保有量が多少変更された。米英52万5千t、日31万5千t、仏伊は変わってないので保有比率も5:5:3:1.67:1.67に修正」
「フランスとイタリアは丸損だね」
konata.jpg「ただ、まあ、仏伊は国力的に考えても国土的に考えても主力艦を余り持てない&持つ必要が無いから問題とはされなかったんだけどね」
miyuki.jpg「そして空母もこの条約によって一挙に大型艦が作られました」
「どうして?」
konata.jpg「条約中に「空母2隻は3万3千tの排水量まで可」ってのがあるでしょ? 各国海軍はそれを条約によって廃艦処分される戦艦を流用して作ろうとしたわけだよ」
kagami.jpg「軍艦のリサイクル、ってわけね」
miyuki.jpg「これによって日本は巡洋戦艦『天城』と『赤城』を、アメリカは巡洋戦艦『レキシントン』と『サラトガ』を、フランスは戦艦『ベアルン』をそれぞれ航空母艦として竣工させることを決定しました」
「ただ、天城のみは完成しなかった」
「どうして?」
miyuki.jpg「関東大震災のせいです。このせいで船台の上で大破。修復困難として廃棄され、その代わりに廃棄される予定だった戦艦『加賀』が空母として竣工することになりました」
konata.jpg「この他には条約型巡洋艦というものが竣工されるようになったんだよ」
kagami.jpg「条約型巡洋艦?」
konata.jpg「戦艦の数が制限された。でもより有利な相手に対抗する手段は持ちたい。かがみならどうする?」
kagami.jpg「そう……ね……個々の戦艦において有利を保つこと、かしら」
「つまり質で対抗するわけだね。でも今経緯を見たとおり16インチ砲搭載戦艦は二隻に限られたよ」
「訓練して質を上げるとか……?」
kagami.jpg「うーん……戦艦の代わりを用意すること? つまり戦艦の代替手段」
「どちらも正解。日本海軍は『月月火水木金金』という言葉のように猛訓練によって個々の質を高めようとした」
konata.jpg「そして戦艦の代わり……これが条約型巡洋艦なんだ。つまり、一万トンの排水量ギリギリに積めるだけ兵装を積んだ準主力艦ってわけ」
miyuki.jpg「もっとも、ほとんどの条約型巡洋艦が一万トンを若干オーバーしていましたがね」
konata.jpg「一般的な条約型巡洋艦は主砲が8インチ(20.3cm)。つまりギリギリいっぱいだね。でもそれ以外は各国の特徴が出てくるんだよ」
kagami.jpg「ふーん。例えば?」
konata.jpg「日本だと魚雷が重視されたから8~12門と他国よりも重雷装で、しかも攻撃力重視のあまり居住性が極端に低かったのが特徴」
miyuki.jpg「とあるイギリス海軍士官は『我々は初めて本物の軍艦に乗った。今まで我々が乗っていたのは客船だった』といいます。日本海軍はこれをほめ言葉として受け止めましたが、居住性の悪さを皮肉ったものだったとも言われます」
「ただし、イギリスやアメリカと違って日本海軍は基本的に沿岸海軍で巡洋艦の航続距離もイギリスが12000浬前後、アメリカが10000浬前後だったのに対して日本は7000~8000浬。つまり居住性が二の次になることを考慮すべき」
miyuki.jpg「イギリスの場合は植民地を多数持っているのでそこへの警備艦という意味もあって航続距離が重視されました」
konata.jpg「アメリカの場合は日本と逆だね。準主力艦、準戦艦とみなしたから雷装はせず砲力に力を入れたんだ」
「ほんとにいろいろあるんだね」
kagami.jpg「国状、戦略にあった艦ってわけね」
miyuki.jpg「こうして様々な道を歩み始めた条約型巡洋艦でしたが、ある共通した欠点がありました」
kagami.jpg「なに? それは」
konata.jpg「防御力。直接、間接問わず、ね」
「どうして?」
konata.jpg「一万トンのフネに8インチ砲を6~10門載せて、なおかつそれに見合う防御をしようってのが無茶なんだよ。実際、この時期の8インチ砲搭載の巡洋艦は対8インチ砲防御が充分とは言い難い」
miyuki.jpg「装甲の面では二次大戦中の軽巡洋艦(5~6インチ砲搭載巡洋艦)の方が厚い場合も多いですね」
「そして間接防御力。これは攻撃力過剰に由来している」
「どういうこと?」
konata.jpg「考えてもみなよ。魚雷も砲弾も爆発物だよ。しかも魚雷発射管は砲塔と違って剥き出しに近いんだ。これが大量に艦上に並べられている」
kagami.jpg「下手すれば轟沈ってわけね……」
konata.jpg「この攻撃力(兵装)過剰には他の影響もあったんだけど、それは次々回にでも説明するよ」
miyuki.jpg「こうして戦艦、巡洋艦、空母は条約という枷のせいで、あるものは歪にあるものは異常に進化し始めます」
konata.jpg「といったところで今日は終わるよ」
「次回は?」
konata.jpg「リクエストがあったから来週は条約型空母について詳しく説明するよ」

なお、今回以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
モアイ部さま
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畜生、やみなべ祀に行きたい!

地方に住んでる人間にとってイベントの時期ほどつらいもんは無いです。

行きたくても行けない(金銭的に)、いや、行くだけなら可能でも交通費>遊行費ってのは;;

あと、私信を。

>飲茶さん
わざわざありがとう。
ToHeartADとつよきす二学期は地雷の評価が名高いですがやりたくはあります。
ほら、地雷ほど踏みたくなるものでww

>アヒルさん
空母特集は次々回か次々々回を予定しています。
とりあえず、次回はワシントン海軍軍縮条約の説明をしたいと思います。

それでは、よい黄金週間を。

といっても、社会人にとっても学生にとっても黄金週間って名ばかりだよなー。

特に社会人一年生とかそれを教育する立場の人間とか地獄ですよ。この後が。

自分の周りで同じよう人を見たことがある=『リアルなキャラクター』に潜む罠 -偏読日記@はてな

エロゲに限らず、キャラに限らず、ではあるんですが。
リアリティって難しいですよね。
あんまりなさすぎても引かれますけど、でも架空のキャラならリアリティが無いでバッサリ切り捨てるような状況や人物でも、実際にあったこと、居る人ってのはあるもので。
私の周囲だと「三十までに死ぬつもりだから」と煙草を一日五箱ぐらい吸って歯茎が灰色に変色している友人とか五歳から深夜アニメを見ていた友人とか居ますし。
人物に限らないなら戦史とかでも多いんじゃないでしょうか。
例えば日本海海戦の結果や真珠湾攻撃の結果なんて、架空戦記で書いたら引かれるレベルですけど起きてますしね。
それにしてもリアリティに拘る意義ってのはやっぱりあると思いますよ。
「面白ければリアリティは要らない」という意見は私は半分賛成で半分反対です。
リアリティというのは面白さの一つだと思うんです。
リアリティが面白さの足を引っ張るようならばそれはリアリティという贅肉が付きすぎている。
でも、だからといってリアリティの無さを面白さに固執したという言い訳で回収は出来ない、というか。
キャラクタにリアリティがあればそれだけ人物にも感情移入しやすいですしね。
あとは……リアリティはの有無はそれ単体では意味が無いものだと思います。
つまり面白い作品であれば「リアリティが有る」ことでさらに評価があがり、つまらない作品であれば「リアリティが無い」ことで評価が下がる。面白くリアリティが無い作品はそれ=リアリティの無さによって評価が下がることは無く、つまらなくリアリティがある作品はそれ=リアリティが有ることによって評価が上がることは無い……
つまり、リアリティが主であることはあり得ないんじゃないかなー、と。
あくまで、従。いわば刺身のつま、薬味のような存在。
それがリアリティなのかもしれません。

konata.jpg「お久しぶり~っす(VSライディングコア・フギン&ムニン)」
 kagami.jpg「声優ネタかよ! 短くて判りづらいし。てかドラマCD版の声優かよ!」


(参考動画)(らき☆すたドラマCDの泉こなた役は広橋涼)

konata.jpg「いやいや、オトメディウスがなかなか楽しくってね。といってもやっとマドカが力天使いってティタが能天使いったばっかりなんだけどね。エキスパートどころかハードですらダメージゲージ一つ半ぐらいつかってようやくクリアできるぐらいだし。リンク先動画のレベルなんてとてもとても」
「ボーナスがV-アクシスだったときの絶望感とか」
konata.jpg「あるあるw」
kagami.jpg「やってない人には何のことか判らないわよ……」
(V-アクシス:オトメディウスのダブル系兵装。真上と真下に弾を放つが前には一切対策なしなので使いづらい)
miyuki.jpg「雑談はそこまでにして、そろそろ本編に進みますよ」
konata.jpg「はーい」

miyuki.jpg「1903年、ライト兄弟のライトフライヤー号で世界初の動力飛行が成功しました。空戦学校などに詳しいのでここでは省きますが……航空機は第一次世界大戦中偵察機から戦闘機または爆撃機に進化しました」
「この時代はまだ複葉機や三葉機」
「翼が片翼二つ、三つあるやつだよね」
miyuki.jpg「艦船に飛行機を搭載する試みは飛行機が開発されてからすぐに始まります。1910年、アメリカで軽巡洋艦バーミンガムに設置した仮説甲板から陸上機の離艦に成功。1911年、装甲巡洋艦ペンシルバニアで着艦も(もちろん離艦も)成功しました。1912年には英国でも同様の試みに成功しました」
kagami.jpg「各国海軍で、飛行機熱真っ盛りだったわけね」
konata.jpg「もっとも、これらは停泊状態で、なおかつ仮設した甲板から発艦したもので実用性は皆無。いわば実験だったんだけどね」
「航空機を運用する艦船は飛行機(重航空機)が誕生する前からあった。気球(軽航空機)を運用するもの。つまり気球母艦」
「どうしてそこまでして航空機を運用したかったの?」
「艦船に載せる理由は(この時期は)偵察。つまり、高いところからの方が遠くまで見えて、相手を発見しやすい」
miyuki.jpg「車輪のついた陸上で扱う機体(陸上機)とは別に、航空機を水上から飛ばす水上機という飛行機も誕生しました。つまり水面を滑走することによって陸上の空港の代わりにするわけですね」
「紅の豚のみたいなの?」
miyuki.jpg「あれは飛行艇ですね。機体そのものが浮力を持っているんです。水上機にはもう一種類あってフロート(浮き船)によって機体を支えるフロート水上機があります。『水上機』という時は普通は後者ですね」
「なるほどー」
miyuki.jpg「そして水上機を軍艦で運用する試みは誕生からすぐに行われました」
kagami.jpg「船に乗せるんだから、水上で扱う機体のほうが扱いやすいのは道理ね」
konata.jpg「ちなみに、このころの水上機運用は艦を停泊させて艦上の機体をクレーンで一旦水面に下ろしてから発艦させるという形式だったんだよ。もっと後世になればカタパルトで発艦させてクレーンは回収時にとかなんだけど」
miyuki.jpg「初期の水上機母艦にはフランスの敷設艦改造のフードルをはじめ、イギリスの石炭運搬船改造のアーク・ロイヤル、日本の運送船改造の若宮などがあります」
「改造艦が多いのはどうしてですか?」
miyuki.jpg「航空機そのものが海のものとも山のものともつかないというのもありますが……最大の理由は水上機母艦に攻撃能力が無いからでしょう。トルコの輸送船に航空雷撃をした、イギリス海軍のベン・マイ・クリーの艦載機のような例外もありますが、この時期の水上機はほぼ偵察機です」
「どうして? 戦闘機や爆撃機は載せてなかったの?」
miyuki.jpg「つかささん、修学旅行で飛行機に乗りましたよね?」
「うん」
miyuki.jpg「では、ニュースなどで飛行機は離陸するところを見たことはおありですか?」
「あるよー」
miyuki.jpg「その時車輪はどうなっていましたか?」
kagami.jpg「あっ、なるほどね」
「どういうこと? お姉ちゃん」
kagami.jpg「飛行機にとって、飛行中には車輪は邪魔なのよ。飛ぶのに必要の無い余計なものだから。だから離陸するときに車輪をしまうわけね」
「うん」
miyuki.jpg「ましてや、車輪より大きなフロートではどうなりますか? 速度も運動性能もペイロード(最大積載量)もガクリと落ちます。速度と運動性能が無いので戦闘機には使えず、ペイロードも低いので爆撃機にも不向きです」
konata.jpg「つまり、高度からの偵察っていう航空機そのものの特性を活かせる偵察機しか道が無いわけだーね」
miyuki.jpg「そのとおりです。ただ、誤解を与えないように言いますが、第一次世界大戦中に水上機で戦闘機の役割を果たす水上戦闘機はありました。これは陸上で滑走距離が制限され重量が増加するエンジンの高出力化があまり活発でなかったことに由来します。なので、この問題が解決したあとは水上戦闘機は廃れていきました」
「太平洋戦争時に意外な形で復活するけど、それはまた別の話」
miyuki.jpg「さて、第一次世界大戦中、水上機母艦を運用していたイギリスはある試みをします。それは陸上機=車輪付きの飛行機を母艦から発艦させ運用するというものです。とはいえ、いきなり空母が完成したわけではありません。まず最初の試みは水上機母艦に発艦用甲板を取り付け艦上発艦を行うというものでした。こうして出来た水上機母艦ヴィンデックスは全部で2機の陸上機を、後部で5機の水上機を扱うという珍妙な艦になりました。こういった艦をMixed Carrier……日本風に訳すなら複合航空機母艦と言います。」
konata.jpg「もっとも、これは飽くまで発艦用甲板であって、発艦は出来ても着艦は出来なかったんだけどね」
miyuki.jpg「Mixed Carrierはさらに3隻作られましたが、イギリスはついに着艦可能な航空機の母艦に取り掛かります」
「この時代において空母というのは航空機の母艦。水上機母艦も空母だった」
「つまり、空母という単語はあったけど、近代的な意味での『空母』というのはこの時産まれたってこと?」
「そう」
miyuki.jpg「イギリスは建造中止になっていた大型軽巡洋艦「フューリアス」に注目しました」
konata.jpg「このフューリアスは15000tの艦体に18インチ砲(45.7cm砲)を2門載せるというゲテモノ艦だったんだけどそれはそのうち話すよ」
miyuki.jpg「そしてこのフューリアスを改造し、ついに世界初の航空母艦が誕生します」

5fcf1d6e.png
航空母艦『フューリアス』 (アイコンは1922年改装後)
基準排水量:22450t
満載排水量:27250t
全長:239.7m
全幅 :27.4m
吃水 :8.3m
飛行甲板:69.5×28m
出力:90000馬力
速力:31ノット
航続力:6400浬/15ノット
装甲:舷側76mm、甲板25mm、飛行甲板50mm
兵装:45.7cm単装砲1基(後部)、14cm単装砲10基、10.2cm単装高角砲2基、40mm単装機銃2基
搭載機:艦載機5~6機、水上機3機

miyuki.jpg「もっとも、この航空母艦フューリアスは後部に主砲を残していて、前部の飛行甲板は全長70mしかありませんでした。そのため、着艦とはいっても現在とは違って艦の横を失速ギリギリのスピードまで落として艦橋を越えたところで横滑りに着陸させるというアクロバットなものでした。当然死亡事故も発生し、着艦は禁止となりました」
kagami.jpg「本末転倒ね……」
miyuki.jpg「このままではマズイと思ったイギリスは18インチ砲を撤去してそこの部分に全長80mの飛行甲板を設置し、そこを着艦専用の飛行甲板としました。しかし、艦の中央部分には艦橋と煙突がそのまま残っていて着艦の邪魔になり、また排煙や気流の乱れなどの新たな問題も噴出しました」
konata.jpg「この時期は前例が無いからねー……試行錯誤なわけよ」
kagami.jpg「空母にしても手探り状態なわけね」
miyuki.jpg「そしてこのフューリアスの失敗を踏まえイギリスでは客船を改造した航空母艦、アーガスを建造します。これは艦橋を飛行甲板の下に設けることによって初めて船体全体に甲板上に障害となる構造物が無い飛行甲板を持つ空母として完成します」

8f038405.png
航空母艦『アーガス』
基準排水量:14450t
満載排水量:15750t
全長:175.56m
全幅:23.32m
吃水:6.86m
飛行甲板:68.0×21.0m
出力:20000hp
速力:20.75ktノット
航続力:4370浬/16ノット
兵装:10.2cm単装高角砲6基、7.7mm連装機銃2基、その他機銃少数
搭載機:約20機

「船体全体に張られた飛行甲板を全通甲板と言ったりもする」
konata.jpg「フューリアスも1922年には真ん中の艦橋を撤去してこの形式に改装するよ」
miyuki.jpg「そして、ついに1922年12月。世界で初めて正規空母(最初から航空母艦として建造された空母)が竣工します。それが日本海軍の『鳳翔』です」
c5177046.png(←航空母艦『鳳翔』 1936年改装時)

航空母艦『鳳翔』(アイコンは1936年改装時)
基準排水量:7470t
常備排水量:9449t
満載排水量:10000t
全長:168.25m
全幅:17.98m
喫水:6.17m
飛行甲板:168.5×22.7m
出力:30000hp
速力:25ノット
航続力:10000浬/14ノット
兵装:14cm単装砲×4、8cm単装高角砲×2
搭載機:常用15機、補用6機

「あれ? イギリスは?」
miyuki.jpg「イギリスもハーミスという正規空母を建造していましたが……予算削減などによって工事が長引き世界初竣工の栄誉を逃しました」

7c3fac1d.png
航空母艦『ハーミス』
基準排水量:11085t
満載排水量:13208t
全長:182.88m
全幅:21.41m
吃水:6.55m
飛行甲板:173.74×27.43m
出力:40000馬力
速力:25ノット
航続力:6000浬/18ノット
装甲:舷側76mm、甲板25mm、飛行甲板25mm
兵装:14cm単装砲6基、10.2cm単装高角砲4基
搭載機:20機

「世界初の最初から空母として設計、進水した艦ではあった」
miyuki.jpg「鳳翔とハーミスは実験色の強い艦でした。この時点では試行錯誤で手探りの状態ですからね。どちらも空母特有の島型艦橋(アイランド)を保有していますが、航空機の運用に不利になったり、艦の重量バランスが悪くなったりして結局改装時に撤去されてしまいます」
konata.jpg「アイランド自体は空母にとって有用なものだったんだよ。ただ、小型だとメリットよりもデメリットの方が大きかったってこと」
「鳳翔もハーミスも排水量一万トン前後の小型艦。航空機を扱いづらかったのには間違いない」
miyuki.jpg「例えば鳳翔では「着艦出来た者には賞金を」ということで1923年2月にようやくイギリス人パイロットのジョルダンが、翌月に日本人パイロット吉良俊一大尉が着艦を成功させます」
「竣工が12月だから二月経ってるんだね……」
konata.jpg「いやさー、だって考えてもみなよ? 空中から海上の173.74×27.43mの四角形に降りるわけだよ? 今の飛行機で2km~4kmぐらいの飛行場に降りるのだって大変なのにそれに比べたら点だよ。点」
「大変なんだね……」
kagami.jpg「そういえば……アメリカは?」
miyuki.jpg「太平洋戦争、そして現代まで通して空母大国の印象が強いアメリカですが、この時点では空母には不関心ではありませんが不熱心でした。この時点でアメリカの保有していた空母は給炭艦改造のラングレーただ一隻のみ。計画段階から空母として設計・建造するのはさらに十年待たないといけません」

289aea8e.png
航空母艦『ラングレー』
基準排水量:11500t
満載排水量:15150t
全長:165.3m
全幅:19.94m
吃水:5.18m
出力:6500馬力
速力:15.5ノット
兵装:12.7cm単装砲4基
搭載機:28~35機

「惣流・アスカ……」
kagami.jpg「だからよそ様のネタを使いまわすのは止めなさいって」
「(´・ω・`) ショボーン」
「ラングレーは開放式格納庫を採用した世界初の空母でもある」
konata.jpg「ちなみに開放式格納庫の説明に関してはここを参照してね」
miyuki.jpg「さて、試行錯誤を続ける三大海軍国家ですが、空母にも転機が訪れます。それが前回少し触れた『ワシントン海軍軍縮条約』です」
konata.jpg「次回は戦艦とまとめてワシントン条約とその影響について話すよ。空母にとっても戦艦にとっても転換点となった条約だからね」
「はーい」

なお、今回以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
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tukasa.jpg「第5回目だね」
kagami.jpg「ずいぶん久しぶりの更新ね」
yutaka.jpg「軍艦学校が二週間ぶりで、ブログが一週間ぶりだね」
konata.jpg「ガッコも始まったしねえ……これからしばらく更新鈍るかもね。雑談はさておき、今回はジュットランド海戦と、それが与えた影響についてだよ」

konata.jpg「第一次世界大戦、特にジュットランド海戦の時には既にイギリスは超弩級戦艦を完成させていたんだけど、ドイツはまだ弩級艦しか保有してなかったんだ」
minami.jpg「そもそも量自体も少なかった。ジュットランド海戦に参加したドイツ海軍の主力艦はイギリスの三分の二、斉射時の弾丸量では半分以下でしかなかった」
konata.jpg「でも、ジュットランド海戦は結果的に言うとドイツの勝利に終わったんだ。まあ、判定勝ちってレベルで、しかもその後の展開を見るに試合に勝って勝負に負けたという感じだったけど。それはそれとして、ジュットランド海戦での被害は主力艦に関してはイギリスが巡洋戦艦を4隻沈められたのに対して、ドイツは巡洋戦艦1隻と前弩級戦艦1隻だったんだ。理由は……まあ、前回言ったとおり水平防御の不備だね」
kagami.jpg「ちょっと待って。あちこちの資料では巡洋戦艦の防御薄ってなってるけど……」
konata.jpg「もちろん、それもあると思うよ。でも、その問題は水平防御に比べれば些細だと思うな。この時期の巡洋戦艦の平均的な水平装甲が60~80mm、一方戦艦が100mm弱ぐらいだから……正直、そう変わらないんだよね。ジュットランド海戦では、たまたま巡洋戦艦が沈んだけど、戦艦だったから沈まなかったかというとそうじゃないと思うよ」
tukasa.jpg「ふーん……」
konata.jpg「巡洋戦艦に限らず、この時代の戦艦大よそにおける弱点だったとみなしたほうがいいと思うよ」

konata.jpg「ジュットランド海戦の結果は当事者であるイギリス、ドイツの他にも戦艦を保有する各国に影響を与えたんだ。何しろ戦略兵器であるはずの戦艦が簡単にあぼ~んしちゃう可能性がでてきちゃったから」
minami.jpg「戦略兵器はそれが存在することに意義がある。簡単に失われるようなものだと戦略兵器足りえない」
konata.jpg「特にショックを受けたのは日本。何しろ、日本に当時あった弩級戦艦、超弩級戦艦は弩級の中でも旧式の設計に近い河内型が二隻、防御の薄い巡洋戦艦金剛型が四隻、水平装甲だけじゃなく砲の配置上、防御に欠点のある扶桑型が二隻とその改良型の伊勢型二隻だけだったから不安も不安、大不安だったわけよ」
kagami.jpg「ジュットランド海戦の結果で、下手すれば戦艦全部が無駄になりかねなかったわけね」
konata.jpg「そのとおり。ところで、一時大戦に日本は参加したものの、本土を直接戦火に見舞われる事がなかったために、他の国から軍需品や民需品の注文を受け好景気になった」
kagami.jpg「歴史で習ったわね。大戦景気でしょ」
konata.jpg「そう、そしてこの好景気を背景に海軍は新たな艦隊整備計画をする。これが八八艦隊っていうやつ」
minami.jpg「八八艦隊は戦艦八隻、巡洋戦艦八隻を根幹として多数の補助艦艇もそろえるという超大規模艦隊整備計画」
yutaka.jpg「架空戦記の定番ネタだね。これとかそれとか」
konata.jpg「計画自体は日露戦争終わったごろからあったんだけどね。予算の裏付けが出来たのが1920年。もっとも、その裏づけも大戦景気のバブルによるものだから、無茶にもほどがあるんだけどね」
tukasa.jpg「どれくらい無茶なの?」
konata.jpg「そうだね……艦隊をセットでそろえて維持するのに国家予算の半分が吹っ飛ぶね。もちろん、海軍だけだよ。維持費だから一回払えばそれでおしまーい、ってものでもないし」
kagami.jpg「それはひどいわね……」
minami.jpg「国を守るために軍隊があるのか、軍隊を守るために国があるのか判らなくなる」
konata.jpg「で、その八八艦隊の戦艦はもちろん、ジュットランド海戦の戦訓を取り入れたものだったんだ。八八艦隊計画の戦艦郡のようにジュットランド海戦の戦訓を取り入れたものをポスト・ジュットランド型戦艦と言ったりするよ」
minami.jpg「もっとも、ポスト・ジュットランド型戦艦は存外少ない」
yutaka.jpg「そうなの? どうして? 弩級艦と前弩級艦みたいに総入れ替えになってもおかしくないいと思うんだけど……」
konata.jpg「ワシントン条約のせいだよ」
tukasa.jpg「野生動物の保護を……」
kagami.jpg「つかさ……よそ様のネタを使うのはやめなさい」
tukasa.jpg「(´・ω・`) ショボーン」
konata.jpg「もちろん、ここでいうワシントン条約は1921年に開かれたワシントン海軍軍縮会議で決められた条約のことね。この会議の結果、各国の旧式戦艦と未成艦は軒並み廃棄されることになったんだ」
minami.jpg「結果的にはこれは悪くは無かった」
yutaka.jpg「どうして?」
minami.jpg「第一に旧式艦を廃棄することによって海軍の主力艦の新陳代謝が行われたこと。第二に未成艦を廃棄して計画艦を作らないことによって、少なくとも国家が自国海軍に押しつぶされる心配が減ったこと」
konata.jpg「八八艦隊計画に対抗するようにアメリカじゃ三ヵ年計画(ダニエルズ・プラン)という名前の艦隊整備計画があったし、イギリスも新型の戦艦四隻、巡洋戦艦を四隻そろえる計画があったんだよ。もちろん、アメリカも日本も景気がいいとはいえ、こんな大艦隊を作ってなお財政を圧迫させないだけの余裕があるわけじゃない。一次大戦をもろに戦ってきたイギリスは尚更。ワシントン条約はある意味渡りに船だったんだよ」
kagami.jpg「軍事が経済に関わるところは少ないからね……公共事業にはなるかしら」
konata.jpg「で、その結果日本、イギリス、アメリカは(その時期に)世界で最も大きい艦砲である16インチ砲を積んだ艦を合計七隻完成させる。これがビッグ・セブンと呼ばれたもの。ちなみにビッグ・セブンは全てポスト・ジュットランド型戦艦だよ」
minami.jpg「そして、これから約20年弱この三国で戦艦は建造されない」
yutaka.jpg「条約期間が続いたからだね」
konata.jpg「そう。そしてこの期間を海軍休日(ネイバルホリデイ)というよ。というわけで、ポスト・ジュットランド型戦艦の出来た背景については説明終了だね。キリがいいから今日はここまでにしとくよ」
tukasa.jpg「次回は何をやるの?」
konata.jpg「次回はいよいよ黎明期の空母についてやる予定らしいよ」
miyuki.jpg「ふふふ。次回は私が講師をやりますよー」
tukasa.jpg「あ、ゆきちゃん、おはよー」
miyuki.jpg「はい。おはようございます」
kagami.jpg「うわっ……ってみゆき、あんた居たんだ」
konata.jpg「作者が「あの人がいるとこなたが講師の意味が無くなる」っていう理由で登場させてなかったからね……戦艦関係に関してはあたしが、空母関係に関してはみゆきさんにやらせようということになったんだ」
miyuki.jpg「いい加減な人ですからどうなるかはわかりませんけどね」
konata.jpg「というわけで楽しみに待っててねー」

なお、今回以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
モアイ部さま
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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

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