軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 馬鹿に馬鹿足しゃ馬鹿ばかり、馬鹿から馬鹿引きゃ薄ら馬鹿♪ 掛けたり割ったりしてみても、阿呆と間抜けがチョイと顔を出す♪ ハナ肇とクレージキャッツ 「馬鹿は死んでも直らない」より 26世紀青年はまさにこの曲がピッタリな映画です。 ちなみにタイトルは釣り。21世紀少年はなんら関係ありません。パロディですらないです。 これは邦題の付け方が悪いんだよなぁ。 英題が「Idiocracy」(idiot[大馬鹿]+cracy[~主義])なので、「大馬鹿主義」とか「馬鹿しかいない」とかなんですが。 でも内容を見るともっと相応しい邦題が思いつきますね。 「馬鹿の惑星」と。 ストーリーは21世紀の能力が何もかも平均的な「凡人」の主人公とヒロインの売春婦が軍隊の実験で一年の冬眠実験を行う。しかし、一年後実験の責任者が不祥事で逮捕され二人は忘れられた。二人が目覚めたのは500年後の未来。その未来は繁殖力の旺盛な馬鹿ばかりが子孫を残したことで馬鹿しかいない世界になっていた……というもの。 とことん下らないです。もちろん、いい意味で。 いかにもな(悪い意味で)ハリウッドですね! 風呂敷は無駄に広く、無駄に金かかかってそうで、解決は安易。 これ、日本じゃ未公開、アメリカでも小規模上映だったのですがそれも頷けます。 すさまじいブラックジョーク。 スターバックスは風俗店になり、畑にスポーツドリンクを撒き、映画もTV番組も低俗なものばかり。 「馬鹿しかいない」世界として描かれていますけど、これはアメリカの世情を皮肉ったものでしょう。 当然日本じゃ今ひとつわからない。 馬鹿世界地図の映画版とも言えます。 この映画は500年後の遠い未来として描いてはいるものの、本当は現代のアメリカであることは想像に難くありません。 この映画で一番いいキャラしてんのはカマチョ大統領かなぁ。 馬鹿なのは間違いないのですが、切り替えがはやく、優れた人物の起用には躊躇せず、度量もある。大統領であるのもうなずけますね。 この人は知識が足りないだけで知恵者の大物かもしれない。 少なくとも、硬直化した組織にありがちな「頭のいい馬鹿」ではないです。 どこまでもB級で、名作とも傑作とも言いがたいですが、非常に優れた作品ですね。 いい意味で下らないです。笑い飛ばせます。 ただ、本気で下らないので万人向けではないです。友人いわく「これ見るぐらいなら他に時間の使い方ある」 あ、でもヒロインの売春婦の日本語版の声優が高乃麗さんで、久しぶりに聞いたので「おっ!」と思いましたね。 しかし、20世紀FOXはこういう変化球多いなぁ。 PR |
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三毛招き:( =゚ー゚=)
性別:
非公開
職業:
しがない学生
趣味:
ゲーム・読書
自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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