軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 先日、ようやく四巻を手に入れたので感想。 ちなみにですが、トラブルがあったらしく打ち切りで完結しています。 後にしけたみがの(現・野上武志)さんが同人誌で完結編を作っています。 はっきり言ってしまいますが、出来はいいとは言いがたいです。 まず、絵が描きなれてない感じ。 今の野上さんも若干のコレジャナイ感があって戦車の絵上手いほうとは言いがたいのですが、それでも魅力はあります。 が、「鋼鉄の少女たち」で描かれている戦車は悪い意味で泥臭い。 言ってしまえばチャチい。まるで出来の悪いプラモのようで。 スカラベなんかは描きようによっては私のような変態兵器大好き人間のツボにはいるいい意味で泥臭くチープな感じに仕上がったと思うのですが。 そして、これは今にも言えるんですが……「白い」んだよなあ。絵が。 上手いとか下手とかじゃなく純粋に描きこみが足りない。 背景やトーンが少なく全体的に白い。 もちろん、白いのでいい場合もありますけど、この漫画のこの内容ならこの白さは絶対にあってない。 絵はこの辺にしましょう。もっと問題なのはストーリー。 下の話とかはいいんです。少なくとも私に拒否反応といえるほど強いものはありません。(ただ、掲載雑誌を考えると誰得で読者層がつかめていないと言えますが。) キャラクターもそれなりに魅力的だし、個々のエピソードもなかなか。 ただ、テーマを欲張りすぎ。 何が書きたいのか不明瞭……というよりは、多分全部書きたいんだろうなぁ。 「戦場の女性」「凄惨な戦場」「前線で成長する兵士たち」「戦争犯罪」「大砲撃戦」「王家」「クーデター」「末期戦」「兵器や戦術の展開」 ぱっと見て取れるだけでこれだけはありました。 無論、すべておこりえることです。 すべてが起こっても不思議ではありません。 モデルの国がドイツっぽいということを考えても全部内包してるでしょう。 むろん、相性のいいものを複数詰め込むというのはありでしょう。 でも、これだけのものをひとつのシリーズに詰め込むのは絶対に不可能。 結局、どれもこれも中途半端になってしまっています。 悪い意味で陰鬱になってるんだよなぁ。陰鬱なのは別にいいんですが。 一番は、むしろ余計な感情描かずに淡々と書いてしまってた方がかえってクルものがあったのかもしれないなぁ、と。 主人公たちのキャラが濃いだけに、いろんなことが嘘っぽく感じてしまうってのが評価できない原因なのかもしれない。 それにしても、いやだなぁこんな国。 ドイツとソ連とイギリスと日本の悪いとこどりみたいなwww PR |
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三毛招き:( =゚ー゚=)
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非公開
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しがない学生
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ゲーム・読書
自己紹介:
しがない大学生。
好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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