軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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さあ、前回までの記事で補給の大変さというものが判ってきたと思います。
もちろん現場レベルならば一日三食のところを二食にしたり、全部食べないで残して次の日に食べてその分を丸々残すといったことは可能でしょう。 現場の者が補給量を決定するわけではありません。小隊長が補給の心配をしても何もなりません。(もちろん要請や要求といったことは出来るでしょうが) 「戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る」なーんて良く言われますが、兵站を語るのも戦略を語るのもマニアです。 (マニアをプロと見るか素人と見るかはもちろん自由ですが。私はどちらとも見ません) というより、兵站は兵站であり戦略は戦略です。この言い方では兵站の方が戦略よりも高次にあるように聞こえますが、どちらも無くては困る物です。比較できる物ではありません。 例えて言うなら車でブレーキの方がアクセルより大事だっていってるようなものです。心構えとしては間違ってはありませんが、アクセルがないと進めませんよね? 現代の軍隊で補給を無視した作戦ってのははっきり言えば『無い』といってもいいです。 インパールは? 餓島は? 当然そう聞かれる方もおられるでしょう。 インパール作戦は補給を『無視』した作戦では有りません。 「駄牛中隊」と呼ばれる糧食用の牛や山羊と共に行軍する作戦でした。 家畜のほとんどが水死したり爆撃されて逃亡したりしましたが。 『無視』ではなく『理解が浅い』という言葉のほうが適切でしょう。 飢島のほうはそもそも「連合軍兵力約2000」という誤った目測によって立てられた作戦です。 また、その後に関しても撤収以外に方策がありません。 (敵制海権で低速の輸送船による補給は困難。仕方が無く駆逐艦で輸送。しかし駆逐艦の輸送量は一隻につき10~50t程度。つまりはにっちもさっちも行かない状況) これに関しては補給の問題ではなく戦略の問題と言えるでしょう。 つまり……「戦略と兵站は密接に関わっている、どちらが欠けてもどちらも成り立たない。」ということです。 PR |
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好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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