軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 さて、今回はアメリカ海軍の場合。 二次大戦以降はかなり曖昧になってはいますが一応傾向はあります。 また、一応「主力艦には州名をつけること」という法律があるのですが、主力艦がはっきりしていない上に、現実的な主力艦と思われる空母や原子力潜水艦にも州名を採用していない物も多いので有名無実と化しています。 PR 日本は海洋国家です。
いやー、いまだに多い多いものです。
『後出しじゃんけん』の批判とでもいうようなのが。 下にいくつか例を挙げましょう。 『航空母艦信濃はたった三本の魚雷で沈没した欠陥空母』 ⇒突貫工事のため欠陥空母なのは間違いないが、魚雷三本『も』受けて沈むのは当たり前。実際、米戦艦ノースカロライナは魚雷一本で大破しているし米空母ワスプも魚雷三本で沈没している。〈〈たった〉〉という表現は不適当。 『日本は真珠湾攻撃で自ら航空主兵主義の有効性を示したにも関わらず大鑑巨砲主義にとらわれ大和、武蔵を建造した』 ⇒当時は大艦巨砲主義は〈〈常識〉〉。(実際、米海軍は大戦中8隻もの戦艦、2隻の大型巡洋艦を完成させている)また、大和の就役は41年12月16日、武蔵の就役は42年8月5日。1941年12月8日時点では完成目前であり、ここからならばゼロから空母を作った方が早い。寧ろ信濃の改装や111号艦の破棄を評価すべき。 『大和型戦艦は最大で27ノットの速力しか発揮できない鈍足艦』 ⇒条約開けの戦艦としてはやや足が遅いが、戦艦は25ノットを超える程度で〈〈高速〉〉。アイオワのようなオーバー30ノットの戦艦のほうが寧ろ異常。 こういった批判はいってること事態は間違っていなくても、全て「歴史を判ってるから」言えることです。 だから私は仮想戦記、架空戦記とはいってもIF戦記、シミュレーション戦記という言い方はあまりしません。 反省や批判は大事ですが、それは後知恵とは違うと思います。
以前の記事に誤りがあったので訂正します。
「潜水艦は潮のつく言葉と水棲生物で、『そうりゅう』は水棲生物の第一弾」といいましたが、11月5日に命名基準が改正され『瑞祥動物』が加わりました。 そうりゅうはこちらの基準で付けられたようです。 ですから、旧軍の空母郡、「ほうしょう」「じゅんよう」「ひりゅう」といった名前もつく可能性はありますし、旧軍と違って「空を飛ぶ」という規制もないので「きりん」や「げんぶ」や「びゃっこ」といった名前もつく可能性もあります。 加えて補足。 DDH、つまりヘリコプター護衛艦は『はるな』『しらね』など「三音」であることが慣習です。 『ひゅうが』に関しては三字でないだけで発音は三音ですしね。 ですから、二番艦に日向の同型艦だった伊勢の名前が付くことは無いと思います。 まあ、三文字ですから……『ふそう』だといいなぁ、とか扶桑フリークがいってみたりw DDG、ミサイル護衛艦は『はたかぜ』型までは語尾が『かぜ』で統一されてます。 あとDDは「山岳名と天象気象」といいましたが、これに加えて「地方名」もあります。 前回までは主に陸軍を想定して補給について考えてきました。
さあ、前回までの記事で補給の大変さというものが判ってきたと思います。
もちろん現場レベルならば一日三食のところを二食にしたり、全部食べないで残して次の日に食べてその分を丸々残すといったことは可能でしょう。 現場の者が補給量を決定するわけではありません。小隊長が補給の心配をしても何もなりません。(もちろん要請や要求といったことは出来るでしょうが) 「戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る」なーんて良く言われますが、兵站を語るのも戦略を語るのもマニアです。 (マニアをプロと見るか素人と見るかはもちろん自由ですが。私はどちらとも見ません) というより、兵站は兵站であり戦略は戦略です。この言い方では兵站の方が戦略よりも高次にあるように聞こえますが、どちらも無くては困る物です。比較できる物ではありません。 例えて言うなら車でブレーキの方がアクセルより大事だっていってるようなものです。心構えとしては間違ってはありませんが、アクセルがないと進めませんよね? 現代の軍隊で補給を無視した作戦ってのははっきり言えば『無い』といってもいいです。 インパールは? 餓島は? 当然そう聞かれる方もおられるでしょう。 インパール作戦は補給を『無視』した作戦では有りません。 「駄牛中隊」と呼ばれる糧食用の牛や山羊と共に行軍する作戦でした。 家畜のほとんどが水死したり爆撃されて逃亡したりしましたが。 『無視』ではなく『理解が浅い』という言葉のほうが適切でしょう。 飢島のほうはそもそも「連合軍兵力約2000」という誤った目測によって立てられた作戦です。 また、その後に関しても撤収以外に方策がありません。 (敵制海権で低速の輸送船による補給は困難。仕方が無く駆逐艦で輸送。しかし駆逐艦の輸送量は一隻につき10~50t程度。つまりはにっちもさっちも行かない状況) これに関しては補給の問題ではなく戦略の問題と言えるでしょう。 つまり……「戦略と兵站は密接に関わっている、どちらが欠けてもどちらも成り立たない。」ということです。
さて。
前回「二個師団が一週間で目標を陥落させると仮定した場合必要な食料は560~1120t、4tトラックに換算して140~280台」と言いました。 この食料をどう運ぶかという問題があります。 一日ずつに分けるとしたら20~40台です。 初日は拠点の食料を一日分はこぶだけですからそれでも事足りるでしょう。 ですがその次の日からは? トラックが拠点に戻ってくる間にも部隊は移動しトラックが補給物資を運んでいる間にも部隊は移動します。 だからといって200台ものトラックが部隊のあとをついていくわけにもいきません。そんなのただの大きな的です。 実際には集積所をいくつも経て前線に食料や消費物資が送られることになるわけですが……これで終わりだと思ったら大間違いです。 そう、運ぶ人間の分も食料を用意しないといけないのです。 集積所を三つ経て前線に送られると仮定します。 集積所一つにつきトラックが最低20~40台。コレによって必要なトラックは合計60~120台。 前線が移動したことにより集積所が一つ増えると80~160台。 損傷率が30%だとして104~208台必要ということになります。 これを元に必要な人材は…… まずドライバーが104~208人、交代(助手席)が104~208人、10台ごとに指揮するとして指揮車が10~21台、そのドライバーが10~21人、副官が10~21人、通信が10~21人。 はい、これで補給物資を運ぶ人のための補給物資が248~500人必要だと判明しました。 一週間分(予備含め二週間分)で28tということになりました。 はい、そこの人。だんだん感覚がマヒしてきましたね。 コンビニに毎日とまるあのトラックを考えてください。 つまりコンビニに毎日売れる分が4tぐらいです。一週間分で28t。 食料だけに絞ってもこの有様。 補給の大変さは少しは判ってくれたと思います…… |
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好きな作品は甘でラブでイチャなやつと、ヤンデレ、S・F(少し不思議)と、異形と、大艦巨砲主義なやつ。 好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。 好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。 歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。 意見、感想、訂正、批判、罵倒などコメントお待ちしております。 あ、それから一応リンクフリーです。 Twitterはじめました。 http://twitter.com/mikemaneki
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