タイトル的にこの人になってしまったがそんなことは気にせずに。
別にパラノイアについて語りたいのではなくエロゲの談論で話されることが偏執病的であるという話。
巡回先であったので見てはいたのだけれど、リンク先の人がやっていたので私も語ってみようかとー。
これはエロゲーマー、私にとっての自戒であるー(棒)
(訳:自戒はするが自重はまったくする気がない)
1.処女性と非処女
独占欲とかかわりがあるのは言うまでもなく。
オタであるなら特に独占欲は強いのではないかと思う。
つまりは自分以外が使ったのが許せない。中古品を買わない。
まあ、品物(ヒロイン)に対して優位に立ちたいというのがあるんでしょうね。
あと、未使用のものを、自分で選んだんだという精神的な優越感もあるんではなかろうか。
2.独占
1と深く関わりアリ。
愛と独占は深く関わるものと思いけり。
でも愛=独占ではないはずなのだがそれを誤解する人間が多い気も。
ヤンデレ=愛ではあるが、ヤンデレ=独占ではない。
独占はヤンデレの必要条件だが充分条件ではない。
エロゲ談義からヤンデレ談義に移るのもパラノイア的なのかも。
まぁ、それはそれとして、私のマイナー好きってのも、「他者に知られていない」というある意味優越感的な精神的独占が深く占めている気もしたり。
元記事とは関係ないので以下自重。ちっとも自重してない気もするけど。
個人的には寝取りはあり。
でもだからこそ、主人公意外と接触なしというのはいささか不自然かなと。逆説的に。
理想的な寝取りは「皇国の守護者」のユーリア閣下なのかもしれない。
つまり、寝取る対象も寝取られる対象も主人公と面識ありというの。
そういう意味では私はヒロイン以外を独占の対称にしているのかも。
3.泣きゲーについての是非
私はもちろん、泣きゲー肯定派。とはいえ、エロゲーが泣きゲーによって堕落したという意見もわからなくもない。
わからなくもないがメディアってのは変わるもんだと思うし、そもそもエロゲー自体が新しい世代のメディアだろうとも思う。
嫌いならやらなければいいし。メディアそのものに対する批判てのは無意味ではないかと。
18禁だからこそ描ける泣きもあるだろうし。
4.ゲーム性
ゲーム性があるべきという意見には同意だが、ゲーム性がないからエロゲーはつまらないという意見は非同意。
台詞のない漫画もあるけど、あれは絵ではなく漫画である。それと同じこと。
「何が面白いの?」という人は、ゲームというより音つき絵つきの小説と思ったほうがいいのかも。私もエロゲーに対してはそんなスタンス。
5.業界論
パラノイア的というよりユーザーならば興味を持つべきことなのかも。
エロゲーに一部上場の会社がないこととか。
作品のクォリティじゃなくて、商品としてのクォリティだってあるしね。
両者は似ているようで別物だし。
6.主人公
私が特に重要視するところ。
とはいえ、元ねたのように無能性or有能性というのは私はあまり気にしない。
むしろ、主人公が主人公であることを重視する。
以前も言ったけど、エロゲーは主人公が単なる狂言回しであることが多いので。
狂言回しなら無能か有能かということにも意味がないのではないかと思ったり。
ちなみに私は無能主人公容認派です。
てか、シンジ君タイプは現実一番多い人間だろとも思ってるので。
彼はそれまでと比較してヘタレだが、絶対的にはヘタレではない。多くのエロゲー主人公も同様。
7.ボイス
ボイスは選択できますしね。あまり重要ではないかと。
似たような題材として音楽があります。
私の友人には「音楽があるとそっちに集中しちゃう」と言ってたり。
いずれにしろ、選択できないのは少数派なので割愛。
8.エロ不要論
私はエロ不要論には寛大だが、エロがあった方がいいと思う。
主人公が青年以降でエロに興味がないというは嘘か不能かの二択だと思う。
てか、不能の人でもエロに興味はあるらしいのでやっぱり嘘の一択なのかも。
9.美少女という造詣
ビジュアルノベルなんだから仕方ないとも思ったり。それが気に入らないならサウンドノベルのエロゲーでもやればいいと思うので。無いこともないし。
とはいえ、興味深い題材ではある。果たして、不細工なヒロインによるエロゲーは可能なのか否か。
ちなみに私は可能派。可能性をつぶしたくはない。
10.エロゲ論壇不要論
「これからやる人間」にとっては不要。「やった人間」と「作った人間」にとっては要。
小説書いてる身としてはやっぱり批評はほしい。それが罵倒であってもないより嬉しい。
ヘコムけど。
また、語り合うことで新たな発見もある。書くほうとしても見るほうとしても、ね。
11.単独ヒロインと複数ヒロイン
コメント欄より抜粋。
私は単独ヒロインの方が好きですが多いですね。でも、それはある意味ゲームの利点を捨て去ってる気もして。
5にも関わりあるんでしょうね。
あと、Sakuralarukasさんが言っているとおり五人のライターさんが五人のシナリオを書いてもそれが魅力的になるわけじゃないしね。
ちなみに、12番目として「中二病の肯否」ってのがあるんじゃないかとも思ったりします。
設定面ではなく心象面ですよ。このあたりはよく議論対象になるので。
これは建前上エロゲーの登場人物が『18歳以上』であることにも起因するんでしょうな。
このあたり全部ひっくるめて、自分でそれなりの意見は持っているけれど、やっぱり楽しいのはほかの人の意見を聞くのが楽しいですね。
でも、単なる言い争いに落ちることもしばしば。
議論てのは相手を納得させることじゃなくて、意見を交換することや第三者に伝えることが大事なはずなんですがね。
まあ、それを含めて自戒なんでしょう。
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