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 イージス艦事故:「あたご」と漁船衝突、父子不明 房総沖

詳しい状況がまだわからないので云々は言えないのですが……今後出るであろう(既に一部出ている)疑問とかをあらかじめ言いたいと思います。

Q.イージス艦のレーダーは?
A.軍事行動中じゃない状況なら迷惑になるのでレーダーの能力は民間レベルと同じです。また、レーダーでは小型漁船と波との区別があまりつきません。加えて、所謂「凄いレーダー」(SPY-1レーダー)は対空用であり、対水上には使えません。不思議な感じがするかもしれませんが、システムが違うので、100km先の航空機を探知できるレーダーでも1km先の艦艇を探知できないというのはザラにあるのです。

Q.イージス艦と漁船どっちが悪いの?
現在のところ情報が少ないのでわかりません。どちらかが見張りを怠っていたというのが有力なようです。
ただ、単純に同じ距離ならば小さな物から大きな物は見えやすいですが、大きな物から小さな物は見えづらいです。
現在の報道だとあたご側が悪いような報道が多いですがこれは判断が早急でしょう。

Q.避けられない物なの?
A.イージス艦の巡航速度は20kt前後(約37km/h)。排水量は10000t前後。完全停止までは約1kmが必要。旋回半径は350mぐらい。
漁船の速度は約20kt。排水量は50t~500t。完全停止まで約200mぐらい。旋回半径は40mぐらい。
船は大きくなればなるほど舵の利きが悪くなります。
一部の報道によると「漁船はよけようとしたがイージス艦はまっすぐ向かってきた」という証言があるようですが、そもそも船を車と同じように考えるのが間違いなのです。
ブレーキをかけるのにも舵をきって避けるにしてもそれなりの距離が必要な代物なのです。
また、現場近くは陸地が近く、回避後の回頭如何によっては座礁の可能性すらあったらしいです。

Q.漁船にぶつかる艦に対して自爆ボートで攻撃されたりしたら?
A.今回の事故は軍事的な危険のない領海内で起きたものです。軍事行動中は当然軍事レベルのレーダーですし、また、ヘリなどで洋上哨戒をしていますから、危険性はマズないと思います。

えーっと。
こういう報道ではとにかく官憲が悪い、軍隊が悪いになりがちなので、私の記事は多分に自衛隊よりです。(的外れなことは言っていないと思いますが)
質問があったら受け付けますのでコメントにどうぞ。

2月20日追記。
あたごは漁船の真横からぶつかったらしいこと、あたご側の見張りは十二分前に漁船を視認していたらしいことがわかりました。
真横からぶつかったということは漁船があたごの艦首を突っ切ろうとしたのか、それともあたごが誤って左に転舵してたまたま漁船があったのか……(法律では右側の船が右側に転舵が基本。今回右側はあたご)
ともあれ、漁船が無灯火でなかった限りはやはりあたご側にも責任はあります。(あたご側が全て悪い、漁船側は悪くないというようところまで無くても)
飽くまでシロウト予想判断なんですが、あたごの回避ミス+漁船側の視認不足&回避ミスなのではないかなあ、とか思ったり。
それはそうとして、不明な点も多いのに「あたごに回避義務」なんて記事が多いです。しかも新聞で。
なだしお事件のときのような、誤報や、誤った考えに基づいた批判は勘弁してもらいたい物です。
「凄いレーダーがあるらしいのに役に立たなかった」→「イージス艦は役立たずで税金の無駄遣い!」というような的外れな批判などもね。
むしろ今回の問題点は事故が起きた情報が石破大臣や福田総理に伝わるのが遅かったことだとも思ったりします。

……それにしても「しらね」の火災(原因は持ち込み家電の漏電)といい海自は最近不祥事というか、笑えない事件が多いな……
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イギリスに関してはあんまり関連性がありません。
例えば大和と同世代のキング・ジョージⅤ世級戦艦では
キング・ジョージⅤ世→イギリス(当事)前君主
プリンス・オブ・ウェールズ→イギリス皇太子の意
デューク・オブ・ヨーク→イギリス王ジョージ6世の即位前の呼称
アンソン→18世紀のイギリス海軍軍人
ハウ→18世紀のイギリス海軍提督
とバラバラです。
ただ、一応基準(というよりは慣習?)のようなものもあって大型艦はおおよそ下のグループに分かれます。
①君主、貴族、聖人
②海軍軍人
③無形名詞
④神話
⑤地名
もちろんこれに該当しない物も多くありますが。(タイガーやライオンなど)

あと、同型艦で関連性があるのも多いです。
例としてはリヴェンジ級戦艦は同型艦が全てRから始るのでR級戦艦とも故障されました。
駆逐艦に関しても過去の海戦名をとった『バトル級』と呼称される艦型もあります。
……艦名に過去現在含むイギリス植民地の民族の名前(エスキモーとかコサックとか)をつけた『トライバル級』駆逐艦なんて「さすがはジョンブル、いい根性してるな」とか思いますが;(駆逐艦はブリキ缶とも故障されるほど沈みやすい……)

さて、今回はアメリカ海軍の場合。

二次大戦ごろまでは割とはっきりして以下のようになっています
戦艦:州
空母:戦場、殊勲艦
護衛空母:湾、海峡、海域、戦場
大型巡洋艦:準州
巡洋艦:都市
駆逐艦:海軍関係の人名
潜水艦:水棲生物
フリゲート:地名
コルベット:無形名詞
砲艦:島
水上機母艦:地名、航空関係の人名
モニター艦:地名
敷設艦:地名
掃海艇:鳥類
駆潜艇、揚陸艦艇:番号
工作艦:ギリシャ神話由来
輸送艦・補給艦:星座、星、山岳、山脈

もっともコレに当てはまらない物も少数ですがあります。
例えば二次大戦中には起重機船になっていたキアサージは元戦艦で唯一山の名前がついた戦艦です。

二次大戦以降はかなり曖昧になってはいますが一応傾向はあります。
空母:殊勲艦、人名(海軍関係、歴代大統領等)
ミサイル巡洋艦:海軍関係の人名、都市名、州名
原子力潜水艦:水棲生物、都市名、州名、戦場名、人名(大統領)
駆逐艦・フリゲート:海軍関係の人名
揚陸艦:アメリカ海兵隊による激戦地、殊勲艦
掃海艦艇:無形名詞
揚陸指揮艦:山岳、山脈
沿岸哨戒艇:気象

また、一応「主力艦には州名をつけること」という法律があるのですが、主力艦がはっきりしていない上に、現実的な主力艦と思われる空母や原子力潜水艦にも州名を採用していない物も多いので有名無実と化しています。

米軍で特徴的なのといえば戦没艦の名前をすぐに受け継ぐということでしょうか。
例えばヨークタウン、レキシントン、ワスプ、ホーネットなどというのは同じ名前の違う艦が太平洋戦争中に二隻存在しています。
これは戦没艦の名誉を受け継ぐといった意味と、同じ艦名を用いて敵を混乱させるという二つの理由があったようです。戦没や事故喪失艦などの名前を縁起が悪いという理由で採用しなかった日本とは対照的といえるでしょう。
あと米海軍で有名なのは略号というか記号でしょうか。これは戦後の海上自衛隊でも採用していますね。
例えば戦艦はBB、空母はCVといったように。これは細かいので挙げませんが。(いづれ説明したいとは思います)
旧日本軍でもAは空母、Bは戦艦、Cは巡洋艦、Dは駆逐艦、Gは砲艦、Hは病院船、Mは敷設艦、Pは哨戒艇、Rは工作艦、Tは水雷艇、Wは掃海艇、Yは支援船、Fは艦隊、Sは戦隊という記号(略号)がありましたが、最後の二つ以外はほとんど使われなかったようです。

相手が「●●だと失敗することありますよね」を「●●だと絶対にだめ」と解釈して、「●●だってこうだ!」と怒り出す。

(∩= ゚д゚)


「●●にはこういう駄目なケースあるよ」⇒「●●だって良いよ!●●が駄目ってことないと思う!」 

OTL


柔軟性皆無で自分の非を分かってると言って、その実まったく分かっていない。 

orz



ある程度自覚があるから余計傷つくんですよね……

つまり自覚をなくせば!(違

日本は海洋国家です。
石油どこか食料までほとんどが輸入に頼ってる輸入依存率がかなり高い国家でもあります。
日本に来るタンカーなどはほとんどが台湾海峡を通ってきます。
有事の際に重要な海上交通路をシーレーンと呼びますが、台湾海峡なんかはまさしくそうです。
現在の海上自衛隊はこのシーレーンの防衛というのが主要任務です。
旧海軍の反省です。
前回、「大艦巨砲主義にとらわれたので日本が負けた」というのが間違いというのはいいました。
では何が敗因かというと、(色々と複合的なものなので一概には言えないのですが海軍においては)海上護衛に熱心でなかったためです。
日本において海上護衛の専門部隊が作られたのは1942年4月。これは海上国家である日本においては余りに遅かったのです。
また作られたあとも護衛用の艦船の絶対数が少なく、その艦船も護衛には向かないものも多くありました。
詳しく説明せねばいけないでしょうが、日本海軍には『決戦志向』とでもいうものがありました。
これは艦隊決戦により敵主力を打ち倒し脅威を排除するというものです。
もちろんこの考え方自体に間違いがあるわけではありません。しかし旧海軍はこの志向が強すぎたといえます。
すなわち艦隊決戦という手段にとらわれ他の手段をとらなかった、とれなかったのです。
以前「ご飯がなければ兵隊さんは動けない」というような趣旨の話をしましたが、これは軍隊という組織そのもの、いや、国家そのものにおいてもそうです。
裸の輸送船を沈めるのに戦艦は必要ありません。
潜水艦や航空機、あるいは旧式の巡洋艦などでも充分に効果が得られます。
日本はどうやって負けたのかというと物資があっても本国に届かない状態に陥り、干上がって負けたのです。
(この辺に関しては大井篤氏の海上護衛戦などに詳しいと思います)



海上自衛隊が旧海軍から学んだことでもっとも重要なのはこれです。
つまり『シーレーンの防衛が何よりも重要』ということ。(ですから、海上自衛隊の『護衛艦』という呼び方はある意味正しいんですよね。本来の目的が『護衛』であるので。巡洋艦や駆逐艦といった呼び方よりも寧ろ適当かもしれません。)
ですから……例えば戦略原潜や攻撃型空母などは必要になりません。
軍隊というのは目的があるもので、目的にそぐわない強力な兵器というのは必要でないのです。
逆に言えば……
軍事を小説に登場させるときにおいて最も大事なのは「いかにしてそれが必要な状況をつくるか」ということでしょうね。決戦にしろ、兵器にしろ。

いやー、いまだに多い多いものです。
『後出しじゃんけん』の批判とでもいうようなのが。
下にいくつか例を挙げましょう。

『航空母艦
信濃はたった三本の魚雷で沈没した欠陥空母』
⇒突貫工事のため欠陥空母なのは間違いないが、魚雷三本『も』受けて沈むのは当たり前。実際、米戦艦
ノースカロライナは魚雷一本で大破しているし米空母ワスプも魚雷三本で沈没している。〈〈たった〉〉という表現は不適当。

『日本は真珠湾攻撃で自ら航空主兵主義の有効性を示したにも関わらず大鑑巨砲主義にとらわれ大和、武蔵を建造した』
⇒当時は大艦巨砲主義は〈〈常識〉〉。(実際、米海軍は大戦中8隻もの戦艦、2隻の大型巡洋艦を完成させている)また、大和の就役は41年12月16日、武蔵の就役は42年8月5日。1941年12月8日時点では完成目前であり、ここからならばゼロから空母を作った方が早い。寧ろ信濃の改装や111号艦の破棄を評価すべき。

『大和型戦艦は最大で27ノットの速力しか発揮できない鈍足艦』
⇒条約開けの戦艦としてはやや足が遅いが、戦艦は25ノットを超える程度で〈〈高速〉〉。アイオワのようなオーバー30ノットの戦艦のほうが寧ろ異常。

こういった批判はいってること事態は間違っていなくても、全て「歴史を判ってるから」言えることです。
だから私は仮想戦記、架空戦記とはいってもIF戦記、シミュレーション戦記という言い方はあまりしません。
反省や批判は大事ですが、それは後知恵とは違うと思います。

今日は「ウカール」を持参して後輩の応援に行ってきました。
自信なさそーな顔をみて微笑ましくなったり(←悪趣味)
まあ、実際は思ったより取れているものだと思いますよ。
全国の受験生がんばれー。



















今やったらきっと400点もとれないだろうなぁ……
ちなみにやったときは自己採点で650点くらいでした。



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好きな作家さんは藤子・F・不二雄、前田珠子、新井素子、吉岡平、横山信義、林譲二、橋本純あたり。
好きな音楽は海援隊などのフォーク、中島みゆきなどのニューミュージック。あとはLiaさんや新良エツ子さん、じまんぐさん、Sound Horizon(一期、二期両方)、Suaraなど。
歌じゃないのなら地中海風というかラテン風、イタリア風とテクノっぽいのやカントリー音楽。ピアノ音楽も好き。

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