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軍事・ヤンデレ・ギャルゲ・音楽・小説などを勝手に
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特にエロゲーとかにおいて。
どうやら、私は「肌で感じ取れる」ゲームが好きな模様。
だから、文章が上手いとかはスキだけどそれが最重要ではないし、キャラクタも最重要ではない。
強いて言うなら「目に見えないもの」が大事ですね。
「目に見えないもの」というのは「文脈」とか「文間」とかそういうものではありません。
それはある意味文章によって隠れているだけで見えるものです。
それよりも「雰囲気」とか「空気」とかに属するもの。
(ちなみに私はこの二つを別物として捉えていますよ。空気=雰囲気+世界観+テンション+レモン汁みたいな感じ)(レモン汁に関しては『作為』とか『小細工』とか人によって解釈が違いますけどとにかく『説明できない』なんかです)
英語でいうなら「Dont think. And feel」といいったところですか。

PULLTOPのファンなのはあのブランドはFeelが上手いため。逆に型月なんかをやろうと思わないのは奈須の文章がThinkに傾いているため。
Thinkは文章の並びとか言葉選びとかなんである意味鍛えれば誰にでも出来るんですが、Feelに関してはホントに才能。出来ないのはぜってー出来ない。
だから右っ側のバナーというのは基本的には肌で感じ取った雰囲気を元に貼ってますよ。

ちなみに、キャラの好みとしては「弱くて強い人」あるいは「強くて弱い人」が好きな模様。
るいは智を呼ぶ」が体験版の時点で肌に合わなかったのはそれが理由。
文章が回りくどい=FeelするものではなくThinkするもの、というのもあるんでしょうが、アレに出てくる登場人物っていうのは隙がないぐらい強い人だったので。

ここでいう強い、弱いって言うのは能力に依存しませんよ。いわば心根の問題で。
あの登場人物たちは絶望なんて言葉を絶対に口に出さないような人物が多い印象でした。
特に智、るい、花鶏の三人は。ネタバレ感想見てみたら、花鶏なんてそもそも弱くちゃ駄目なキャラクタだったしね。呪い的に。
あの中ではこよりが一番好きかも。
プレッシャーに耐えかねて逃げてしまうぐらいの弱さを持っていた子だったので。

智に関しては正直期待はずれだった。
あ、いや、女装主人公の癖にボイスなしだったっていうのは関係なく。いや、それはそれで残念なんだけど!
「前向きに卑劣なやつ」と聞いていたので、皇国の守護者の新城直衛さんみたいな人かと思っていたんです。
いや、とんでもなかったですね。
新城さんはコンプレックス=弱さが強さに変換しているのにたいして、智は最初から強い人です。呪いというコンプレックスを克服しようとすらしているほど。

ダークさは嫌いじゃないんだけど、私が求めているダークではなかった。
いわばるい智はアメリカンコーヒー。苦いけれどさらさらしている。
私が求めるのは泥水。薄い濃いに関係なくドロドロして足元を捕らわれるようなもの。
いうなれば感情的なダークさ。ダークさというよりもネガティブさといったほうがしっくりくるのかも。
そういう意味なら、前向きに卑劣なヤツよりも後ろ向きに熱血してるヤツのが私は好きなのかな。

だから、私はワンピースのウソップとか大好きです。これが「弱くて強い人」の典型。
弱さを強さに変換する人は成長が見られるんですよねー。それもわかりやすく。新城さんにしろウソップにしろ。
(もっともその方向性がウソップは割りとまっすぐなのに対して新城さんはねじれねじれて捻転起こしてますがw)

んだから、ヘタレと言われているエロゲ主人公陣も私は嫌いにはなれません。
彼らは典型的な「強いけど弱い人」たちなので。
つまりは弱点を持ってる人間が好きというか。

弱点がないとリアリティーがない、というと安っぽく聞こえますが冷めちゃうんですよね。なーんか。
「なんで、そんなに強いの? 馬鹿なの?」って思っちゃう。
弱くない人間なんていません。
それに、人間生きてるうちには下を向くものです。それは必要なことです。
立ち位置を見るためにも、場所を確認するためにも落ち込むことは必要なことだとおもいます
だれもがだれも上を向いて歩けるわけじゃないです。

ヤンデレがすきなのも同様の理由なのかもしれない。
彼女たちは弱さというか脆さゆえに美しさがある。
儚いものは美しいという。だからこそ脆さ・儚さ・弱さのある彼女たちに私は惹かれるのかもしれません。

あと、キャラクター、雰囲気以外でいうと『泥臭い』作品が好きなのかも。
最近の作品は洗練してて、完成度が上がってるんですが、それによって垢抜けて泥臭くなくなってるんですよね。
「悪いところがない」ものではなく「~がいい」作品を求めているので。
そういう作品は得てして何かに力を入れすぎてそこが野暮ったくなっているものです。だからこそイイ。
スマートさが欲しいんではなくスマートさを打ち破るパゥワを求めているんですよね。

そういう意味で私は最近絶賛されているゲームはあんまりやる気がしないのです。(「るい智」とか「殻の少女」とか「キラ☆キラ」とか。あと最近でもないけどニトロとかあかべぇとか型月とか。特にあかべぇと型月は雰囲気にも魅力を感じないので)

……私の好みを語るはずだったのに半分以上はるい智の感想になってしまったなー。
カテゴリは「ゲーム」にしておくか。
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いや、宇宙人に追われるのとかも怖いのですがもっと怖かったです。

朝、起きるんですが、その時点で「あ、これ夢だ」とわかるわけです。
そして、そのときの自分の感覚としては「早く起きなきゃ、早く起きなきゃ」と思うってがんばっておきようと目をこじ開けたり、顔を洗ったりしてなんとかがんばって起きるんですが、その起きた時点でも「あ、これ夢だ」とわかるわけです。
そして、携帯を見るんですが画面が真っ白で、「遅刻するかも」という恐怖がたまって「早く起きなきゃ」となるんです。
そして、がんばって起きた結果がまた夢の中……
これを十五回ぐらい続ける夢を見ました;
怖かった……戻ってこれないかと思った。
なにが怖いって、これ実質寝てた時間が十五分しかなかったこと。
つまり、十五分の間に一分おきに寝たり起きたりを繰り返したわけで……
怖いもだけど疲れてしまいました;

でも、悪夢で一番いやなのって、『何を見たのか覚えていないけど、悪夢を見たことだけは覚えている』って夢ですよね。

今回は原作第一巻第二話ですね。
とはいっても、他のエピソードも混じってる感じですか。

OPも第二回となると慣れてきました。
というより、あの微妙にあっていない映像と音楽がギャップがいいとか思い始めました。

序盤の登校シーンは新たに追加ですね。第一話とつなげるにはちょうどいい感じでした。

原作との相違点はアニメイト、とらのあななどが実名で出ているところ。スポンサーとかそういった関係ですかね。
(原作だと名もないお店。あと、なぜかお値段が25000円から6800円に。たぶんリアルな値段は前者;)

おう、幼少期信長の声、小桜エツ子さんだ。
好きな声優さんなんですがあんまり聞かなくて……

フラグを立てるシーンが割かし早めにー。

信長の出てくる時間が早かったです。あと、原作よりも鋭い?

中盤で天宮椎菜が早くも出てきました。まあ、原作だと四巻まで登場しませんからね。対抗馬は早めに出したほうがいいんでしょう。
ガチャポンのエピソードが若干遅めに。小遣いとかのエピソードは省かれていましたが、迷い人の案内などがあった分ですね。(あのシーンは天宮椎菜を出すために無理やり付け加えた感じでしたが)

ああ~、残念。硬貨投入口に必死になって万札を押し込む春香嬢をアニメでも見たかったのに。
原作では目当てを手に入れるんですが、アニメ版だと手に入れてませんね。

喫茶店は猫耳だったのが一部になっていました。あと、妄想だけだったはずの春香嬢のメイド姿が実際に現れたり。写真も普通にとっていたりしましたし。
原作だと独白一人称ですからなんとかなるんですが、アニメだと妄想とか表現しづらいですからね。

結局目当ての品物は売り切れ……まぁ、買おうかどうか迷ったらその場で買うのはこの世界の鉄則ですよね。あとで買おうと思っても……;
お姫さまだっこきたあーw
でも、あれ、割かし平然な顔でやる祐人も結構すごいと思うなー。4~50kgの体重を日本の腕で支えるわけですからー。

携帯の着信音がてけとーに。原作だと『ワルキューレの騎行』なわけですが。

「今日一日春香とあっちこっちいって、色んなもの見てホントに楽しかった」
「それに祐人さんが買ってくれたものです~」
ちゃんと決め台詞とかを省いていないあたりいいなあー。
ここんとこ省いちゃうと駄目になるというのをきっちり抑えているというか。
かっちりとしたカッコいい決め台詞よりもこういうさりげないほうがスキー。

というわけで次回予告。
今回もパロディですねw 何のかはわかりませんが。ガンダムかなにかかなぁ。

今回は原作とは違う楽しみ方を発見できてよかったです。
原作ではひたすら甘イチャラブを楽しんでいるんですが、アニメ版だと祐人がそっちの道にだんだんつかっていくのがイイですねw
原作だと一人称で表現しにくいところをきっちり表現しています。
まぁ、その分祐人の心情とかは表現できていないわけですが、ある程度は仕方ないかなと。
今後も楽しみです。

konata.jpgこれが、逆境だ!
田村ひより男の魂、充電完了!
逆境ナイン?」
kagami.jpg「なんで今更……」
konata.jpg「いや、本屋で衝動買いしちゃってね。やっぱいいね、島本和彦」
miyuki.jpg「というわけで、今回は逆境に見舞われた戦艦です」
kagami.jpg「うまいことつなげた!?」

konata.jpg「さーて、今日は『萌えよ! 軍艦学校 番外編~漢たちのキング・ジョージⅤ世~』と題して、イギリスの戦艦、キング・ジョージⅤ世級についてやるよー。あと、いちいち言うのが面倒だから以下KGⅤって略すからねー」
miyuki.jpg車掌さん、リクエストありがとうございました」
「あと、勝手にタイトル借りてます。すいません」


KGⅤ級戦艦
基準:38030t
満載:42237t
全長:227.1m
全幅:34.2m
吃水:8,8m
出力:110000馬力
速力:27.05ノット
航続力:7000海里/10ノット
兵装:45口径35.6cm4連装砲2基、同連装砲1基計10門、13.3cm連装両用砲8基16門、2ポンド8連装ポムポム砲4基32門、17.8cm20連装ロケット砲(UP砲)4基80門
装甲:舷側374mm、甲板152mm、、司令塔100mm、主砲塔324mm(前盾)バーベット324mm
艦載機 3機(最大)、2機(常用)+カタパルト1基
同型艦:KGⅤ、プリンス・オブ・ウェールズ、デューク・オブ・ヨーク、アンソン、ハウ

田村ひより「イギリスの条約型戦艦っスね」
konata.jpg「KGⅤの特徴といえば特殊な艦型かな?」
kagami.jpg「前部に4連装砲1基、連装砲1基、後部に4連装砲1基だっけ」
「確かに特殊だね……」
「異なる主砲塔を搭載した戦艦は他にはイタリアのカイオ・デュイリオ級、コンテ・ディ・カブール級しか存在しない」
「どうして、こんな特殊になったの?」
konata.jpg「設計段階では14インチ砲4連装3基12門だったんだよ。弾の投射量だけなら、これで充分なんだ」
「じゃあ、どうして?」
konata.jpg「設計途中で弾薬庫の防御不足が発覚してね。おおわらわで第二砲塔を連装砲塔にして浮いた重量で防御を強化したんだよ」
miyuki.jpg「主砲口径は14インチ(=35.6cm)。同世代の他国の戦艦よりも小型です」

各国戦艦比較

艦名 主砲 排水量 竣工年
大和 46cm砲×9 68000t 41年12月
アイオワ 40.6cm砲×9 45000t 43年8月
ヴィットリオ・ヴェネト 38.1cm砲×9 43600t 40年5月
リシュリュー 38cm砲×8 35000t 40年7月
ビスマルク 38.1cm砲×8 41700t 40年8月
KGⅤ 35.6cm砲×10 36700t 40年12月
金剛 35.6cm砲×8 32000t 13年8月

miyuki.jpg「ちなみに、金剛は比較用です」
kagami.jpg「大和が46cm砲、アメリカのサウスダコタ、アイオワが40cm砲、ビスマルクですら38cm砲を採用していることを考えると……」
「船体のサイズも主砲口径サイズが小さいね」
田村ひより「つまり、弱い?」
konata.jpg「単純には決められないけどね」
「主砲の威力は弾頭重量、発射速度、初速、徹甲弾投射量に関係する。それを図にしたのが以下」

  弾頭重量 初速 発射速度 投射量(10分間)
大和 1460kg 780m/s 1.8発/分 236.52t
アイオワ 1225kg 762m/s 2発/分 220.5t
ヴェネト 885kg 850m/s 1.5発/分 119.48t
リシュリュー 884kg 830m/s 2.2発/分 155.58t
ビスマルク 800kg 830m/s 2.3発/分 147.2t
KGⅤ 721kg 732m/s 2発/分 144.2t
金剛 673kg 770m/s 2発/分 107.68t

konata.jpg「これ見ればわかると思うけど、KGⅤは一発あたりの弾頭重量が小さく、砲門数でかせいではいるけど他国に比べて投射量が多いとはいえない」
「つまり、他国の戦艦より威力が落ちる?」
konata.jpg「そうだね。それどころか、イギリスの40cm砲搭載戦艦にすら劣るかもしれない」
kagami.jpg「戦艦ってのはその国で一番強い艦でしょ。どうしてこんな艦作ったのよ?」
miyuki.jpg「それはロンドン条約が関係しているんです」
「ロンドン条約……」
konata.jpg「正確には第二次ロンドン海軍軍縮条約だね」
「第二次?」
konata.jpg「そ。さすがに、各国旧式の戦艦を改装したりはしてたんだけど、そろそろ代艦を作らないと厳しくなってね。1933年に検討されたのがこの条約さ。この条約では①主砲は36cmまで、排水量は35000tまで、②ただしロンドン条約加盟国のうち脱退国が出た場合主砲は40cmまで排水量制限は45000tまで(エスカレーター条項)、という枷があったんだよ」
kagami.jpg「つまり、その条約に則った艦?」
konata.jpg「そだよ。結局は日本が脱退したことによってこの条約は①が無効になるんだけど、慌てて作ったから条約に則らざるを得なかったんだ」
kagami.jpg「つまり、間にあわなかったってこと?」
konata.jpg「そうだね。そして間に合わなかった理由はドイツがビスマルクを作ったからなんだ」
「KGⅤの仮想敵はビスマルクなの?」
miyuki.jpg「そういうことになりますね」
「さっきの表で、KGⅤを12門で比較すれば投射量は173.94t……」
konata.jpg「太平洋方面の化け物には及ばないまでも、欧州方面なら間違いなく最強の戦艦として誕生するはずだったんだ。つまり、『一番強い感』という定義から外れてるわけじゃないんだよ」
miyuki.jpg「砲を40.6cm砲に換装する計画もありましたしね。そのままならば、少なくとも、弱い戦艦にはならなかったはずですよ」
konata.jpg「この辺誤解されがちだけどね」

konata.jpg「さて、艦自体を見ていこうか。イギリスは伝統的に水中防御が欠けている。つまり、魚雷や水中弾(水中に落下してなお弾)に対して弱い」
miyuki.jpg「しかし、それを除けば35000t級の戦艦としては重防御です。アイオワの舷側装甲が329mm、甲板防御が153mmに対して、KGⅤの舷側装甲は374mm、甲板防御が152mmと甲板防御でほぼ同等、舷側装甲で勝っています」
konata.jpg「あ、ビスマルクは舷側320mm、甲板110mmね」
「ちなみに、アイオワは45口径16インチ砲に対する対応防御がなされているから、単純に計算すればこれにも対抗できることになる」
「一万トンも重いアイオワと同じぐらい厚い装甲なんだね」
konata.jpg「まあ、アイオワや大和が傾斜装甲なのに対して、KGⅤはそうじゃないんだよ。傾斜装甲の分だけ同じ厚さのものよりも劣るんだ」
「傾斜装甲?」

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  垂直装甲  傾斜装甲 

「右が傾斜装甲。横幅を同じにするなら傾斜している方が薄く出来る。つまり同じ装甲厚なら傾斜装甲のほうが防御力としては上」
「それなら、どうして傾斜装甲にしなかったの?」
konata.jpg「傾斜装甲は船体の中が狭くなるんだ。つまり、船体に対する容積が減少する。それに設計や建造も難しくなって時間がかかるようになるしね」
田村ひより「つまりビスマルクに対する対抗艦を作るのに、早く作りたかったってことっスか?」
miyuki.jpg「そうですね」
konata.jpg「それでもその装甲は14インチ砲搭載艦としてはその装甲は充分過ぎるぐらいだね。15インチ砲に対する対応防御ぐらいはあるよ」
kagami.jpg「へぇー、すごいわね」
「防御力過剰じゃないの? その分を攻撃力に回そうとは思わなかったの? 16インチ砲は無理でも14インチ砲を15門、16門積むとか」
miyuki.jpg「主砲というのはあまり多すぎても意味はないんです。積みすぎると射撃統制で苦労しますし、苦労の割には命中率は12門以上ではあまり上がりません。それよりはより大口径の砲を積んで一発一発のダメージを増やしたほうがいいです。」
konata.jpg「それに、ビスマルクに対抗する艦だったっていったでしょ? 14インチ対応防御じゃ意味ないんだよ。是が非でも15インチ対応防御にしたかったのさ」
「でも、イギリスって他にも戦艦いっぱいもってんだよね?」
konata.jpg「あったけど、それらの戦艦は20~23ノットの低速戦艦がほとんどなんだ。もっとも高速なクイーン・エリザベス(QE)級でも25ノットしかない。対してビスマルクは29ノット。つまり、対応できる艦が存在しない。あるのは巡洋戦艦フッドだけだね」
「QEやフッドで対抗できないの?」
konata.jpg「対抗できないって事は無いけどね。でも、ドイツだって他にも戦艦は存在する。それが28cm砲搭載の非力な戦艦でもね。QEだと持ち込めて相打ち。フッドは実際に沈められている。その穴を埋めきれる艦がほしかったんだ。それ自体が弱体になったとしても、ね」
kagami.jpg「つまり、相打ちしてもいいから数が欲しかった?」
konata.jpg「そゆことー」

「そういえば、さっきの表、KGⅤは同じ口径砲の金剛よりも弾が重いね」
konata.jpg「そう、よく気がついたね。前回いったと思うけど、弾頭重量が重いと射程が短くなる代わりにエネルギーの損失が抑えられる。つまり中長距離での威力は上がるんだ」
miyuki.jpg「それに対してビスマルクは同口径の他国の戦艦より弾頭重量が軽いです。これで遠距離を狙うことができますが……」
konata.jpg「あくまで机上の空論、だね。いや、もちろんフッドみたいな例はあるんだけどね。弾頭重量が軽い、つまり、エネルギーの消耗も激しく遠距離で当たっても威力は出ない」
「フッドはまぐれ当たりに加えて、フッドが巡洋戦艦だったことも関係ある。普通はああもうまくはいかない」
「ほえー」
konata.jpg「一方の、KGⅤは最初から遠距離は捨ててるからね。近距離に突っ込んで弾をぶち込む。それでいいんだよ。KGⅤだけでも5隻もいるからね。そういう損害を省みない、ある意味贅沢な戦い方ができるんだ」
「装甲もそれにそったものに……ビスマルクの主砲を受けて戦場にたっていられるものになっている」
「すごいんだねー」
konata.jpg「ま、世の中思うとおりに行ったら苦労しないよね」
「え?」
kagami.jpg「と、いうことは……」
konata.jpg「前回いったでしょ。純粋な四連装砲は故障が多かったんだよ。技術的冒険だったからね。そして、KGⅤの主砲は純粋な4連装砲」
miyuki.jpg「そして、優秀でも35.6cm砲はあくまで35.6cm砲に過ぎません。35.6cm砲に40.6cm砲と同じ能力を持たせようというのは不可能です」
konata.jpg「結局は全ての問題は大砲なんだよ。確かに、KGⅤは優秀な船だし、装甲も厚い。でも装甲では敵は倒せない。戦艦の価値って言うのは大砲にあるんだ。そういう意味で、KGⅤは失敗作といっていいかもしれないね」
田村ひより「一番大事なものを見失わないのが大事なんスね……」
konata.jpg「そゆことだよ。もっとも、二番砲塔の防御の不備さえなければ、KGⅤも太平洋の化け物なみに生まれ変わったかもしれないけどね」
「一個狂っちゃったために全部がだめになっちゃったんだね……」
konata.jpg「何もかもを、ってわけにはいかないけど、一番大事なものを捨てると駄目になるよ。なんでもね。KGⅤの場合は徹頭徹尾主砲が問題だったってことさ」

konata.jpg「うーん、今回は若干難産だったかな」
kagami.jpg「個艦を題材にするとどうしても……ね。でも、これからもがんばる予定なんでしょ?」
konata.jpg「うん、それはね。やろうと思うよ」
miyuki.jpg「というわけで、リクエスト、お待ちしています」

なお、以下のサイトよりアイコンおよび画像を使用させていただきました。
モアイ部さま
アイコン&お絵かき工房
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リンク先さんから来たバトンリレーをやりたいと思います。
ルールはPC内に入っている全ての音楽ファイルを再生し、ランダム再生して最初の20曲の曲名を晒し、入っている理由を弁解する。考えようによっては恐ろしい結果になるので地雷バトン、とのこと。
ま、ある程度予想がつく人も多いでしょうね。

というわけで、千曲強の中から選ばれた二十曲はこれらだっ!


・FLYING THE SKY(鵜島仁文)
GガンダムのOP
ガンダム系ではこの作品が最も好きですね。
まあ、ほかをまともに見ていない(見る気がしない)ってのもありますが。

・遙かに仰ぎ、麗しの システムボイス みやび シャットダウン
・遙かに仰ぎ、麗しの システムボイス みさき エラー
連続で来たときにはさすがに吹いたw

・青空のかなたへ(KAKO)
PCゲーム『きると』OP
イギリスの民謡『グリーンリーブス』のアレンジですね。
原曲は暗い感じなんですが、これは明るく地中海風というかラテン風というかイタリア風というか、とにかくそんな感じです。
PS版の『夢の月』もいい曲ですよ。オススメです。

・dissonant chord(NANA)
PCゲーム『PRINCESS WALTZ』OP
ゲーム自体はやってないです。
曲の幹事としては『御旗の元に』とかに近いですかね。燃えと萌えが混ざった感じのいい曲です。

・こいびとどうしですることぜんぶカウントダウンボイス 5日前
くーりんに全部持っていかれるつかさ&チカ先生
カウントダウンの時点から甘イチャっぷりが出てたんですよね。
ドラマCD買おうかなー……

・満ちる季節~Vocla~(原田ひとみ)
PCゲーム『ゆのはな』挿入BGMアレンジ曲。
『うたのかんづめ』より二曲目。これはいい曲ですよ。
曲単体としてももちろんいいですが、ゲームに重ねるとそのよさがいっそう引き出ます。

・Fragment 〜Luminous Ver〜(橋本みゆき)
PCゲーム『水夏A.S+』OP
他のFragmentとは違ってあったかい感じのする曲です。
ゲームは未プレイ、というか、どこをやればいいのかわからない……OTL

・スーダラ節(植木等)
ちょいと一杯のつもりで飲んで~♪
植木等は好きなんですが、持ってる曲は「スーダラ節」「シビレ節」「真に遺憾に存じます」の三曲だけなのでわりとすごい確立

・理事長ご機嫌いかが(PULLTOP)
PCゲーム『遙かに仰ぎ、麗しの』挿入BGM
みやびのテーマですね。お嬢様っぽくて、作品の雰囲気に実にあってます。

・ゴー・ウェスト(ザ・ドリフターズ)
人形劇『飛べ!孫悟空』主題歌。
管理人は二十代前半ですよー。もちろん、この番組見てないですよ。
でもポップでいい曲です。

・あの日、あの場所、全てに『ありがとう』(保志総一郎)
ひぐらしのなく頃に、ドラマCD罪滅し編に収録されていた作品ですね。
思わず鳥肌です。

・遙かに仰ぎ、麗しの システムボイス 梓乃 起動
また、かにしのかっw
てか、システムボイスも他にもいろいろ入ってるのになんでかにしのばっかりw

・Shooting Star(KOTOKO)
アニメ『おねがいティーチャー』OP
いい曲でアニメにもすごくあってますね。
アニメも、私はとても大好きな作品です。というより、アニメで何がすき、と言われて真っ先に出てくる作品かもしれません。

・最終鬼畜全部窓
東方関係も30曲はある中でなぜにこれがw
ニコ動から落とした『最終鬼畜妹フランドール・S』を全てウィンドウズのエラー音、起動音で置き換えたものですな。
いい編曲をしています。が、あまりにいい編曲なので不安になってしまいますw 青くならないかとか、しいたけが出ないかとかw

・泣かないキミ(新良エツ子)
『全集 なかない君と嘆きの世界』より。
こうういう声、ダウナー系っていうんでしょうね。新良さんは好きな同人歌手さんの一人です。
「なかない君と~」は映像もまた秀逸。まだ、ひぐらしについて詳しく知らないとき、こっちが一次だと思っていたときもありました。

・Allegretto ~そらときみ~(KOTOKO)
PCゲーム『この青空に約束を』OP
OPでやろうと決めた作品なので秀逸です。曲もですが、曲にOP映像があってますね。
作品自体はいいけど、そんなに好きな作品じゃなかったなー

・Princess Bride!(KOTOKO)
PCゲーム『Princess Bride!』OP
通称『牛骨』元祖、電波曲。ゲーム自体はやってないですが、一時期これをカラオケに入れて最高速で歌っていたのを思い出したw

・Dear You(癒月)
PCゲーム『ひぐらしのなくころに』挿入BGMアレンジ
あまりに有名な作品。私からいうことはなかったり。
DAMにも早く入ってくれることを希望するだけです。

・とおりすぎゆく人へ(KAE)
PCゲーム『夏少女』ED
締めはPULLTOP。『うたのかんづめ』から三曲目。
夏らしいさわやかで、ちょっとだけ寂しさを感じさせる曲です。


というわけで、やたらとPULLTOP関係が多かった……(20曲中7曲)
他多いのはI’veですが、入ってる量から考えれば少なかったかも。
てか、アニソン、ゲーソン以外もやたら少なかったなー。他にも海援隊とかゆずとか中島みゆきとか、とにかくオタっぽくないのも入れてるはずなのに。
これはPCが空気を読んだのか、読めてないのかww

ちなみに三十曲目までやった結果は以下のとおり

・ねえ…しようよっ(KOTOKO)
・吉幾三のグルメレース
・ひぐらしのなく頃に ドラマCD『女こまし編』
・万物創世記のテーマ(筒美京平)
・フラドル
・『U.N.オーエンは彼女なのか?』をアレンジしてみた(あにー)
・風と一緒に(小林幸子)
・目指せ!ポケモンマスター(松本梨香)
・デフォルト女子高生にゃん(田村ひより(清水香里))
・だんご だんご だんご(付属光坂高等学校在校生)

バトン先は、見たカタで、好きな方がやってください。

ついに始まりましたね。
アニメ版「乃木坂春香の秘密
地方で、TV持っていないので情報遅いですが、感想でも書いてみようかと。

このOP曲普通に好きだなー。作品の雰囲気から言って、もっと電波な感じのを持ってくるのかと思ったんだけど。
でも、OP曲とOP映像は若干あってない感じがしますね。

今回は第一巻第一話まででした。

呼び出し放送……これは恥ずかしいww

うわあ……春香譲、能登だよ。
能登かわいいよ、能登。

EDはOPと違って曲も映像も合ってたなあ。

次回予告……あれ? 日曜の七時だっけww

というわけで、私の評価は結構高め。
原作から踏み外すこともなく、いいところはしっかり受け継いでくれているので。
今後、どういうアレンジを加えてくれるのか楽しみです。

7/22 追記
原作読み直してみると、細かい変更多いですねー。
・信長の返し忘れた本が『ビショウジョフィギュアコレクションⅢ 球体間接の歴史』から『イノセント・スマイル』に
・『はにかみトライアングル』の『ドジっ娘アキちゃん』が番組名から『ドジっ娘アキちゃん』に
・ギャラリーのささやきが小さく
・信長の個人情報解説がなしに

まあ、後半は昨今の事情を考えてでしょうね。前半は同じ作者の同名小説に配慮したのでしょうか?

追記
巡回先の人が二件も加えていたので自分も読書メーター加えてみました。右側の『最近読んだ本』ですね。
友人からも「お前、本読むくせにそのことネタにしないよな」などといわれているのでコレを機に増やそうかと思いまして。
……とはいっても、私が読むのって微妙に古かったりマイナー系統だったりするのですが;

登場作品 つよきす(PCゲーム)
登場時期 2005年(ヤンデレ黎明期)
タイプ   他虐・自虐・自壊
番付    西の小結

さて、今日はヤンデレについて語ろうかと思いまして。
まずは、以前別記事に直すと予告していた佐藤良美さん。通称よっぴー。
ちなみに、以前もいいましたが、つよきすはPC版しかクリアしていないのでそのつもりで。

複雑な娘ですねー……複雑にしているのは普段の行動ですね。
彼女の普段の行動として①主人公に近づく女を遠ざけるor釘をさす ②主人公の気を引こうとする(自覚の上で無防備になるなど)があります。
①の行動も含めてヤンデレと言っている人もいますが……私は違うと思います。
①と②の行動は寧ろ腹黒とでもいうべきかと思います。(ヤンデレ初登場スレッドは『病んでる』ではなく『邪悪』ですからね。こちらの方が表現としては正しいかと)
彼女が病むのは彼女のルートに入ってから……それと姫ルートですね。

私はヤンデレを大きく三タイプに分けています。
第一に他虐型、第二に自虐型、第三に自壊型
他虐型が現在もっとも多い(とゆーか、そう誤解されている)ものですね。つまり、相手(ライバル、あるいは対象)を傷つけたりヤっちゃったりするタイプ。
第二はけっこうわかりづらいですが、自分を傷つけちゃうタイプですね。ある意味メンヘラ……とも言えるのかもしれません。自分を傷つけることで他人を惹こうという気持ちもありますが、病むゆえに相手のために自分を傷つけることも多し。
第三に自壊型。これは糸電話とか空鍋とか言うとわかりやすいのかもしれません。つまり、壊れちゃうタイプです。

さて、よっぴー。彼女はその三タイプがすべてそろっているというヤンデレエリートとでも言う存在。さすがは、言葉の産みの親なだけあります。

第一と誤解している人も多いですが、他人に対する牽制はむしろ、彼女は腹黒故にやっていることだと思います。
むしろ、他虐に目覚めるのは姫……エリカルートにおける人形串刺し、あるいはバッドルートにおけるレズりとかでしょうか。
他虐は自虐と隣合わせですからねー……他虐することにより自虐を計ってる娘ですよ。この娘は。キッツイっすね。
自虐は言うまでも無く告白ですなー。色々な。特にエロ方向の。
自分の腹黒さを理解した上で、その腹黒さを自分で認めていないという複雑怪奇な精神構造。いや、ある意味それが人間らしいのですが。そのへんに落ちているキャラよりも。
自壊は……これも言うまでもないでしょう。雨のシーンの直前です。
自虐を求めても、心が自虐に耐えられなくなっていますね。このシーンは。故に壊れてしまう。

自虐が他人を惹こうとするためにやることと、さっき言いましたが、この娘の場合はそうでないのが複雑さに輪をかけていますね。
この娘のヤンデレの根底としてあるのは自信の無さであるように思えます。
つまり、相手は自分のことを見ているか? 自分が相手に相応しいのか?
そう言った気持ちが行動のブレ……ヤンデレさ加減に出ているようです。
「エリーが綺麗じゃななくっちゃえばいいんだ」とか、自信の無さというか劣等感の典型ですよね。
好かれようと行動し、その直後に嫌われようと行動する。
自分の能力を高め、自分を認めてくれるように行動し、他者が自分を認めても自分で自分を認めず他者も拒絶する……
そして、自虐は求めていない(癖としてやっているだけ)なので、自虐故に壊れてしまう。
そんな感じですかね。

私がヤンデレを好きなのはそのネガティブさ故なんですよね。
人間ってーのはポジティブな感情とネガティブな感情の双方がないとおかしい。
しかるに、多くの作品(エロゲに限らず、映画、漫画、小説などでも)においてポジティブさを肯定するがゆえにネガティブさを否定する傾向にあります。
ポジティブさを否定しませんが、それをもってネガティブさを否定するのは私は是としません。

そういう意味で、ネガティブさ故に病んでしまうヤンデレが好きなんですが……よっぴーはつくづくいいヤンデレですね。ネガティブさ。

誤解して欲しくないのは、私はヤンデレという言葉に必ずしも恋愛感情を絡めていません。
よっぴーに関しては姫に対してもヤンデレ(他虐型の)だと思っています。
もちろん、さっき言った通り、他虐は自虐にも繋がっています。親友、つまり自分の大切な人を傷つけるというのはある意味では自分を傷つけることよりも自分を傷つけることです。
それがわからないほど頭が悪い娘じゃないと思います。寧ろ、あの行動はわかってやってる行動と私はとりました。

最近は他虐型が多いですからねー。
それならまだしもグロ=ヤンデレと誤解しているのも多々……
私はヤンデレとグロはお隣さんではあるけれど、別物だと思っていますよー。ヤンデレ自体にはグロは含んでいないと。(お隣さんというか隣合わせで流れかねないとも思っていますが)
そういう意味ではよっぴーは黎明期ということもあり流されなかったいいキャラかと。
2学期ではどうなっているんかなあ……正直期待はしてないんだけど。



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